2018年1月24日水曜日

年度末!今年はドコモも仕掛けが早い。その理由はワイモバイルと楽天モバイル対策【格安スマホ】


■ なぜ今年は、コスト掛けてこんなことするの?

ということで、大枠では格安スマホ、ねた。

ドコモのチラシがポスティングされていました。A4の光沢紙。裏表ともにお得の大アピールであります。

基本的にはローカルネタになっちゃうのですが、ドコモ調布、ドコモ仙川、ドコモ狛江の3店共同、お得セールの告知であります。

地図はこんな感じ。


東京西部のプチ田舎ではありますが、調布と狛江をカバーすると、かなりの人口密度。しかも人力ポスティング。ドコモ本体の販促費が出ないと、きっと、こんな規模のポスティングは無理でしょう。

しかも、去年とかやっていないと思います。

なぜ今年はこんなことするのか?

ちよっと考えて分かりました。今年は環境が大きく変化しているのです。


まず、昨年2017年初春のニトリ狛江店OPEN。1階はヤマダ電機。ヤマダの入り口はスマホの併売コーナーになっています。ヤマダは独自の格安SIM、ヤマダSIMも扱っているので、ワイモバやUQモバイルだけでなく、シンプルにSIMフリーAndroidも並べているのでした。

ニトリは集客力あるし、自動的にヤマダ電機の認知度も高まっているはず。

またニトリ狛江店は、小田急線喜多見駅から歩いて10分もかからないところにあります。小田急ユーザーにとってはアクセスもいい。駅から遠い成城のコジマとはそこのところが大きく違う。

そして昨年2017年秋の調布駅前のビックカメラオープン。


そのビックカメラはトリエ調布B館。最高に良い立地です。んで、じつはドコモショップ調布は、トリエC館内にあるのです。広い。けど、駅ビルになっているトリエA館からは結構、距離がありつつ、まさにドコモショップ調布の前にビックカメラが立ちふさがっている構図となっちょります。

ビックカメラは昔っからIIJmioとつるんで格安SIMに熱心ですし(BIC SIM)、もちろんワイモバやUQモバイルのブースは存在しているのでありますよ。

ここで再び地図。


南は多摩川、西は国分寺崖線(がけ)、甲州街道から北もちょっと高度が上がるといった具合に地政学的に、ある種、閉鎖している地域なんですね、ここ。


んで地図の右下には二子玉川、ニコタマがあります。楽天本社が来て、バブってます・w。楽天本社だけじゃなく、楽天モバイル売っているリアル店舗、楽天CAFEがあるんです。

地図左上の調布から電車でニコタマまで移動しようとするとややこしいのですが、調布駅南口からは小田急バスが出ていて、狛江経由でニコタマに行けます。乗換なしで。

ここで思い出したのは、昨年秋の調布南口の風景。


楽天モバイルの直営リアルショップ。


そしてかつて併売店だった東急ストアの店舗がワイモバイルになっていたのでした。

特に楽天モバイル直営店は、PCやスマホ経由で楽天と契約した人が多いところに出店するという政策をとっています。つまり、このエリアは楽天モバイルの契約者が比較的多いという証左なのでございます。

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つまり、調布にはビックカメラ、狛江にはヤマダ電機、ニコタマまで足を伸ばせば楽天本陣な状況になったわけです。ニコタマはもちろん玉川高島屋がありつつ、東急が再開発したショッピングセンター(ライズ)、蔦屋家電等がございまして、まっ、街自体が買い物の街、と。

結論としましては、調布、仙川、狛江のドコモショップは、仕掛けていかないと、少なくはなく客が奪われる状況下になった、と。

auやソフトバンクに関しては、ここまで目立つ、仕掛けはしていないので、ドコモ結構、アナライズしてるぢゃん、という印象でございます。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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