もう次が来たの? とワタクシは思いました。
iOS 9.3.5 のことであります。
ちょっと前まではIIJmio のご託宣が出てから速攻アプデしていたのですが、そもそもOSのアプデって、トラブルあったりするので、最近は、まったく急いでいなかったのでした。
が、です。
iOS 9.3.5 の場合は、特定の組織が開発したマルウェアのブロックのために速攻でリリースされた模様。
iOS 9.3.4 までのiOSには3つの脆弱性があり、そこを攻撃するプログラムなんだとか。
しかも何処が作ったのか?まで特定されていてビツクシ。
イスラエルのNSOという組織らしいです。んで、このプログラムをNSOは、海外の政府や企業に販売しているんですとー。
手口はこう。
匿名のSMSを相手に送る。
そこにはリンクが張られていて、不用意にそのリンクをタップすると、自動的にマルウェアがインストールされちやって、ユーザーには完全に秘匿した形で、脱獄状態へ。
パスワードも含めて、全部のデータを吸い上げちゃうのだそうです。
怖すぎでしょ、これ......。
いたずらとかじゃなくて、商売でこんなの売っているのが怖い。買う政府とか企業とか、絶対にいるな......。
NSOは、iOSだけでショーバイしているのではないんですと。Androidも、当然含む。
Android 6.0で動くワタクシのNexus 5とか、Xperia Z3 Compact とかも、毎月のように、セキュリティアップデートが来て、正直、煩わしいのですが、今回、やっぱり大切なアプデなんだなー、と思った次第。
※ 去年の秋くらいにAndroid至上、最悪の脆弱性が発見されて以来のこと.......。
Ad.
一昔前は、iPhone安全、Androidは怖い......みたいなオハナシが普通に交わされていたと思います。けど、最近はあんまし聞かない.......。
けど、ハックする側は、どんどん先鋭化していっているのは間違いないし、それこそiPhone 7では、おサイフケータイに対応するとか、端末が扱う個人情報の量も拡大していっている。
まあ端末を買い換える理由っていろいろありますけれど、各種アプデが放置プレイ状態になっている古すぎる端末を使い続けるのは、セキュリティ面で大いなるリスク......と考えたほうが良いでしょう。
ひとりのスマホからデータを吸い上げ続けると、次なるターゲットに不用意にリンクをタップさせるのっても巧妙化しやすいしなぁ......。
ということで、知っておいたほうが良いネタでした~。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP
Tweet
0 件のコメント:
コメントを投稿