2017年3月25日土曜日

ワイモバイル?UQモバイル? それともSIMフリー iPhone SE&『マイネオ』?ガチ比較!


■ 間違いなく、2017年の台風の目になるはず

ということで、ワイモバイルに続き、UQモバイルも3月25日から、iPhone SEの取扱いを開始です!

ワタクシ、現在、メイン端末は、Apple謹製SIMフリーのiPhone SE。組み合わせている格安SIMは『マイネオ』となっちょります。

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IIJmio からMNPして、マイネオをメイン端末化したのは、2016年2月。もう丸々1年が経過。

同年6月にSIMフリー iPhone SEを手に入れたわけですが、それまでのメイン端末はAmazonにて購入した白ロムなドコモ版iPhone 5sでした。

ちなみに、ドコモ版iPhone 5s の前は、ソフトバンク契約のiPhone 5s。

■ Apple謹製SIMフリーの存在を忘れるな!

さて、まずはワタクシ同様、Apple謹製のSIMフリー iPhone SEを購入するケースから。

メモリ増量された新型の32GBでいきます。UQモバイル扱いのiPhone SEも32GBの設定のみですから、基本、以降は32GBモデルでの比較ということで.....。

SIMフリーの価格は、4万4,800円(税抜き)。Appleも実に戦略的な値付けをしていることが分かります。最近はドル円の為替レートを半ば無視している印象。

そして、Appleが用意しているオリコのローンは、現在24回までの金利がゼロ。すなわち月々の支払いは2,000円(これは税込み)です。

んで、ワタクシが契約している格安SIM、『マイネオ』の場合、通話回線付き・毎月3GBプランで、1,600円(税抜き)。税込みだと1,728円。

ということで端末代と通信費をプラスします。

税抜き、3,451円。税込み、3,728円。

まあ、約3,500円(税抜き)としておきましょうか......。

んで、ワイモバとUQモバイルの32GBの月々の支払額を比較。表面的な料金は、2社横並びですから、2年の総支払額をトータルして、24ヶ月で割った金額をば。

ぢゃん。約4,500円(税抜き)。

定額通話付き、さらにデータ容量は月々6GB。んで、(たったの?)千円差。

一般的なMVNO(格安SIM会社)が、怒るわけですよねー、これ。

さらにUQモバイルは、マイネオ同様、低速モードの設定もあって、MNPの場合、低速モードは下り300kbps となります。高速モード(6GB)を使い切っても、ソートーに使える低速モードが、ななんとマイネオ同様、使い放題なのです。ヤバイ・w

ちなみにワイモバには低速モードの設定自体がありません。3大キャリアとここは同じ。

実際問題、ワイモバ版、UQモバイル版 iPhone 5s は、昨年2016年春に発売されて以降、日本市場で爆売れ。2年半落ちの端末が爆売れ。それが今年2017年年度末まで続いたのです。つまり、3年半落ちが爆売れ。

一方、ワイモバ&UQモバイル版iPhone SEは、型としては1年落ち。が、メモリが倍増設定された進化モデルでして、32GBと128GBへ。にもかかわらず、5s と較べて実質、お値段据え置き状態.....。ヤバイ・w

あと、ドコモ、au、ソフバン扱いのiPhone SE 32GBの場合、カケホ&月5GBプランで、税別 8,500円くらい.....。話にならぬ・w

でも、UQモバの親会社は、KDDI(au)、ワイモバの親会社は、ソフバンなので、自分で自分の尻尾を喰っているというか、自分の首を締めているようなものでは?

確かに、そう。

■ 想像以上にAppleの超戦略ウェポンなのです

そこで小姑以上に五月蝿いはずのAppleの意志を勝手に妄想してみることにします・w

・ ASUS、HUAWEI、FREETEL といった、格安SIMフリーAndroid が、日本のマーケットで一定以上のシェアを握ることを防ぐ。

・ ドコモと契約なったはいいけれど、Appleの当初の想定よりも、ドコモ扱いのAndroid比率が落ちていない、かもです。auとかソフバンと較べても“最もお尻の重いユーザー層”を抱えているとしていいでしょう。お尻が重いってのは、つまり、Android → iOS への移行にも、お尻が重そう。iPhone が欲しい層は、とっととauやソフバンへとMNP済みだったのでは? なので、Appleはドコモにお仕置きなのでは?

