2014年7月2日水曜日

『5th iPod touch』が値下げ。16GBモデルも拡充。これも『iPhone 6』への序曲!


2014年7月早々、『5th iPod touch』の32GBと64GBが値下げ。16GBモデルがカメラやカラバリも含めてリニューアルされました~。

iPhone 5系ユーザーとかに、iPhoneの製造原価等を気づかせないよう、ずっーと小賢しい商品設定してきた『5th iPod touch』なわけですけれど、そろそろ『iPhone 6』が見えてきたので正直に........ といった感じでしょうか・笑。

そもそも、です。

『5th iPod touch』は、『iPhone 5』とほぼ同時期にデビューいたしました。2012年秋、と。

で、16GBモデルの設定はありませんでした。32GBと64GBのふたつだったのです。

32GBモデルの日本での価格は、24,800円だったと思います。

ちなみに、当時の円ドル為替レートは平気で70円台後半を付けておりました~。

『5th iPod touch』の16GBモデルをハナから出していて、それが2万円を楽勝で切るような価格だったすると、さすがに同じ4インチ・モニタだったりするわけですし、“iPhone 5の価格設定”って何なのさ......的なツッコミが巻き起こる可能性は(ちょっとは)あったかな、と。

iPhoneにだって16GBモデルの設定はあるのです。iPod touchに16GBの設定をあえてしない.....というのは不自然極まりございません。

で、ちょっと調べてみたのですが、『iPhone 5s』の製造原価って180ドルなんですって・笑

発売からそろそろ2年が経たんとしている5th iPod touchにとっては、楽勝~っの新価格といったところでしょうか。

もちろんここにはR&Dとか、マーケのための費用は含まれていませんけれど、まっ、基本的には、そういう世界ということ。

なので、キャリア通しの2年縛りという北米と日本の商習慣を利用しつつ、高値安定をキープし続けているiPhone は、Appleに強烈な純益をもたらしているわけです。

特に日本がドル箱らしく、利益率は50パーセントを超えているそう。

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もちろんiPhoneが単一モデルにもかかわらず、爆裂に売れまくるという“超大量生産のメリット”も内在してはいるものの、それにしてもそれにしてもな、価格設定であるのは間違いございません。

一方、iPhoneほどにはハイスペックではないものの、5th iPod touchの新しい価格設定を眺めれば、これがフツーの世界と言えそうです。

ちなみに、インナーパーツでは、A7プロセッサーとM7のセットが19ドル。16GBのメモリが9.4ドル。64GBのメモリで29ドルと推測されております。

iPod touchにしたって、メモリの違いだけで、一万円も定価が違うってな.......。オイシイというか、それがショーバイということでしょうか.......。

で、iPhoneのことばかり書きましたけれど、Androidのハイエンドモデルと称される端末たちもソートーにアヤシイ・笑

Samsungといえども、ハイエンド端末の絶対的な販売台数は、やはりiPhoneには遠く及ばない........。

ハイエンド端末は、ソートー、“載っけている”のだと勝手に推測します・笑

300ドル程度で販売されているミドルレンジたちとは、きっと、それほど違わないのでしょう.......。

ただし、液晶モニタは、絶対的に高いのだそうです。ハイエンド=大画面という構図も、やはりそのあたりから来ているのだと思います。

ここで『Nexus 5』の値付けを思い出してみます。

決算などを眺めても、Googleが各種端末販売で、ほとんど利益を得ていないのは明白.......。

で、一応『Nexus 5』はハイエンドモデル・笑

お値段は日本向けで約40,000円でございます。

まっ、やっぱりそういうことなのだな、と・笑

で、iPod touchのオハナシに戻れば.........。

後に追加された16GBモデルは、アウトカメラを外したり、カラバリを地味~にしたりとかして、無理繰り(むりくり)、低価格設定としていました。

これも『iPhone 5s』はもちろん、特に新登場の『iPhone 5c』とスペックと価格をダイレクトに比較されることを嫌ったためでしょう。

もちろんAppleが儲かっていないと、表参道の超一等地に、毎月のエアコン代がいくら掛かるのかわからないような、ガラス張りのショールームなど、作って運用し続けることはできないわけです。



ぜひ、儲けてください・笑

で、『Apple Store Omotesando』を訪れてみて思ったのは、なんかココってイベントスペースとか、コンサート会場とか、地下なんかはディスコっぽいよな、ってな事なのです。

実際に、昨日、コンサートとか開催されましたよね?

かつてJobsさんは、銀座のソニービルを訪れて、Appleストアをいつか作ろうと思ったらしいです。

全フロアがソニー製品で溢れていて、お客さんが気軽にソニーの商品すべてに触れることができるスペースです。

で、表参道のアップルストアは、従来からある銀座などから、より一歩突っ込んだコンセプトに変化していると思います。

気軽にアップル製品に触れることができるというのは当然として、コンサート開催のように、なんかそこが“いっつも楽しい空間”ってのを強くアピールするためのショールームというか........。

便利ってだけではなく、オシャレな楽しさを売っているのだから、製造原価とか利益率の事なんぞ、いぢいぢイヂくってんぢゃねーよ、的な感じでしょうか....・笑

アパレル化しているのかな.......。

ここでバーバリーの偉い人をわざわざAppleがヘッドハントした事を思い出します。

そうそう、表参道そのものがアパレル系のメガブランドの店舗で埋め尽くされてますっけ.......。

ともあれ、果たしてiPhoneを柱とした爆裂なる
利益率って、Appleは、ずーとキープし続けることが出来るのでしょうか.........ねぇ。

考えてみれば、クルマも同じだったっけ......。原価率って面で言えば、いわゆる高級ブランドとされるメーカーもじつは大して違わないのでした.......。

ここで先日、Googleのサンダー・ピチャイが、クックCEOが発したAndroidに対する批判に関して、「10万ドルのメルセデス車を作るときには、他社のやり方にいちいちコメントすることは慎むべき」と発言した事を思い出す.......

とりあえず、いぢょ!

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