2015年5月1日金曜日
【2015年夏モデル】 ソニー『Xperia Z4』のモックを実際に眺めつつ考えてみたっ!
ということで、勇躍、ソニー 『Xperia Z4』 をイヂりまくって差し上げようか......と思っていたのですが、展示品はモックで、しかもショー・ケース入りでした。
ガックシ。
ただし、雰囲気は掴むことはできました~。
サイズとかデザイン・モチーフとかは大差ないので、よっぽど詳しい人で無い限り、『Z3』か『Z4』か、一瞬で見分けることは難易度高し、でしょう。
もちろん『Z4』は、筐体側面のキラキラ感とか、背面の色味の強さとか、“最新モデル”としてのオーラは放ってはおります。興味ある人は違いが一発で分かるでしょうけど、多数派にとっては......どうよ? てな印象です。
厚さは、6.9ミリ。Z3より、“0.4mm”も薄くなりました。
重さは、144グラム。Z3より“9g”も軽くなりました。
この領域になると、“大きな違い”とも言えるし、大枠では“似たようなもの”......と表現する人もいらっしゃることでしょう。
で、『Z4』の正体なのですが、中身のポイントは、64bitの新世代CPUの、“Snapdragon 810”というところが絶大。
ムーアの法則的に言って、完全に新世代。
ソニモバの偉い人が言った「Zシリーズの完成形」というより、『新世代 Zシリーズの始まり』という捉え方もあるかと存じます。
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クルマで言うところの“エンジン”の世代が異なるので、プラットフォーム(クルマで言うところの車台)まで全面刷新されている、ということ。
その結果として、充電口が一般的な場所に配置された“防水型 micro USB”だったり、SIMトレイとmicroSDのトレイが一体型となったり、構造面での抜本的な“変更点”が散見されるわけです。
ただし、“新世代”と言って浮かれているだけではキケン。新世代ならではの未知なる世界......というのも広がっているわけです。機械もののバヤイ、ビミョーに避けたほうが良いかも的な要素はある.......(なので、値頃感の強い『Z3』をあえて選ぶというのも結構、“通”な選択肢かも......)。
クアルコムのSnapdragon 810の安定性のほうもビミョー。
たとえばSamsungは、勝負の『Galaxy S6 / S6 edge』には自社製SoCを搭載。
正式発表なったLG社『LG G4』は、Snapdragon 808だったりします。
『G4』だってLGにとっては勝負。LGはGoogle謹製『Nexus 4』と『Nexus 5』を連続して手がけたという決して無視できない実績と実力がある.......。
そこがあえて、808のほうをチョイスしたってのは無視しちゃいけないんぢゃないかなー、とか思ったりします。
またソニーの今年の春の動きは例年にないものでした。
ドコモ様、au様、ソフトバンク様の2015年夏モデル・正式発表会に先んじて、『Xperia Z4』を発表したこと。またワールドプレミアではなく、日本国内で先行発表したこと。
もちろん同じよう、日本向けに自社開催の発表会を行ったSamsung『Galaxy S6 / S6 edge』の牽制という側面が大きいはず。なにせもう、ドコモもauもS6・シリーズを絶賛販売中ですしぃ。
で、丁度二年前、2013年夏。ドコモは「ツートップ戦略」を採用しました。
結果、バカ売れしたのが、『Xperia A(エース)』。
今年、2015年夏は、その“更新月”となるわけです。
2013年夏、NECとパナソニックは、真っ先に国内スマホ市場からの撤退を発表。
ドコモの「ツートップ戦略」に愛想が尽きたというよりも、当時、水面下で行われていたドコモとAppleの契約に関する情報がギョーカイの裏では、筒抜けだったに違いありません。
そして現在.....。
シャープは相変わらず元気がない。
富士通はドコモがiPhone扱うようになってから、確実にシェアを落とした。
Samsungに代表される韓流は、もともと日本ではビミョーなところにきて、ここ2年でさらにビミョ~度が高まってしまったのは間違いなし。
ソニーが、2015年夏の日本市場で“Android ひとり勝ち”を目指すのは、当然のことではないでしょうか?
そのために、ほぼ“Japan Special”として用意されたのが、『Xperia Z4』なのだと、素人は勝手に推測いたします。
もちろん台湾とか香港とか他の国でも売るだろうけれど、メインターゲットは、あくまでも日本なのでは? ということ。
で、です。その“次”。
『Xperia Z5』は、2015年秋口、ベルリンでにて開催される『IFA』にて、きっとお披露目されることでしょう。もちろん勝手な推測です♡
『Z4』までのデザイン・モチーフとはガラリ変えてくる........はず。
ともあれ、ソニー・モバイル様には頑張っていただきたく。『Z5 Compact』、『Z5 Ultra』のほうも、ぜひよろしくお願い致します。
とりあえず、いぢょ!
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