2013年10月12日土曜日

「ドコモ ARROWS NX F-01F に触った!【稼働機】」


はい、お次の“ドコモ2013-2014 冬春モデル”は、富士通の「ARROWS NX F-01F」です。

稼働機、です。10月下旬発売予定の「スリートップ」の1台。

が。そもそも「ARROWS」にはあんまし関心がない・笑。前情報は「今回のは5インチモニタか」程度のものでした。夏モデルは5.2インチだったので......。

なので結構、素直に稼働機に触れました。というか、とりあえず、的な・笑。

多少厚みはありますけれど、富士通伝統のゴッツくてデカっみたいな雰囲気は薄まっている印象。背面はラウンドしてて、“持ちやすさ”に十分配慮していることも伺われます。

印象は決して悪くない。

で、モニタを見る。



「ん?」。

なんか個性的な色味というか発色だなぁ、と。

全体に色みが薄い印象なのです。全体のバランスはいいんで嫌な感じはありません。FHDの威力爆発で、かなりシャープな描画ですし。

ただ「なんかこの液晶、(他のとは)違うなー」ってな印象。

なので次に何をしたのかと言えば、コントロール・トグル呼び出して、「照度」の確認したのでした。

「オート」になっていました。

「ふーん、オートでこれなのかぁ」、と。そこでちょっと輝度を上げると、フツーの感じの発色に近づいた印象で、その設定はそのままにして色々とイヂったのでした。

で、最新カタログももらったので、憩いながらページを捲っていると....... 発見っ。

あ、そうか、これが「ホワイトマジック(WhiteMagic)液晶」なのか!、と。

で、うんちくを読めば、「通常の赤・緑・青に加えて白の画素を加えている」とのこと。

まさに、「白」なんだ、と。色みが淡いというか薄い印象の原因はまさにこれだったのか、と。

だって白を載せているのですもの。

白を加えたことにより輝度を抑えることができ、結果、最大45%もの電力消費を抑えるそうです。

でも、ジブンが無意識にした行動を振り返ると、「輝度上げちゃってる」わ・笑。

ただし、慣れの要素は強いと思う。そんなに嫌な印象は無かったし。

まあ、シャープのIGZOの対抗テクノロジーということで、「ARROWS NX」の場合は、3200mAhの電池を組み合わせることで「三日間もち」が謳い文句になっているぞ、と。IGZOもちょっとクセある印象なので、ぜひ見比べてみてくださいまし。

ちなみにこの「ARROWS NX」に搭載されている5インチFHDはジャパンディスプレイ(JDI)製。

ソニー、東芝、日立のコンパクト液晶部門が統合されてできた会社。WhiteMagic自体はソニーの系譜にあたる。けど、小型液晶に未来はない....ということで(先見の明がない)親会社に切られた寄り合い所帯。資本不足で経営が傾いたところで、税金大量にぶっ込んで再生を遂げた、のでした。

3社の出資比率はかなり低く、大株主は実質、日本国なのでした。

社長のインタビュー読んだら「うちはディスプレイ専業メーカーであって、声かけられたら、どこにだって売るぜよ」みたいな感じでした。はっきり言って親会社に対する社員のみなさんの信条は、きっと....... 「百倍返しだっ」でしょう・笑。

実質「スリートップ」で価格面での訴求感も出ているしで、日本をこよなく愛する皆様にはぜひご検討いただきたいモデルと申せましょう。

いぢょ。


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