近場のau直営店にブラリ入ってみた。初めてかも……ココ。
「HTC J」が入り口正面に待ち構えていた。個人的には、すっごく前から出ている機種に感じられてしまう……。他キャリアと比較してもブッチギリで早い発売だったゆえ。
また店舗内レイアウトで特徴的なのは、一等地の専用ディスプレイにiPhoneの実動機が3台も配置されていること。ここでは「次のiPhoneって何のことですか?」みたいな空気が支配的かもね。
さて、夏休み。新しいスマホが欲しくなる時期。まさに商戦ですな、今。
で、あれ? 旧モデルらしいが…。
「optimas x」 とな。前から4インチとか出てたんだ、LG ……。ただし、もちろんAndroid 2.3。iPS液晶はやはり「optimas it」同様、キレイだな~。 なるほど、これにガラスマ機能フル搭載してAbdroid 4.0としたのが、「optimas it」(docomoモデル)なのか、と。ただ感じたのは、もしかするとAndroid4.0メリットって、小さい画面の高精細な表示にも効くのかもな、ということ。ちょっと興味深い。
で、いろいろ夏の新モデルとか、以前からあるAndroid2.xモデルをイヂってから、iPhone4Sをイヂってみたのですが、さっすがですね~。
Androidの文脈とは全然違うのだな、と。UIのデザイン、Retinaの超高解像度、発色の美しさ、そして超ヌルサクな操作感……。画面のインチ数とか忘れさせる世界が凄い。これはいつも感じること。ホントに3.5インチなのか、と。
商品力は間違いなくあるな、今だに。こんだけ最新Android4.0系のいろんな機種をイヂくっても、やはりそれを思わせる力。Apple凄いわ。
ともあれ、です・笑。
何だかんだいって国内キャリアにおけるdocomo様の影響力は超絶に凄く、それは端末メーカー各社に対する要求力の強さとも言えるはず。きっとauをして、docomoの強い影響下にある国内メーカーの(auに対する)対応は忸怩たるものがあるのではないか、と。
過去の実績、現在でも5割ちょい切りな独禁法ぎりぎりの圧倒的シェア率、ゆえの商品企画段階からのコンセプト・ディレクション……。それは発売時期とかにも当然及んでいる、と考えるのが自然。でもそれは他キャリアも巻き込む、と。
たとえば、今回の「HTC J」ギョーカイ内だと結構なニュースだったのかも……。とくに販売時期。
滅茶苦茶発売タイミング早かった。本来、夏モデルってあのタイミングであるべき。ただし、新OSたるAndroid4.0を咀嚼する時間とか、CPUの供給不足とか今年は全体の流れが違っていた、と。特にガラスマメーカーは遅くなる傾向にあったか、と…。
HTCは、Samsungに完全にヤラれてしまったているのが現状。そしてdocomoのGalaxyに対する影響力も実はでかい。
そこで、HTCの今回の出方としては、これから日本市場では「auでゆく」っていう意思表明なんぢゃないかな~、と。だってdocomoとしてはイラっとくるよね、この突出した早いタイミングでの発売って。
6月のMNPの数字にも間違いなく出たでしょう、「HTC J」の威力は……。
auとしては年末にはiPhone5、同時にLTEの一気立ちあげを予定しているので、この夏は、iPhone4S と HTC Jの二枚看板で乗り切る、いや乗り切れるっていう算段かな、と。あるいはこの程度にしておこっ、みたいなぁ。
あと訪れた店舗の目立つところには京セラの夏モデルもあったけれど、これはau独自モデルということと、何よりauの大株主のひとつが京セラっていうのが絶大だよね。ちなみにこの京セラモデル、個人的には液晶の描画で「……」となったし、その後ホーム画面が崩れるというトラブルが発生したと思います……。
基本的には「iPhone 4S」と「HTC J」の二枚看板。
このシンプルな体制で、夏のauが、どれだけMNP伸ばすのか、あるいは伸ばせないのか、7月の数字も注目したいですねっ。
キラーな端末、少数精鋭でよろし。
— Kohei Saitoさん (@koheiSaito777) 7月 19, 2012
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