2015年2月18日水曜日
新興MVNO『NifMo(ニフモ)』の格安SIMを刺して一週間の印象!【比較】
白ロムのドコモ『Xperia Z3 Compact SO-02G』を購入したワタクシは、間髪置かず、新興MVNO『NifMo(ニフモ) by NIFTY』の格安SIMをオーダーいたしました。
SO-02Gと組み合わせて約一週間、主に『NifMo』の通信環境の印象をご報告いたします。
ハッキリ申し上げてワタクシのライフスタイルでは、まったく問題ナシ。繋がらないとか、遅すぎるとかもナシ。
大体、20Mbps以上のダウンロード・スピードが昼夜をおかず出ている印象です。
ただし、朝の通勤時間帯の駅などでは、下り= 6Mbps程度に落ちていたケースもありました。遅く感じたからスピードテストしたのではなく、試しにテストしたらそんな感じだったという次第。
とにかく、体感的な痛痒を感じたことはありません。
ちなみにワタクシが契約したプランは、月、2GBまでのSMS付き。(900円 + 150円) * 1.08 = 1,134円。
安っ。
電話番号付きの場合、(900円 + 700円) * 1.08 = 1,620円。
月にスマホで2GBも使わないって人って凄く多いような気がするのです。ドコモがカケホーダイのデータプランを2GBからスタートさせているのも、きっとそれなんだと思うんですよねー。
で、通話発信に関しては、Google謹製『Google Hangout(ハングアウト)』と『Hangout ダイアラー』を組み合わせれば、超格安通話(発信)が誰でも可能です(注: Apple iOS端末の場合は、iOS用アプリ『Google Hangouts』のみでOKです)。
税込み、1,620円 /月で、スマホ使っていてほとんど問題がない人って、クドいですけれど、周囲を見渡しても、とっても多いような気が致します。
ただし、ワタクシ的には使用開始二日目で喰らった、『NifMo(ニフモ)』の帯域制御(帯域制限 / スピード制限)が意外でした。もちろん契約する前、しっかり契約書を読めっていうツッコミは喜んでいただきます・笑
NifMo の「2GB /月 プラン」の場合、直近3日で、400MB以上使った場合、帯域制御が発動して、下りスピードは200kbpsへ。
画像多めのウェブ・ブラウジング等で“明らかな遅さ”を誰もが感じてしまうことでありましょう。
ちなみに、4GBプランでは、600MB、7GBプランでは、1GBと、データプランごとに細かく直近3日間の制限量が区分けされているのも NifMo SIM の特徴です。
でも、ユーザーが月間規定のデータ量を使い切ったら、バンバンと追加チャージしてもらったほうがMVNO(及びMNO = ドコモとかauとかソフバンとかのキャリアのこと)も儲かるわけで......。
なんで“直近3日間での帯域制限”なんてするのよ?
実際、ドコモは完全廃止を宣言したし、auもずーっと実質行ってこなかったけれど、ここにきて1GBから3GBへと表面上の数字を緩和してドコモに追従、と。
ソフトバンクだけが極めてアレですがぁ......。
まあ、間違いなく“理由”が背景にはあるはずです。
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NifMoの場合は、勝手に想像するに、まだドコモから仕入れている帯域が少なめなんだと思います。
天下のNIFTYブランドを背負っているわけですから、きっと後発組にしてはそこそこの帯域を最初から確保しているのだとは思いますけれど、ユーザー数が限定的にもかかわらず、リッチに仕入れ過ぎたら、それこそ赤字は必至。
ユーザー数の増加にあわせて、徐々に帯域を増やしてゆく必要がある、と。
特にキャリアやMVNOが問題視するのが、朝の通勤時間帯の山手線周辺でしょう。日本全国の中で、間違いなく、最も混みあう時間帯と場所.......。
そこでトラブルを起こしたくない......。あと、おしなべての“夜間帯”とか。
特に“まともに繋がらない・露骨に遅い”系は絶対に避けたい。
手段&対策としては、直近3日間の帯域制限ですね。ユーザーは無意識の内に動画とか避けるようになるのですよ、これがあると.....。
MVNOには、いろんな体質の会社がある印象ですけれど、NifMoは間違いなく、マジョリティ狙いでしょう。とすれば、評判を落とすような通信環境は絶対に現出させたくない、と。
このあたりが“先行組”の有利なところですよね。
『IIJmio』とか。
もちろんIIJが地道な企業努力を積み重ねてコツコツとユーザーを増やしてきたのは間違いない。で、ユーザーが増えれば、有利な条件でドコモから回線の卸を受けることが可能になる、と。
で、3大キャリア並みのサービスを追加・拡充させてゆく、と。
たとえば、キャリア(MNO)からのMNP。ビックカメラに窓口があって、即日MNPができちゃうこととか.....。
あるいは留守電とか、固定回線とのセット値引きとか......。
そういう“本質面”に手が届かないレベルの場合は、たとえばNifMoなら、独自の『バリュープログラム』ってのがあって、間接的な“値引き”を行ったりするわけですね。
もちろん、「そっちのほうが良い」という方もいらっしゃることでしょう。
ワタクシの場合は、NifMoを速攻で退会するつもりはありません。なにせ、月 1,134円(税込み)ですから。
あと、ネタとして新興MVNOなんで、しばらくは所有していてもいいかな、と・笑
ただし、知り合いに相談されたら、データ繰越もあるしで、IIJmioにしたら? と言いますね。直近3日間の帯域制限も基本はありませんし。月間のデータ使用量が多くて、月々の支払額が多いプランとなれば尚更のことでしょう。
それ考えると“後発組”って不利っちゅーか、相当、耐えるための資本力がないと続かないだろーな、と。
不本意であっても、結果的に“色物化”しちゃてSNS等でボコボコに叩かれているMVNOとか散見しますしねぇ。
ともあれ、NifMo SIMは、選択肢のひとつとして検討するのも大アリだと考えております。選択するプラン、そして『バリュープログラム』の使い方次第で、すっごく得する人は少なくないと思いますから。
とりあえず、いぢょ!
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