2012年7月20日金曜日

続「Xperia SX」について


関東でも超珍しい「Xiが下り75Mbps」なピンスポットで、再び「Xperia SX」をイヂってみました・笑。

アプリ『RBB Speed test』による実測で……下り48.40Mbps、出てた。すげー。初めて見たこんなの。

ということで動作環境には文句はあるまい。

一度「Xperia SX」を実体験してから、optimas itとか、optimas xとか、iPhone4Sとか、イヂくってみつつ、ふたたび二度目の「Xperia SX」体験とあいなりました。

さて?

印象は…。画面がやたら狭く感じる。そして…… 軽すぎ、かも。

自分でもビツクシな印象の変化……。

optimas itの4インチと比較してさえ、見にくい。細かい文字とかの視認性もあまり良くない。筐体の幅そのものがひとまわり違うのですね……。当然、モニタの幅そのものも。

そして、です。

各種入力の操作性を高めるために「ある程度の重量」って必要なのかもしれないと、今回は激しく感じられた。

たとえばiPhone4Sは3.5インチなのに140gもある。iPod touchの激薄・激軽とは対照的。フツー、軽ければ軽いほうがいいって考える。ただ、操作性とか考えると「ある程度の重み」って実は性能なのかもしれないと思ったわけです。もちろん筺体とかモニタのサイズとかのバランスがあるとは思うのですが、単純に軽くすると「座り」みたいなものが悪くなるだけなのでは? と。

たとえば二つ折りのガラケーの場合でも、片手入力の時とか、モニタ側の質量を上手に利用していると思うのです、人って。無意識のうちに。入力達人となれば尚更でしょう。

もちろん手に持って、ただ画面を眺めているだけだったら絶対的に軽いほうが有利かも。でも、フリックしたりスワイプしたりタッチしたり、かなりせわしなく画面をイヂくっているんぢゃないかな、スマホの場合。そういった動的なシチュエーションでの「座りの良さ」みたいな概念に気づいたというか、気づかされたというか……。

もちろん「軽ければ軽いほど、ありがたい」というニーズが間違いなく存在していることは理解しています。言いたいのは「スマホとしてのトータルバランス」とか「トータルでのユーザーエクスペリエンス」について。為念。

あと今回は「AQUOS PHONE st」も、ちょっとだけイヂってみた。3.4インチの108g。まあ、これに関しては基本コンセプトが露骨に「音楽」なので、あまり自分には感心なかったから、まともにイヂっていなかったのですが、今回はあえて「コンパクトモデル」の比較ということでイヂってみた。

もちろん先に述べた「フル・Xi環境」で。

で、イヂりつつ、自然と……「プロセッサーは何だ?」と思った。

なぜなら、すべてが遅いから。

MSM8255。それも1GHzのシングルコア……か。

ここでSamsungの開発の人がAndroid2.x系でもデュアルコアぢゃないと、その能力を活かせないと語っていたことを思い出す。あと、先日もXperiaの2.x世代のモデルをAndroid4.0へと正規にヴァージョンアップするの諦めたっていうニュースあったでしょ? これも本質的には同じ理由ですよねぇ……。

いろいろあるんですねぇ、最新スマホって……。






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