・ お仕置きとは、サブブランドを持たないと明言しているドコモの場合、ワイモバ&UQモバ版iPhone SEが、絶対的な価格の安さ&安心感をもって、新規の若者、及び、ドコモからのポードアウトを躊躇してきた層に対し、大いなるインセンティヴを発揮する可能性を孕んでいるということ。

・ ということで、とにかくAppleは、日本を世界でも例のない林檎大国のままにしておきたい。いや、それどころか、もっと林檎のシェアを上げたいぞ、と。

・ 楽天モバイルがポイントバラ撒きつつ、格安SIMフリーAndroidを売りまくっているのとか、マジで潰したいと考えているはず。

その回答がワイモバ版&UQモバ版 iPhone SE としていいのでは? 超戦略ウェポインということです。

■ ワイモバにする? UQモバにする?

ではここで、ワイモバとUQモバの争いに関して.....。

ワイモバが独走しているのも、何よりユーザーとのリアル・タッチポイントの多さ。ワイモバ以上にTVCFをブッ込んでいるよう見えるUQモバですが、リアル・タッチポイントの絶対数の違いは、すぐにはキャッチアップできない。

ワイモバが、32GBモデルだけでなく、128GBモデルもハナから用意しているのも、数売る自信の現れとしていいでしょう。

ただし、ワイモバとUQモバの“中身の差”を吟味すれば、先にも述べましたよう、UQには低速モードが使い放題という大メリットがありつつ、端末をApple謹製SIMフリーiPhone へと変えても、“テザリング可能”というのも大きいです。

※ ただし、この2点の違いが“腹に落ちているユーザー”は限定的。

ちなみに、iPhone SE はSIMロック解除OK世代 です。中古市場の評価も高いはず。ワイモバ版&UQモバ版 iPhone 5s はまだ売っていますが、リセールの事を考えたら、5s の一括100円状態には、マジで目をつぶったほうが良いです。リセールだけのことを考えても、5s 買うと、結局は高くつくはず.....。

ワイモバ版 iPhone SE VS UQモバ版 iPhone SE。

ワタクシだったら、UQモバをチョイスしますが、リアル・タッチポイントの圧倒的優位性をもって、実売は、ワイモバが圧倒することでありましょう。これは必然。

■ ダイエットと同じで、一度ギリギリまで絞ってみるのが正解

ぢゃあアナタもUQモバイルにMNPするのか? との問には......。

否、と答えます。

なぜなら、iPhone SE とマイネオの組み合わせで何の不満もないからであります。繰り返しますが、もう9ヶ月も、この組み合わせであります。

マイネオの場合、3GBプランでも、いざとなったら「フリータンク」システムによって、無料で1GBもらえちゃう。つまり、4GB/月。

しかも、バースト転送付きの低速モードは使い放題。Spotify とか、聴き放題ですわ。

あと、ワタクシの場合、発信通話はほとんどしない。VoIP の LINE 及び、Google ハングアウトダイアルを利用しています。※ Googleハングアウトダイアルは、マジで便利ですので、ぜひググってみてくださいまし。

UQモバ版 iPhone SE VS SIMフリー iPhone SE &『マイネオ』。

月々 約1,000円の差。たったの1,000円ぢゃないか! はい仰せのとおり。ただし、24ヶ月分なら、2万4,000円(税別)の差となります。税込みだと約26,000円の差となります。

いかがでしょう?

■ Apple にとって格安SIMベンダーそのものが敵

ここまで書いて、Apple のもうひとつの敵が思い浮かびました。

それは、ドコモ系、au系の格安SIMベンダーですね。

なぜなら、キャリア契約のiPhone を使いまわして、格安SIMと組み合わせるユーザーが嫌いだから、でしょう。2年の契約が満了して、さらに同じ端末を1年、2年と使い続ける輩は、Appleの敵です・w

事実、マイネオのiPhone ユーザー率はすごく高い。SIMフリーを買っているというよりは、ドコモ版、au版のiPhone 5sとか、6を使いまわししているせいでしょう。事実、マイネオのドコモ系とau系のシェアはほぼ拮抗しているのでした。

Android比率が高い楽天モバイルとは、ユーザーの属性が異なるわけです。楽天モバの場合は、格安SIMフリーAndrord のセット購入がボリューミーなわけです。

格安SIMベンダー全体を叩きたいのがAppleの狙い、と。

Appleとしては、3大キャリアと、これまで通りグルになって、2年縛りを維持しつつ、高額でAppleが儲かる最新ハイエンドiPhone を売り続けたいわけです。当然、ですね・w

ということで、皆々様には、「ダイエットと同じ。一度、ギリギリまで絞ってみては?」とお伝えしたいです。マイネオ、ぜひ!

ちなみに、マイネオのエントリーパックをAmazonで購入しつつ......



マイネオ 紹介キャンペーン』(← マイネオな直リンク)ページから契約を進めれば、いわゆる初期費用のゼロ化が簡単に可能です。つまり、ハナからお得、と。ぜひっ。

とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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