2015年2月26日木曜日
ソフトバンク iPhone 5s 用“APN”発覚! AndroidのSIMフリー端末でも流用可能の件!
ワタクシ知りませんでした~。
2014年7月頃に、ソフトバンク版『iPhone 5s』等々のAPN(アクセス・ポイント・ネーム)がバレちゃって、一部で盛り上がっていたんですねー。知らなかった.......。
では、APNが分かっちゃったら、どういう事が可能なのか?
具体的にいきましょ~。
まずは、ソフトバンク版iPhone 5sからSIMを抜く。
Nexus 5やZenFone 5等の純然たるSIMフリー端末を用意するか、ドコモのAndroid端末をドコモ・ショップに持ち込んでSIMロック解除を施してもらう(きっと、素のソフトバンク版「Xperia Z3 401SO」でも理論的には可能なはず)。
んで、そのSIMフリーなAndroid端末に、iPhone 5sから抜いたソフトバンクの“黒SIM”をソーニューする♡
その状態での通話は可能。ゆえに、Android端末のロック画面等に、“Softbank”の文字が踊る。通話用の3Gのデムパを自動的に掴んだ状態。
ただし、LTEを主とするデータ通信は、セッティングをしないとダメ。
Androidの場合、その設定画面に行くのは誰にでも出来る。
設定 → その他の設定 → 無線とネットワーク ・モバイルネットワーク → モバイルネットワーク・アクセスポイント名 → APN
APN設定欄には項目がズラリ並んでいるけど、今回の場合、セット必須の項目は、たったの“5つ”。
名前、APN、ユーザー名、パスワード、PAP
たったこれだけ。
名前は“任意の文字列”なので、実質、あとの4つがSoftbamkが設定したものなわけです。
つまり、それらが分からないと、どうしようもない、と。逆に分かったら何とかなんちゃうかもよー、と。
Ad.
また、イーモバイル時代の『Nexus 5』のように、APNを秘匿した上で、さ・ら・に“IMEIロック”を掛けるということはやっていないらしい(注: IMEIロックとは、端末がもつ固有の製造番号そのものに何らかの働き掛けをして通信制限を行うもの)。
つまり、です。
ソフトバンク版iPhone 5sの場合、ソフトバンクが設定したAPNさえ判明したならば、SIMフリー・モデルのAndroid端末でも使えるかも、なわけです。
ちなみに、なんでIMEIロックを掛けないか?は、きっと、システムの維持管理コストが馬鹿にならないからなんだと思います。イーモバイルからワイモバイル時代になって、“IMEIロックしていたNexus 5用のSIM”までも、すべてワイモバイル側で、ご親切にもロック解除しつつ、さらにワイモバイル端末共通となる新しいAPNまで公開しちゃった真の理由はそれか、と。もちろんワイモバイルがSIMだけでの販売を始めたのもありますけどね。きっとユーザー数が爆裂なiPhoneの場合、ハナからIMEIロックなんてやっていられなかったのでしょう。それでもきっと大丈夫、と(マサヨシは考えていた。特にiPhoneに関して.....)。
ただし、ハッカーのレベルも年々上がる、と。
APNの解析ツールを無償で配る人が現れてしまったらしい。
解析に成功した人は、当然のごとくネットに“結果”を羅列する。さらにそれが複製され拡散される、と(つまりiPhone 5sだけのオハナシではないのですよ)。
となれば、自らのSIMフリーモデルのAndroid端末と、2014年春のキャッシュバック祭りで激安にて手に入れただろう、ソフトバンク版iPhone 5sのSIMの組み合わせで、“実践レリポート”する人だちが現れる。
ちょっとググってみたところ、実践リポートが登場し始めたのは2014年7月あたり、と。
結果は、ことごとく成功!!!
ただし、それらブログで共通するもうひとつのネタは、「こんな事すると、パケット定額が適用されなくなっちゃって、パケット代が青天井、パケ死の可能性もあるよねー」ということでした。
マジでみんなビビリながらトライしているのが伝わってきます。
実際、ソフトバンク側も書面では、それを謳っているし、ドコモの『Xperia Z3 Compact SO-02』に、MVNOの格安SIMを刺す場合でも、APN設定を追加しようとすると、「すげーパケ代来ても知らないからねー」的なコーションが出るようになっていたりします。
ここで、ワタクシの身近な例。iPhoneが日本で発売された当初、海外にiPhoneをそのまま持って行って、ソフバンのSIMで現地にてローミングしてデータ通信を行ったケース。マジで翌月、ソフトバンクから届いた請求書には、50万、60万、70万円とかいうクラスの金額が書かれていたのを知っています。最低でも3人知ってる。
これ本当のオハナシ。まあ海外ローミングのケースですけれど、ちょっと前までフツーにソフトバンクの請求書には“うん十万円”の金額が記載されていたでしょ? まるで、こっちが本当の金額なんだけれど、わざわざ超絶に値引いてやっているんだ、的な......。
なので、やっぱりフツーの神経している人は、トライするとしてもビビるのは当然。
ただし、実際にうん十万はもちろん、うん万円の請求が来たとして、払う人っているでしょうか? 払えないっていう人が多いだろうし、だからといって、わざわざサラ金に行くとも思えない。さらに払える人もきっと払わない・笑
どちらかというと払える人のほうがソフトバンクにとってタチの悪い振る舞いをすることでしょう・笑
となれば、当然、料金の引き落としを担当しているカード会社を巻き込んで、エライ騒動に発展するのは必至。
ここで先にご紹介した、iPhone発売当初のローミングによる巨額請求の身近な事件を思い出したわけです。
人の手である程度、精査していれば、80万円の請求書送ること自体にコーションが鳴るはず。けど、きっと当時は、完全全自動で超高額な請求額を算定していたのだと思います。結果、当然、ユーザーとの一悶着は体験したと思うわけで、ソフトバンクもそこでは学んだのでは? と。
うん十万円はもちろんのこと、うん万円でもきっと同じこと。
仮に5万円/月の請求が来たとしましょうか。
額面をスクショしたり、写真撮ったりした上で、ブログとかSNSでバンバン流すはず。当然、ネタ的にも面白いから、超絶拡散するんぢゃない?
もちろんAPNの具体的設定もワンセットになって......。
そう思いませんか?
どちらかというと、ソフトバンクのほうが損するネタだと思いますけど......。
で、ビビリながら“実践”を開始した人たちは、2014年7月くらいからですから、もう既に半年以上が経過しているわけです。
プログの“その後”とかチェックしても「高額請求キター」とかのネタはナシ。
つまりそういう事ではないか、と。
ワタクシの場合は、ソフトバンク版iPhone 5sで使っている電話番号がメイン。
しかも、手元にはドコモショップでSIMロック解除したばかりの『Xperia Z3 Compact SO-02G』があるわけです。ふふ♡
ソフトバンクがこの件に関しては、放置プレイ状態を決め込んでいるのだとすれば、仮にドコモ純正SIM以外でも“テザリング”できちゃえさえすれば、フリーダム感、凄すぎーなのですが・笑
auのiPhone 5sの状況は調べていないのですが、仮にAPNが分かっていて似たような事が出来たとしても、auの通話はCDMA2000という世界的にみればレアな規格でして、SIMロックフリーなAndroidと言っても、ハードウェアが対応していないので、“通話は不可”となるケースがほとんどです。
とりあえず、いぢょ!
▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP
Tweet
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