2015年2月3日火曜日

Chromebook無かりせば、ASUS『EeeBook X205TA』は存在しなかったかも!


実機に触れもせず衝動的に購入してから、いろいろとASUS『EeeBook X205TA』の“正体”を調べているというワタクシ.....・笑

手元に来てから約10日が経過しましたが、ますます気に入っておりますですよ。

で、この端末って、Googleが『Chromebook』を発売していなかったら、特に“この価格”では、この世に生を受けなかったのでは? と思っているところ。

また、Amazonは、日本市場に於いて、超薄利多売で、ASUS『EeeBook X205TA』を売りまくる予定だと思います。

なぜなら、もっと“PC経由”でAmazonへとリーチしてくるユーザーを増やしたいから。

もちろん、“スマホ・ファースト”の時代ではございます。けど、閲覧中の情報量の多さ、PCはスマホ&タブレットの比ではないぞ、と。

衝動買いも増えることでしょう・笑

情報端末は、Amazonにとっては、店舗そのものですから、とにかく、その“入り口”で革新的なものが登場したら、利益度外視でバラ撒きたいってのが、Amazonの本音ではないでしょうか.......。



Kindleスマホで大赤字出すよりも効率は良いのではないでしょうか。

いや、そのうちKindle PC とか出ちゃったりして。中身はASUSのOEとかで・笑

まっ、それはともかく、Googleプロデュースであるところの『Chromebook』が、ここ数年でグっと実力を増してきていたのは間違いないところ

事実、2014年後半では、『Chromebook』がMac BookやWindows勢を抑えて爆裂的に売れたらしい。もちろんこれ、アメリカでのオハナシです。

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そりゃ、大抵のことができるラップトップPCが199ドルとかで売っていたら、多数派は飛びつくことでしょう(日本ではまだ一般向けには売っていなかったので“数”には現れておらず.......)。

2014年はiPadを代表するタブレット系の成長が、かなり鈍化したようですけれど、結構、Chromebookがマーケットを喰っている可能性あり。

タブレットの限界って、それこそタブレット・ユーザーであれば、日々、実感していることなのでは?

で、Chromebookの勃興に対して、特に日本では、ピンと来ていない人が多数派というのが実情ではないでしょうか。

ワタクシの場合は、たまたま偶然、郊外型家電量販店にて、Dell 『Chromebook 11』の日本語キーボードを有した展示機と出会ったのが大きいです

税抜きで31,800円くらいのプライスボードも下がっておりましたっけ(やっぱり価格にインパクトありますよね?)。



キーボードのタッチもイケているし、日本語IMEもバッチリでした。

ほとんどこれでOKだな~、という印象。もちろんChromebookは、Androidスマホとの親和性も抜群に高かったりもします。

こうなってくると、です。Chromebookの存在にソートー、ビビっているのが、Windowsというか、Microsoftですね。

ことPCの世界だけで見れば、圧倒的シェアは変わらずですが、インターネット端末全体、AndroidやiOSを含めたところでのシェアは、ななんと今や14%程度だそうです。

Androidスマホ側から攻められたら、風前の灯なんぢゃないの? もしかして......的な。

で、その危惧の現れこそが、ASUS『EeeBook X205TA』に搭載されているOS。ただのWindows 8.1ではなく、『Windows 8.1 with Bing』なわけです

IE(インターネット・エクスプローラー)の検索エンジンが『Bing』に初期設定されているだけというシロモノ。ユーザーは設定変更可能。

ちなみに、X205TAが手元に届いて、即座にソフトウェアの『Google Chrome』をインストールしたワタクシは、最初の二、三回はIE使いましたけれど、以降は一切起動しておりません。

ぢゃあ一体、それって何よ? 

簡単。Windows OSに関するライセンス料をマイクロソフトへとPCメーカーが支払う必要がない、というシロモノなのです(仕様によっては、多少の“みかじめ料”は発生するらしいけど。たとえば日本向けとか可能性は高い)。

なので、Windows PCにもかかわらず、199ドルなんちゅー価格設定が彼の地では可能になった、と。ズバリ、Chromebookに対する対抗価格ですね。

けれど、Amazonはマイクロソフトの意向なんぞどこ吹く風のご様子......。日本のWindowsマーケットの生態系なんぞ破壊してもかまわない勢いで、ASUSに途方も無い大量発注を掛けつつ、当然相応の納入価格のダンピングも実現させ、結果、超薄利多売の激安価格で、ASUS『EeeBook X205TA』を売りまくる2015年になるのでは? と勝手に予想いたします。

なにせ『EeeBook X205TA』は比較的新しいというか、紛うことなき最新モデルなんす。

発表は2014年秋口の『IFA 2014』@ベルリン。日本仕様の国内発売は同12月12日から、ですから。

実測953グラムの激軽(カタログは980グラム)、そして11時間オーバーの駆動時間。モニタサイズは11.6インチ。キーボードもフルサイズに近いぞ、と。

しかもChromebookなのに(← 冗談ですよ!)、Windows 8.1まで付いてきてお得・爆

また、果たしてハードウェアとしてのX205TAを他社がパクれるか? と問われれば、結構、難しいのかもしれません。だってASUSが超コンパクトなラップトップPCを手がけてきた歴史って、日本メーカーに対するOE供給の時代(完全に黒子に徹していた)も含めて、すっごく長いもの。

Eee PCってそれ以降の時代のオハナシだったりしますしね。

VAIO(社)なんか、中身は、X205ATで、皮はVAIOブランドみたいなの売ればいいのに・笑 バックパネルに格好いいVAIOのロゴが踊っていて、日本語キーボードを、より最適化するだけで良いのでは?

きっとX205TAより、ビミョーにお高くても爆売れ必至でしょう。

ともあれ、“Amazon扱い”のASUS『EeeBook X205TA』の在庫が復活したら買い、でしょう(注: Amazonが“ばら撒く”ことを決意した商品に関しては、国内大手家電量販店であっても“値付け“で対抗することは不可能。なぜならビジネスモデルの根底が違うゆえ)。

とりあえず、いぢょ!



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