ということで、カメラが抜本的な進化を遂げたのでは? とされるXperia XZ と、X Compact。
発売から二週間くらいが経過したので、落ち着いた各種インプレが増えてきました。
んで、先日、某ITメディア系で、XZ と、Z5 のガチなカメラテストが掲載されていたのですが、それが大変参考になりました。
まず大前提は、プレミアムおまかせオートのみの比較。マニュアルモードでの比較は行わない、とのこと。さらに、指先タップでのピンあわせの位置決めみたいなこともしない、と。
素晴らしい大前提。
んで比較写真その一。日中青空の、高層ビル。
これはそもそもZ5というか、ペリアのカメラは得意なほう。ただし、ワタクシ的には、画角によっては、レンズの性能、特に周縁部の歪みが気になることもあるぞ、と。
ちなみに、XZもZ5も光学系は基本的に同じ。
次。比較写真そのニ。青空バックの紅葉。
なるへそ。ピンは木に合っているわけです。Z5 は葉っぱが露出オーバー気味で、紅葉の色味も若干薄めになっちゃう。一方、XZ は葉っぱの輪郭はくっきりしつつ、色味もしっかり出ている。
実はこの写真が一番、目からウロコでした。
Z5 のほうは、「こんなもんかな」でスルーできちゃうレベル。
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けれど、RGBC-IRセンサーが機能していると、晴天時でも、撮影対象物のホワイトバランスとかも正確に測定できるわけで、露出も含めたところで、紅葉の葉っぱのクッキリ感と色味の適正化が可能になっちゃうんですねー、っと。
この差は大きいわ。
次。比較写真その三。太陽そのものがフレームインした状態での紅葉。もちろん超逆光。
この場合、テスターが指摘したい意図は、派手なゴーストがどちらのカメラでも出るということ。ペリアの光学系、特にレンズの未熟さに対する指摘。テスターは、歴代のペリアの所有者でもあるようで、ペリアの弱点を熟知している印象。
あえて「レンズも進化させてね」的な比較写真なのでした。
次。比較写真その四。屋内でのピザ。
その差歴然。Z3 Compact のオーナーでもあるワタクシは、Z5 のほうの上がり見ると、胸がムカムカしてくる.....。ワタクシの場合、X Perfomace 世代までは、今後、絶対に買わない。
※ X Compact ではなく、X Perfomance ですので、お間違えなく・w
次。比較写真その五。新そば。ざる蕎麦。
もちろんピザと同じ結果。というよりも、テスターの人の食の趣味がワタクシの好みと一緒。どうせ撮るなら、こういうピザとか、蕎麦とか撮って欲しい的な・w
他は、夜間のクリスマス・イルミとか、湯気漂う温泉旅館街(修善寺?)とか、暗い室内での猫とか。
5軸手ぶれ補正は間違いなく効いている。
んで、です。
XZが圧勝過ぎるので、Z5に無理くり配慮するようなコメントが泣かせます。ちゅーか、まずは上がってきた原稿読んで、編集が泣いたのだと思います。「先生、もうちょっとだけ、Z5 にも救いがあるようにご配慮いただけないでしょうか?」と・w
ハッキリ言って、ワタクシは、iPhone 5s の代わりに、Xperia Z3 Compact SO-02G をメイン端末にしたくて、白ロムを購入しました。
当然、ソニーのカメラには期待。んで、実際は超絶ガッカリ。
ご大層にも“プレミアムおまかせオート”なんてネーミングまで付けて、これかよ! と。
そもそもZシリーズ当初から“飯マズ”の肩書は、一部には有名だったわけで、Z3世代になっても、これなのか.....と。
ワタクシの判定では、結局、今年夏のX Perfomance まで同じ。
ドコモ Xperia Z の発売日は、2013年2月。
3年半近く放置プレイか......。
十時体制になって何かがドラスティックに変わるのか? と期待していたけれど、結局、製品そのものは変わらなかった、と。コストダウンとか、リストラとか、ラインナップの集約化とかはしていたんでしょうけど、肝心なのは製品そのものでしょ。
ソニー本体のCEOとか、「この飯マズだけは、早急に何とかしようぜ」とか言わないのかなぁ。
ソニーの社長なんだから、当然、ペリア使っているわけでしょ。いやいや、ソニーの社員だったら、基本ペリア使っているわけでしょ? ソニモバの人とすれ違った時、チクチクしないのかなぁ・w
ともあれ、です。
X Compact の国内版SIMフリーモデル、出ないかな.....とは思っている今日此の頃ではございます。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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