2015年3月22日日曜日

ソフトバンクSIMで下り 103Mbps ! AXGP対応!? 【Xperia Z3 Compact SO-02G】


白ロムにて購入した、ドコモ『Xperia Z3 Compact SO-02G』

現在はナゼか、Nordics仕様のAndroid 5.0.2 Lollipopにて動いていたりします。

基本的に組み合わせているSIMカードは、新興MVNO『NifMO(ニフモ) by NIFTY』の月 2GBプラン・SMS付き

なかなか安定して速くて快適なのですが、2GBプランの場合は、「直近三日間で400KBを超えると、下り200Kbpsの帯域制御 / スピード制限」が掛かります。

ワタクシ、ま~た引っかかちゃいました・笑

週末は出先でスピードテストしてみようかなー、と思ったので、NifMo SIMは、抜いて、2、3日、“冷やそう”と思ったわけです。

で、久しぶりにワイモバイルSIM(通信環境は、ソフトバンクiPhone 5sとまったく同じ)をソーニューすることにしました。

ワタクシのSO-02Gはドコモショップにて、正規に「SIMロック解除」(3,240円・税込み)を行っております。またワイモバイルは、既にAPN(アクセスポイントネーム)をパスワードと共に正規に公開済み

Ad.


ともあれ、「docomo Xi」と刻印されている端末でありながら、型式を確認すると『D5803』と表示され(技適通過済み)、Androidバージョンは、5.0.2と表示されつつ、キャリア名のところには、“Softbank”が踊るという、ワヤクチャなことにはなっております・爆

で、とある日の夕刻

東京西部のプチ田舎な住宅街でのこと。

スピードテストしてみると、下り = 20Mbps くらいしか、おしなべて出ていないのでした。

感覚的には、いっつも30Mbpsは楽勝で出ているソフトバンク・ダブル倍速LTEのイメージをもっていたので、「あれ、今日は遅いかも」と。

混雑しているというより、新しいファームウェアが悪さしている可能性もあるので、移動しながら、スピードテストを続けることとしました。

で、駅にもほど近い某お役所前にて。

バリバリにアンテナピクトが立ちまくり。さすがソフトバンク、役所前は入念だよねー、と思ったり。

で、スピードテスト。



その結果が、これですわ。

100Mbps 超え!

ワタクシ、こんな数字、ジブンの端末で体験したことありません。初体験。

けど、冷静になると、「あり得ない」のです。理論的には........。

ドコモ系SIMだったらあり得るのです。

基地局が東名阪限定の1.7GHz帯が大前提。端末はSO-02Gなので、当然、1.7GHz帯に対応している。この組み合わせの場合、下りの理論値は、150Mbpsです。100Mbps超えも当然、有り得る、と。

でも、ソフトバンクSIMの場合、理論的には、2.1GHzの基地局掴んでいても、1.7GHzの基地局掴んでいたとしても、下りの最大は、75Mbpsのはず。

さっき、自宅のいつもの場所で計測してみましたけれど、こんな感じ(2.1GHz のBand1を掴んでいると思います)。



十分速いのですが、最近は素直に喜べません。直近三日間で100kbpsなんつー、極端なスピード制限を続けているのがソフトバンク。こんな速いんだったら、直近三日間のスピード制限なんて、ドコモやauと同様、とっとと、やめて欲しいと切に願います。



ちょっとした差でしかない、スピード自慢のために、ユーザーに多大なる不便を強いている。そう、それがマサヨシさんの“インターネット革命”だったりするのであります。

ちなみに、ソフトバンク版iPhone 6の場合は、下りの理論値は、最大、150Mbps

これはiPhone 6 / 6 Plus が、ソフトバンクの2.5GHz帯、AXGPを受信可能となっているため、です。

ここまで書いて、「ハッ」っと気づきました。

ソフトバンク版『Xperia Z3 401SO』の対応周波数を確認でございます。

LTEは、900MHz、1.7GHz、2.1GHz。さらには2.5GHzのAXGPにも対応しているのでした。

ということは.........

Z3とZ3 CompactのSoCは、基本的に同一ですから、RF回路もまったく同一の可能性が高く、結果的に、ソフトバンクの2.5GHz帯AXGPにも、『Xperia Z3 Compact SO-02G』は対応しちゃっているのでは? ということであります。

ドコモが予定しているCA(キャリアアグリゲーション)は、1.7GHz帯と800MHz帯、そして1.5GHz帯と2.1GHz帯のそれぞれのセット。ふたつの周波数をブレンドすることで、結果下り225Mbpsを実現。既にルーターは発売中ですが、ドコモ・スマホがドコモ版CAに対応するのは2015年夏モデルから。

SO-02Gがソフトバンクの2.1GHz帯と1.7GHz帯を勝手にCAしているとは思えない.....。当然、基地局側だって対応が必要だし、ソフトバンクはCAなんていう言葉をほとんど使ってはない......。

ということで、ひとまずの仮説

ドコモ『Xperia Z3 Compact SO-02G』は、SoCはもちろんRF回路、さらにはアンテナまでソフトバンク版『Z3 401SO』と共通。結果、SIMロック解除したSO-02Gにソフトバンク系SIMを挿すと、2.5GHz帯AXGPにまで対応。フツーに、下り100Mbps超えが可能になってしまう、と。

ということで、今日も実験しに行ってみよー・笑。

とりあえず、いぢょ!

▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP




0 件のコメント:

コメントを投稿