2012年7月12日木曜日

続「Galaxy S3」

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情報のみの前段階。「Galaxy S3」の姿カタチとか、スペック、どう捉えたか。

まず、画面サイズ。

Galaxy Nexusの4.7インチよりも、「0.1インチ」大きい。1インチではなく、0.1インチ。画面対角線にしてわずか「2.54ミリ」。

それが果たして必要か?と思ったし、同時に「少しでも目立つ数字を大きくする」という販売政策面みたいな戦略として捉えた。

またGlaxy Nexusは、固定キーをソフトキーとして、画面内に収める。一方、Galaxy S3はソフトキーではなく、「メカニカルキー&タッチセンサーキー」を固定としてる。

つまり、だ。

Nexusとほぼ同じ筺体のサイズの中で、画面を0.1インチ拡大すれば、固定キーは、筐体の下端ぎりぎりに配置される……ということになる。

正直「実用性を無視して(売らんかな、な)スペックに走ったのでは?」と思った。

しかし、実際のGalxy S3に触れるに従って、それら先入観が誤りであったことに気付かされた。

たとえば筺体の隅に配されたタッチセンサーキー。auのHTC Jも似たような配置だが、HTC Jは、想像どおり、誤って触れてしまって誤作動を起こさせてしまうことが少なくない。

かたやGalaxy S3は、不思議なほど「誤って触れてしまう」といことが少ない。これは実際に触れて気づいたこと。よくみれば、固定キー部分の筺体は、強くラウンドしている。このラウンドさせた下部にタッチセンサーボタンが配されているので、誤って触れてしまうことがほとんどない。

次に「キーボード」。

個人的にスマホに強く求めるのが「片手でどこまでできるのか?」である。

特に片手操作で煩わしいのが「キーボード入力」に際してだろう。



こちらのスクショはGalxy NexusでGmailを開いた時のもの。下端は画面内の(ソフトキーによる)固定キーが写り込んでいる。この部分は上下で1cm弱あるが、当然キーボード下端は、その分、上に配置されることになる。

一方、Galaxy S3はキーボード全体が下へ1cm以上降りることとなる。

これが片手持ちの場合、「親指の自由度」「親指のリーチの余裕」となって絶大なる差を生み出す。

さらに、各アプリの「設定」キーの配置場所。意外とアプリの「設定」はイヂる機会が多いと実感している。

Galaxy Nexusの場合は、右上に「設定」ボタンが配されることが多い。じつは、固定ソフトキーは液晶であるがゆえに、アプリレベルで固定キーの左右に設定キーを新追加するということもAndroid4.xでは可能なのだが、それに対応しているアプリは限られている。ちょっと呆れるのはGoogle謹製アプリでさえ対応していないものが多いということ。

一方、Galaxy S3の場合、固定キーの配置は、Android2.x系を踏襲するもので、左端が「設定」となっている。これはOSの設定はもちろん、アプリ起動時には「アプリの設定」となるもので、ここでも「片手持ち」の利便性に大きく貢献している。

最初は「Android2.x系」からの乗り換えニーズを想定しての設定と考えていたのだが、SamsungにはSamsungのユーザー側に立った視点、Googleとは違う視点が存在するのだと考えるようになった。

これらに加えて、例えばGalaxy Nexusとの比較であれば、Nexusは、筐体下部に厚みを持たせ、上部になるほど限りなく薄くするというデザインなのだが、「均一で激薄」なS3のほうが、片手操作にもちろん優位となる。

当然、これら2台は、プロセッサーの基礎体力も異なっている。その差は何気ないところでも実感できるところだし、ましてや大量の画像を処理するシチュエーションなどでは、やはり世代の違いを痛感せざるを得ない。これはAndroid4.1にアップグレードしても埋まるものではないだろう。

以上、個人的にはめちゃくちゃGalaxy S3、気に入っている・笑。



ただし、様々な場所でスピードテストも行なっているが、やはり数値で比較すると、LTEの謳い文句ほどには超絶スピードではないよう。なのでXiはいらない、というか個人的には必要がない。

まあ、香港版とかのGSMモデルって、ガラスマ機能付いていないから、もっとスリムらしいんだよな……。いいなぁ・笑






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