2019年8月22日木曜日

靴 (今のところ 主にスニーカー) に関する雑記。“地域性”にすんごく左右される商材かもねっ 


■ “調布” のパルコが意外にも狙い目だったりする理由

ということで、大枠では、糖質制限ダイエットねた、なのかも....w

昨今、スーパー・リアル・ヴァリューと、外界とを繋ぐ“超接点”としての“靴”みたいな概念で遊んでいます・w

靴はお洒落の基本、とか、人の足下を見る、的な格言の上部レイヤーとしての“概念”。

当たり前すぎて、逆に これヤバイかも....的な。

まず、靴屋という業態自体が、真面目にやろうと思うと、あんまし美味しくないだろう.... ということ。

※ 商業主義上の基本構造のこと、です。

その理由は、莫大な在庫を抱えなくてはならないから、でありんす。

“とあるモデル(型番)” があったとして、カラバリ、もちろんサイズ、ブランドによっては、“ワイド”、はては“ナロー”のサイズ設定まであったりするわけです。


アウトレットに行けば、“箱”がうず高く並べられていたりするわけですけど、あれは、“サイズ違い”の山、であります。フツーはバックヤードに隠されている存在を、コストダウンもあって、客が自分自身で取捨選択しやすいよう、店頭に在庫をズラリ並べているだけ。

ビジュアルインパクトを狙った演出はもちろんですけどね。コスト、コスト。

試着、サイズ合わせの手間も、他業種よりも明らかに上。

基本的には、顧客は放置プレイではなく、店員さんが、サイズ違いをバックヤードから持ってきてくれたり、甲斐甲斐しく、“合っているか、合っていないか”の面倒を見てくれる仕組みですね。人件費、結構、掛かり気味

さらに店舗も、大抵はショバ代高い “駅近”にあったりするわけです。

ちなみに先日もナイキのAIRMAX 3タイプを履き比べしてみたのですけど、サイズ設定とか、ほとんどアテにはならないことを再確認。基本の型(デザイン)が違うし、アッパーの素材とかの要素も絶大。メーカー名だけで自分のサイズを決め込むなんて絶対に無理

試着、超必須ということ。

また“日本人の足には、やっぱりアシックスでしょ~”説は、半分正解で半分ブッブーであります。

ワタクシの場合、“標準 幅”は、海外ブランド同様、微妙に合わない(これもアッパーの素材とかデザインによって変わるんですぅ....)。それって、微妙~なので、そのまま買っちゃう人も多いと思うけど、昨今、“試着の鬼”化しているワタクシの場合、「あっ、これダメ」を試着で即決することが、ほぼほぼ可能になっちょります。その違いも絶大。

客が「これでいい」と言い放てば、心中、「きっと合っていない....」と思っている店員さんも、「ではレジへ」みたいな流れになることでありましょうぞ。

超マニアはともかく..... ずっと靴選びで、ミステイクし続けている人生、そんな可能性は絶大っすよ。マジで。

セール品でサイズが揃っていないけど、“割安感”を優先しちゃう....なんつーのも、極めてありがちではないでしょうか?

あと、フィールドワークの結果、若い世代では“甲高・だんびろ”という言葉自体が、どうも死語になりつつあるみたい。マジか。

店員さん自体、“標準”な人が増えているみたい....。アシックスの店員さんは、さすがに“その辺り”に敏感だった印象だけど、経験値の浅い、ウォッシュマンズとか、ABCマートの店員さんだと、いまいち“幅広”の世界が分からない....ケースが多々あると考えたほうが良い。

良い悪いとかではなく、それこそ“アドバイス能力”には大いに違いがあるはず。これは顧客側のコミュニケーション能力とも関連しているわけで....。そもそも接客にダラダラ時間も掛けていられないわけでぇ.....。

ここまでのポイントは、いわゆるアパレル、あるいはカバンとか、アクセサリー類と、靴販売は、ソートー違うのでは? ということ、なのです。

もちろん、流通業態によっては、ハナから顧客は、予算を激しく決め込んでいる。

8,000円くらいが上限っぽい感じの低価格帯のニーズ。人によっては、8,000円のスニーカーとか、とってもお高いでしょ。


しかも、ブランド、デザイン、カラーで、“売れ線”は既に決まっている。スニーカーに対して特別な嗜好性をもっていない顧客なら、なおさら。

もちろん当たり前のこんこんちきですが、メーカーは、靴流通のリアルな現実も、よーく分かっているわけでして、原価率の低いモデルも積極的に設定している、と。数売るためには、低価格帯(ファストファッション的な...) マーケットは無視できない。

一方、メーカーによっては、低価格帯をガン無視しているブランドも少なくない。(cf.メレル、キーン、ビルケン とか)

結果として、低価格帯狙いではない“ガチ”を扱っているリアル店舗は、実際、激少ないとしていい。一見、物で溢れかえっている世の中に見えるけどね。

もちろん ガチを扱ってはいるけど、ラインナップは限定的....というケースも多い。同じウォッシュマンズ、ABCマートの看板掲げていても、店によって、ラインナップの違いは明白であるぞ、と。

ショバ代 激高の東京都心部に近づくほど、フルラインナップは難しくなる。絶対的な集客量を見込めるスーパー都心部にフラッグシップ店を設けるしかない。

一方、田舎になるほどショバ代は安くなるのは必然だけど、お高いスニーカーなんぞ、売れない。売れるけど、ほとんど売れない....。結果、置かない。メーカーも置かせてくれないのが実情であ~る。


具体的な例を出すと、調布パルコのABCマートは、ソートーなレベルで “ガチ” をラインナップしている。ワタクシ所見では、ここの存在は、全国レベルでみれば、かなりレアだと思う。

