2021年6月21日月曜日

【植物あるある】テキーラの原料が『アガベ』と聞いて、すぐ姿カタチが思い浮かぶ件っ

 


ということで、植物ねたとアルコールねたのハイブリット・w

■ 飽きやすいワタクシの新しい展開

『デュワーズ』でハイボールから始まったウイスキー萌え。けど、昨今は、ジン、ラム、ウォッカみたく、いろんな種類に興味が広がっています。

今どき、気温も上昇中なので、「さっぱり系」もニーズなのでございます。カクテル萌え、とも申せましょう。レシピとか面白いし、何より美味しい・w

んで暇つぶしにいろいろ原料とか調べるわけですが、「テキーラ」の原料が『アガベ』ということを知りまして素直に「へぇ、アガベなのかぁ~」と。

植物萌えが嵩じまして、アガベと聞いて、すぐにある程度の姿かたちが思い浮かんだわけです。

ラムを使ったカクテル『モヒート』のレシピを調べたせいで、現在ワタクシの身近にはアロマティカスが3鉢もあって、スペアミントとチョコレートミントも育てている的な・w

ただしテキーラだけは、まだ買っていない(植物とお酒の名前が混在しすぎ?)

■ そもそもアガベってお安くない

園芸店をまわるうちに体感したのは、「高い」ってこと。アガベは高い

ニコタマのセレブ入っている園芸店『プロトリーフ』は、アガベの品数豊富なのも魅力ですが、セレブ価格設定があるにしろ、アガベ全般、お安くない。

マニア垂涎ともいえる品種『白鯨』なんぞ、直径20cmくらいのが、税込み66,000円っ。プロトリーフ価格だし、白鯨という品種とテキーラとの関係性は低いとは存じますが、アガベの特性として「成長が遅いんだろーなー」的な印象ですね。

逆にワタクシいきつけの庶民派園芸店では、GWくらいに入荷したアガベがひと鉢だけ今も売れ残っていて、それは1,800円。そもそも安い価格設定のお店なので、アガベの仕入れ価格が高いことが推察されます。白鯨と比較すれば、売れ残り君は、プレーンな佇まいなのも特徴です。

冒頭の写真もプロトリーフのアガベですけど、柄物 のほうがお高いのは、容易に推測できますね。

なので、ワタクシの脳は、アガベ= 高い というイメージに支配されていたので、「テキーラの原料」がアガベと聞いて、「?」的な要素もあったわけです。

他のアルコール原料に比べて特殊だと思いませんか? 明らかに。どう考えても大量生産に向きそうにもない。

飲む飲まないは置いといて、興味が湧くわけですね。

テキーラはメキシコの国酒でありつつ、しかもメキシコのうちのわずか5州で生産されたものぢゃないと、テキーラは名乗れない、と。

あと、ブルーアガベが51%以上ぢゃないと、テキーラは名乗れない。スペイン政府が定義をガチっと設定しているわけですね。

ちなみに、ブルーアガベ100%は高級品であり、日本国内だと安くても4000円前後からの価格設定となっちょります。ウイスキーの世界でも4000円前後となれば、結構なシロモノが手に入る世界でございます。

ちなみにちなみに、クエルボ本社(↓ 左から2本目のメーカー)を取材したYouTubeも見ました。乾燥した広ーい原野みたいなアガベ畑。直径3メーターくらの巨大アガベの大群。それをどうも今だに人手(ひとで)で収穫しているみたい....。

では日本の酒販店でテキーラのど定番として広く流通しているブランドは?

クエルボ エスペシャル』でしょうか。

都内有数のすっごく安い店でも、税込みで1,661円。角が1,320円のお店で、この価格。

クエルボ・ブランドのインポーターはアサヒビール。言うまでもなく大手。またアサヒのホームページでは、クエルボが世界No.1 の販売量を誇るテキーラと謳われています。

ただし、です。

スペイン人系日本語ペラペラなアルコール系YouTuber のオハナシによれば「現地ではクエルボはほとんど飲まれていない。なぜか? 不味いから」だって! もちろん個人の主観です。参考まで....。

けど、ありがちな展開かも、とワタクシは思いました。

ちなみにクエルボにもブルーアガベ100%の『1800』シリーズも存在。これらも楽勝で4,000円以上の価格設定となっちょります。

■ 悪酔いはしたくないっす

一般的なテキーラのイメージとしては、ショット飲み、酔ってグデグデ、でしょうか。あくまで日本でのイメージです。あと悪酔いとか....。

別のアルコール系YouTuber は悪酔いの原因として「混ぜものが多いから」を挙げていましたっけ。

スペイン国家がブルーアガベ51%以上を規定しつつも、「他には何が入っているの?」的な疑問。他のアガベとか、大量生産可能な、まったく異なる穀物を蒸留したものとのブレンド、でしょうか。

そもそもメキシコの大地のイメージとか、サトウキビとか、とうもろこしとか、大麦小麦の生産には適していない印象です。カラッカラすぎ....。

けど、大昔は、見渡せば野生のアガベがびっしりだったのでは?

地元のヒトは、葉っぱは切り落として、幹みたいな部分に熱を加えると、『甘み』が出ることを知っていたはず。

ちなみに、先日、成城石井で、100%グリーンアガベで作られたシロップを発見しました。確かに糖質たっぷりだけど、低GI で意識高い系の方々に人気なんだとか。

メキシコに蒸留技術が伝来して、「だったらアガベで作ればいいんぢゃね」的な発想になるのが自然なのでは?

日本のトップバーテンダーのひとりが、これもYouTube にて100%ブルーアガベのテキーラを試飲して語ったのは、「まるでウイスキー」。それ見てワタクシ、「だったらウイスキー飲めばいいのでは?」と・w

テキーラのショット飲みの必需品は、塩とライムですけど、ライムもメキシコ特産だし、メキシコの気候風土にあった飲み方として、現地でポピュラーだったものが、世界に伝播したはず。もちろん日本も。アヂー夏にもぴったり。汗かくと塩分欲しくなるしぃ。

※ 氷とか、冷えた炭酸水とか、昔は無かったでしょ。間違いなく。天然炭酸水の文化ってヨーロッパのもの。

素人の今のとこの結論としては、「テキーラは後回しでいいや」。

カクテルとかでもほとんど使われていないみたいだし。

アサヒのHPで紹介されている中で有名どころは、マルガリータとか、テキーラ・サンライズくらいだしなぁ。あまりに少ない。理由は、いろんな意味で(低価格帯が) 混ぜにくい からとしか考えられない....。

アガベは飲む前に、まずは生きているの買うのが先・w。そう考えているワタクシめでございます(もろちん過去に飲んだことはありますけど)。

かしこ。




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