2013年5月18日土曜日

「Xperia A」とか


結局、「板」でしかないスマホ。

人がそれをもつ。

確かに手のサイズとか器用さとかいろいろだけれど、手の構造ってのは基本的には万国共通なのであって、「もちやすい」「ホールド感に優れたカタチ」というのは自ずと決まってくる。

その点に於いて「Galaxy S4」は王道をいっていると思う。

一方「Xperia A」は「Z」同様、「四角系」。

4.7インチ画面なので、5インチクラスと比較すれば、コンパクトに感じられるけれど、幅はしっかり67mmもあるしで、実際に手にもつと、「コンパクト」という表現が相応しいとは思えない。

「Z」よりはちょっと小さく、あと質感も落ちるかな、と。

で、今回、「なにこれ?」と思ったモデルがある。


それは、「AQUOS PHONE ZETA」。

まるでGalaxyなのです。四角から丸へ。手の馴染みを重視すれば、エッジを取り、ゆるやかな曲面で筐体を構成するのが一番だと思うのですけれど、それやると「Galaxy」になっちゃうわけです。

ただし、4.8インチ。そして9.9mmの厚みと157gの重さ。

冬モデルでも「AQUOS」は大人気だったようですので、「ツートップ」からあえて落とすというのもアリなのかもしれませんが、販売奨励金まで落とすって........。

シャープはauにもSBMにも積極的に端末を供給しているようなので、イヂワルなのかもしれませんなぁ。docomoの。

あと「ARROWS NX」。5.2インチなので「デカっ」。163gなので「重っ」であります。

他の小さなふたつは実は個人的には超興味あるのですが6月下旬発売ということで店頭にモックは置いてありませんでした。銀座通りかかったら、寄ってみるかな、スマートフォンプラザ。

「Galaxy S4」は防水でなく、赤外線も付いていない。が、スマホの進化という点ではさすが王道中の王道ですな。

日本人の多数派、それも初スマホの多数派は「全部入り」を所望するそうで、きっと、今年の夏モデルでも「AQUOS PHONE ZETA」は人気はそれほど落ちないんぢゃないかな。

けど、個人的には何の不自由もしていないので「Galaxy Nexus」のままでいいや、とマジで思っているところでございます。

既に、本質は「クラウドサービス」側に大きく移行しちゃっている。

たとえば今回、ドコモはLINEとの提携を大々的に発表した。LINEはすでにauとも協業しているけど、天下のドコモでさえ無視できない存在になったということでしょう。

似たサービスを独自展開するということもしない。できない。

でもってLINEってクラウドサービスの会社ですよね。

あとGoogle I/Oも開催中ですが、Googleの新サービス「All Access」なんかも典型例でしょう。オンデマンドのストリーミングですからね、流通販売をネットとしてデータを購入者に維持管理させる「iTunes」とは別物なわけです。あくまで対抗するのは「iRadio」。けど、ここでもAppleはGoogleに先を越された。

この前。ビル・ゲイツがインタビューで「(タブレットは)キーボードとか付いてなくて皆、イラついている」と語っていたけど、最もイラついているのはご当人でしょう、と思いましたっけ。自分が使ってみても、販売面でも・笑。

ということで、MSはPCの時代の企業なのですよね。ゲイツさんがそんなことだから、てんで波に乗れなかったのは明白ですなぁ。

で、Appleはどうかといえば、やっぱりPCの会社なのだと思います。

もちろんiPhoneは発明。

けど、移動大前提の端末なのですから、地図(のクラウド)サービスがそのうちとても大切になってくるのは明白だったわけですよね。なのでiPhone登場と同時に、独自の地図サービスはスタートすべきだったんです。

でも当時健康体だったJobsさんでさえそういう決断はしなかった。地図はパッケージで購入してもらうもの、てな考えが大前提にあった気がしますね。流通は確かにネットで可能ですが、まさか「ダーターで配る」なんていう発想はなかったというか。

で、現上層部もそういったセンスがまるでナイというのが露呈してしまったのが、かのダメ地図事件ですね。「タダで配るんだから、まずはこの程度でいいんでしょ」的な甘さ。逆に本質的な価値がクラウド側にあるってことが明々白々になって皆が再認識してしまった事件というか。

そういった人の要素でいうと、ヤフーの経営陣をゴソっと10歳も若返らした孫氏の判断は正しい。他はいかがなものか......と思うワタクシですが、この判断に関しては流石だ、と思ったのでした。

今回もとりとめなく、いぢょ。

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