ぢゃあ、もっと都心に近づけば、ここを超えるのか? と問われれば、先に申したとおり、“ショバ代”が二次関数的に激高になってゆくので、難易度が高まり、逆に田舎方向では、絶対的なニーズが減少して置いてても、実質、売れない....ということになるわけ。

繰り返すけど、広いバックヤードが必要な“靴ショーバイ”は、ショバ代の影響をアパレルなんかより受けやすい....はず。

調布界隈のクソガキが・w、スニーカー欲しいとなって、ぢゃ、パルコ行くべ、となって、そこに、ニューバランスの2万円台とか、ナイキの2万円台とかが、フツーにズラリと並んでいることが大切。買えなくていいのね。リアルを目前にして、「ゲゲッ」と思うこと、感じることが大切。もちろん手を伸ばせば、実際に触れることができて、試着だってできる。繰り返すけど、買えなくてもいい。リアルに触れて「ゲゲ~っ」と思うことが大切・w

これ、大人になってからだと、“違い”が分からなくなっちゃうのです。マジで... 。

ここで、京王線の乗降客数 を確認。

1. 新宿

2. 渋谷

はいはいっ・w

3. 吉祥寺

なるほどねっ。

4. 調布

堂々、4位~っ

5. 下北沢

6. 明大前

7. 橋本

8. 分倍河原

9. 府中

10. 京王多摩センター

11位以下もワタクシにとっては、極めて興味深いけど、割愛。

京王多摩センターは、高齢化によるゴーストタウン化が話題になって久しい。スポーツオーソリティがまだあるはずだけど、電気代ケチってて、店内は昼なお暗い。三越も撤退した。

府中は、駅前の巨大、伊勢丹が、2019この秋に閉店である。

分倍河原(ぶばいがわら) という地名は全国レベルではマイナーでしょう。府中のお隣で、乗り換えによる数の多さを稼いでいるだけ。駅前には実質、商業施設は無きに等しい。あるけど・w

橋本。京王線多摩線 の西の果て。JR横浜線の乗り換え需要。ちなみに、京王本線の西の果てたる、八王子は、18位ですので....。

明大前。京王 井の頭線の北の終点。京王 本線と接続。乗り換え需要っ。駅名どおり、明治大学の学生が利用するわけですけれど、駅前はフツーの商店街かなー、と。

下北沢。小田急と井の頭線のクロスポイント。全国的に有名だと思うけど、商業エリアは限定的だし(絶対的に、狭い)、学生ターゲットの価格帯の安い店が主流。ガチな買い物しようと思ったら、逆に新宿、渋谷が近すぎるっつーのがあるよね、実際。

ということで、新宿、渋谷は別格、化け物。郊外型で、地域住民の多さから言っても、吉祥寺調布が ローカル京王線での “ボリューム ゾーン”としていいでしょう。

なので、調布のABCマートが充実してるってのは、偶然ではないのですね。必然かもね。感謝しよう・w 

けど、そんな調布に他に何か特別なものがあるのか? と問われると甚だギモン・w。

商業施設に関しては、他にあるもの ばっかしだしぃ。ゲゲゲの鬼太郎のオブジェの横でツーショットしてインスタ....くらいかな、マジで・w 水木先生を崇める者にとっては、聖地であること間違いなしですがぁ。

神代植物公園でバラ園 見てから、手打ち蕎麦食べるとか。

エニタイムフィットネス国内1号店は調布駅前で、マシンも充実しているから、会員なら、行ってみる価値はあるな。調布を国内1号店にチョイスしたってのも、調布のABCマートが充実しているっつーのと似ている構図かもね。

田舎と都心の淡交地域に事件は起こる・w

んで、結構イケてる調布のABCマートなわけだけど、ガチの その上、最新スーパーガチ・ナイキとかアディダス、ニューバランスに触れようと思ったら、結局、表参道界隈のメーカー直営へと行くしかない

なんだかんだ言って、未だ体育会系なるアシックスだって、竹下通りの南端にフラッグシップ・ショールーム作る時代、と。

ともあれ、リアルなブツに触れないとお話にならない。買う買わない。買える買えないとは、別のオハナシ。

身近な存在なんだけど、じ・つ・は、“スニーカー格差”って、ものスゲーのでは? 

ちなみに、Amazon とかのEC はどうよ?ってオハナシでは、基本的にはブロックされていると感じる。ウォンが安いので、“韓国モノ”は、今狙い目かもしれないけれど、そのあたりを確信犯的に手を出せる人って、まさに限られた人だと思いますね。

なのでぇ、スニーカーは、金はあっても買えないシロモノなのですよ・w

ベンツやポルシェ、エルメスやヴィトン、金あれば誰でも買える。

エルメスやヴィトンのアパレルや小物系は、素直に銀座とか表参道、行く。なので買えるのです・w

けど、スニーカーとか、意外に買えないわけ。スニーカー、ナメてるから・w

原宿のウォッシュマンズなら間違いないだろうと思っていても半分正解、半分ブッブー。

オッシュマンズは靴専業店でないし、原宿駅前の超一等地なのでショバ代はバリ高に決まっている。ラインナップを絞っているに決まっている。しかもナイキなら、歩いて3分のところにナイキ直営の巨大フラッグシップ店があるわけで....。なおさら絞る。

なので、金はあっても意外にたどり着けないかもよ~、的な。マジで。

誰でも買える。けど、買えないっつー世界。

地域性に、もの凄ーく束縛されているのだけれど、それに 気づきにくい っちゅーか。

買えるから買った。買えるけど買ない。

買えるけど買えない。買える けど買ない。

これらの違いは、想像以上に大きい.....。




とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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