2013年5月24日金曜日

続「Galaxy S4 band21」


ふらり立ち寄ったドコモショップ。かなりの大型店だったので、旧型の「Galaxy S3」と最新の「Galaxy S4」が並んでいた。もちろん隣同士で並んでいたわけではありませんけど・笑。

とにかく店頭ディスプレイでも「ツートップ」戦略は大胆ですねぇ。店舗ごとにしっかりデザインされている。プロが一軒一軒オーダーメイドしているはず。ここでも金かかってますなぁ。

ともあれです。S3とS4を実際に並べてみたわけですけど、びっくりするほどクリソツ。やっぱりクリソツ。逆に驚くくらい。

特にモニタですね。S3は4.8インチ。S4は5インチというスペックですけれど、実際に並べて比べてもモニタの縦が二ミリ程度違うほど。よく見ないと違いが分からないのでは? 

世界では爆裂に売れているS4とのことですが、本国韓国では想像以上に売れていないというのも分かる気も。まあ韓国の場合は、絶対人口が少なくて実は既に需要が飽和気味だとか、ウォン高で景気が急速に悪化しているとか、製品そのものの要素とは違って売れていないのかもしれませんね。

ただし、デモ機を実際にイヂってその場で見比べると、モニタは明らかに綺麗。新開発フルHDな有機ELの効果は出ていますね。

あとやっぱり操作感ですよね。この超絶ヌルサクな感じは惚れ惚れしますわ。Google本体でさえ、Androidのヌルサク感の追求を未だに鋭意継続中らしいっす。ぶっちゃけ実際に比較すれば「最新」であることを誰もが納得でございましょう。

軽いしなぁ、いいなこれ・笑。

個人的にはよほどOSが日本語環境を留意したものに変化しない限り、iPhone5Sは買わないでしょうね。OSがかなりのレベルで変われば、アプリベンダーのほうもまたごちゃつくだろうしな......。

なにより本質的な価値がクラウドサービスのほうに相当なレベルで移行した今となっては(1年前とさえソートーに違うはずです)、Googleが提供するクラウドサービスをはじめ、他クラウドサービスをユーザーがシームレスにストレス無くイージーに、レスポンスよく、「体験」できるかどうかが、端末の使命となっていると思います。

ただし、世の中の趨勢は未だに「iPhone」であるのは、実際の販売を見れば明白ですな。

6月10日の「WWDC」で、結構、サプライズなAppleからの発表あるのでは?とも言われています。←毎度のことですが・笑。

月々100万台以上もAndroid端末を捌いているのであるから、docomoから他社へのMNPは実はメディアが騒ぐほどにはドコモは痛くも痒くもないのではないか?と思っていました。

けど今回の販売奨励資金という超実弾での“ひいき”な「ツートップ戦略」は明らかに、ドコモの既存顧客が他社の特に「iPhone」へと流れる防波堤と申せましょう。積極的な発売日の前倒しとか、本気で昨年とは別人のようなドコモ様です。またこの早い発売日の設定も6月10日のWWDCの開催と関連していると言われています。

だって昨年は8月入ってもまともに夏モデルがフルラインナップされなかったのですよ。本気で別人ですわ。一方、SBMとauは、既に発売からかなり経っている「iPhone5」で刈れるだけ刈る気なのは、かなりやる気のないAndroid夏モデルの布陣からしても明白でございましょう。

日本国内は何だかんだ言ってiPhoneでまだまだ動いているのは間違いなし、と。

株式投資で使われる「美人投票」の概念と同じですね。私(わたくし)個人のジャッジとは別に、大きな経済は別の美人に大量に投票していることもあるかもよ、それは区別しようねっていうヤツです。

で、「Galaxy S4」のオハナシに戻ります。

「Google Play」のプロテクトがかかっていなかったので、スピードテストのアプリをダウンロードして、計測してみました。


びっくり。15Mbpsとか出てやんの。思わず記念写真。パチっ。

で、そだと思い、ほぼ同じ場所で「Galaxy S3」でもテストしてみました。


この瞬間がドコモだよねー。(個人的には)ホッとします(失礼!)。

上のデモ機は冬モデルの「S3α」ではなく、丁度一年前の夏モデルとなる「S3」。

つまり、対応LTE周波数は「2.1GHz」の「band1」のみ。するとこういう世界。

かたや「Galaxy S4」はデュアルバンド対応。2.1GHzはもちろん、1.5GHzの「Band21」にも対応しているわけです。で、きっと近所にそれ(band21)に対応する新しい基地局が立ったのでしょう。

ドコモが基地局増設に努力しているのは間違いないでしょう。また、ドコモのマルチバンド端末は今年年初の冬モデルからですから、端末の絶対数は「2.1MHz帯のみのシングルXi」よりは少ないのは間違いありませんね。ドコモブランド好きな人が今年夏モデルのAndroid選ぶのもアリなのかな......と一筋の光明が見いだせた次第であります。

とはいえ東京中心で暮らす小生といたしましては、まだまだdocomoの通信網に手を出すのは時期尚早だなーとは思ってますね。もうちょっと様子は見たいです。年内は嫌ですぅ。ありえなーい・笑。

そもそも大型販売店の直ぐそばに基地局打つなんて基本でしょうしぃ・笑。それがターミナル駅だったら尚更でしょうしぃ。

最初はドコモの信じられないくらいプアな「Xi」に驚いて気になり始めたスマホ界(の異常性)ですが、以前ちょっとはファンだったSBMの孫氏も今となっては(まっくたもって)そうではなくなったし、最後の砦だった(自称)オネスト田中氏(au)も先日の「人口カバー率詐称」事件に関してはワタクシ「口あんぐり」であります。

一消費者としましては、常識的な商慣習から全社共に逸脱しすぎている。まっ、それをカバーしているというか隠しているのは圧倒的な利益率から吐き出される超絶広告宣伝費のバラマキなんでしょうけどね。

そういうガラパゴスもそろそろ終焉を迎えると思いますけどね。もう時代は変わったのです。

いまやクラウドサービス側に本質的な価値が圧倒的に移行してしまった。ゆえに端末は、一瞬たりともウェブに接続していないと、そのガラクタ度は高まります。文鎮ですね、高価な。

とにかく本質は、「どう繋がるか」「どんな環境で繋がっているか」ですね。当たり前ですけど。

いぢょ。

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