2017年2月9日木曜日

IIJmio のMVNE事業を支えているのは、イオンモバイルの躍進!その魅力を比較検証!


■ 老舗勢が足踏み、新興勢力伸びる

ということで、IIJが、2016年度第3四半期(2016年9月~12月)の決算を発表いたしました~。

第2四半期でも、その傾向は出ていたのですが、IIJmio本体(濃いピンク)の伸びは若干減速しつつ、MVNEとしての回線数増加が、“極めて顕著”となりました。

第3四半期(薄ピンク)の伸び方は凄い。

ここで、通話回線付きのSIMに於ける、格安SIMブランドのシェアを再確認です。


楽天モバイルは化け物ですね。

ただし、この円グラフにはランクされていませんが、ワイモバイルが、楽天を凌駕する勢いでシェアを伸ばしているに違いありません。

楽天モバもそうなのですが、超ハイスピードで、勝者が入れ替わるのが格安SIMギョーカイ。油断は禁物、と。

2位は、OCNモバイルONE。ここもIIJmio本体と同じく、シェアが伸び悩んでいます。

3位は、IIJmio本体。

4位は、新興勢力でありつつ、独自サービスを展開するmineo(マイネオ)。4位は、まさに大躍進。サービス内容も極めて魅力的なのですが、ここまでの大躍進を果たしたのは、どうもauユーザーの乗り換えが絶大みたい......。

5位は、BIGLOBE。老舗ですが、ジワジワとシェアを落としている。KDDIに買収されちゃったし.....。UQモバイルとの棲み分けも不透明だし、まっ、そのうち仕切り直しのアナウンスが発表されるか、と。

■ 結果がすべて。イオンの魅力を再検証

ようするに老舗勢が減速しつつ、新興勢力が元気いい、という傾向ですね。


んで、6位が、イオンモバイル。独自ブランドとしてリスタートして、まだ1年そこそこ。にもかかわらず、一気に6位のポジションまで来たっ。

イオンモバイルのMVNEは、IIJですから、まさにIIJモバイル全体の回線数増加の立役者と言えるでしょう。

ちなみに上円グラフの中で、IIJモバイルをMVNEとするのは、DMMモバイル、BIG SIM、U-mobileの一部。ここでも、IIJとの付き合いが長いほうが、ビミョーに元気ない印象があります。

では、イオンモバイルの魅力とは何なのか?

まず料金プランの妙。

格安SIMギョーカイで、大きな尺度となっている、3GBプランが無いっ!

しかし、他には見当たらない、4GBってのがあって、その価格は、データSIMで、980円/月。

3GBプランのギョーカイの相場は、900円/月なので、あと80円出すだけで、1GB増えちゃうのは、“使う人”にはとても魅力的。

しかも、ギョーカイ最安値級の価格設定すると、すぐに競合が追従するギョーカイにもかかわらず、イオンモバイルの4GBプランに関しては、他は見て見ぬふり......。

ボリュームゾーンでの1GB分=たった80円の差って、結構、チャレンジングな設定なのでしょう。

ちなみに、イオンモバイルの2GBプランは、780円/月。2GBで済んじゃう人の絶対数は多いし、しかもイオンモバイルは、バースト転送付きの低速モードがあって、それが結構、使えるものだったします。

※ バースト転送付き低速モード = 基本、IIJモバイル系の格安SIMブランドの基本設定となっています。イオンだけが特別ではないので念のため。

レッドウォーシャン中のレッドウォーシャンたる、3GBの設定を、あえて外すって、結果からすれば、すごく頭が良かったのかも......。

■ 全国のリアル店舗が圧倒的アドバンテージ

ただし、です。

料金設定をちょっとイヂったくらいで、突出したシェアアップを果たせるほど、格安SIMギョーカイは甘くはない.....。

では、他のイオンモバイルの魅力とは?

やっぱり、全国217店舗での、リアル・イオン・総合スーパーマーケットに於ける、対人販売、及び即日MNPが可能なところでしょう。

Ad.


ワタクシ、東京者なので、イオンが展開する、マイカー移動大前提の土地柄の雰囲気がいまいち分かりません。そういう地域で、ぶっ刺さっているのかな~という感じ。

キャリアショップにわざわざ出向くよりも、イオンのほうが、よっぽど身近だったりする土地柄.....。

データ的には絶好調な雰囲気のイオンモバイルですが、じつは強敵を内包はしています。

それは、イオンモバイル・コーナーと併設されているだろう、ワイモバイル・コーナーであります。もちろんUQモバイル・コーナーも強敵化しつつあるぞ、と。

ピコ太郎と桐谷美玲のTVCFをガンガンと流していて、店内装飾なんかも、ソフトバンクがドカンと予算出しているわけです。

果たしてイオンモバイルの勢いが続くのかな~、というのが注目点でしょう。

だって、まだあまり知られていないんですけど、ワイモバの“新 ワンキュッパ”は、プランSのデータ容量を、1GBから2GBに上げてきたんですわ。MNPしてきたら、倍の4GB。

まさにイオンモバイルの“売り”の数字ですわ。4GB!

■ 最新のワイモバイルの“現場”が凄いことになってる!

たとえば、ビッグカメラが提供する、BIC SIMの立場なんかも同じ。ちょっと調べてみたら、IIJmioってブランドの評価が高いらしい。とりあえず近所のビックカメラ寄ってみるか~となって、そこで待ち構えているのが、ワイモバイル!

ちなみに、知り合いが2月に入って、au からワイモバにMNPしました。夫婦と娘のau 3回線分。場所は新宿のヨドバシカメラ。

チョイスした端末は、iPhone 5s。既に実質ゼロ円化済み。

家族割が効いて、一年目はワンキュッパどころか、一回線1,700円くらいらしい...。

んで、新ワンキュッパが適用で、MNPだから月のデータは4GB。

10分までの発信通話が、確か300回でしたっけ?

んで、です。ハナシはここで終わらない。

auの光回線を自宅に引いていたそうですが、ソフトバンク光に契約し直したら、三人分の家族割が光回線代に適用されて、月額500円くらいになっちゃったんですとー。

今まで5000円払っていた固定回線代が、ななんと500円ですとー。

あくまでも新宿西口ヨドバシカメラ本店でのオハナシですので、お間違いなく。

光回線の工事費なんかも、ヨドバシが全額負担して、ポイントで還元してくれるってオハナシでしたから、激安の更なる激安は、ヨドバシも一丁噛みしているのは間違いないのでして....。

娘のスマホ代は、今までもこれからも娘が払う。

auのiPhone 5s は、二年前にこれまた3回線まとめてソフバンからau へとMNPしたもので、相応のキャッシュバックがありつつの、月々の支払いは一回線でひとり4,000円だったそう。

夫婦ふたりで8000円。これに光回線の5000円を足して、約1万3,000円/月。

それが、24ヶ月分の支払いを均等化すると、ワイモバ版iPhone 5s 分が、2,300円×2=4,600円くらい? ここに光回線の500円/月を足す.....。すると5,000円/月ちょっと。

おいおい。少なく見積もっても、毎月マイナス7,000円にて、ほとんど変わらない環境が手に入っちゃう......って、めっちゃ喜んでました。そりゃ喜ぶわ。

ということで、ハナシはなぜか、ワイモバイルやば過ぎ~で終わる・w

とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP





0 件のコメント:

コメントを投稿