2012年5月6日日曜日

「Galaxy S3」について

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イギリスでアンヴェイルされた「Samsung Galaxy S3」。

いろいろ記事とか読んだり、動画とか観たりした印象は……「手堅い」。

メカニカルキーを残していたり、UIはかなりAndroid2.xテイストだし。ただし、画面サイズ、軽さ、薄さ、電池容量、そしてプロセッサーの性能というハードウェアメーカーとしての「やるべきこと」はギンギンに詰めているという印象。

ノキアを抜き去り、世界ナンバーワン携帯メーカーへと躍り出たSamsungとしてはS3で、その地位を盤石なものにしたい……という気合が十分に伝わってきます。「面白みがない」というコメントも散見するけれど、ナンバーワンってもともとそういうものかもしれません。

Galaxy Nexusオーナーとして「クワッドコアのプロセッサーって必要なの?」と思ったりするのですが、きっとこの仕様は、次期「Galaxy Note」(現行モデルは5.3インチ)、あるいは7インチとか10インチのPadには有効だと感じます。つまり、S3の量産効果により、もっと商品力のあるPadを創造したいのではないでしょうか?

まあPadに関してはAppleに完敗なのが現状ですから。もっと薄くて、もっと軽いGalaxy Padへの布石ということです。

ちなみに日本国内の導入はdocomoの「Xi」仕様からと噂されていますが、果たして「Xi」どうなんでしょう? こちら↓は5月現在の対応エリア。

頑張っている……とは言っても、かなり……。

これが地方とかになるとスゲーですからね、現状では。

結局、LTEと3Gの無線局を行ったり来たりするおかげでケータイを固定位置とした状態でも、場所によってはガンガン電池が消耗してゆく、の構図。

Galaxy S2がauでも登場したように、きっとS3もauは扱うでしょうから、いろんな意味でS3もWiMAX環境がストレス少ないのでは? と思ったりします。

もちろん世界的な流れは「LTE」なのですけれど、ぶっちゃけあと2年くらいは手を出さないほうがいいんぢゃないかな……と思っているところ。具体的には2013年の末モデルくらいからは検討しようとかな、と。← もちろん予備バッテリー携行すればかなり問題は解消ですけどねっ。

また、Samsung は盤石かもな、と思います。というのも、下手に個性とか出そうとすると、やたら電池消費多くなったり、発熱したり、バグりまくったり……したのはガラパゴスメーカーは経験済み。しかも、OSのOTAも面倒になるし、外部Appベンダーの対応も難易度高くなる。人気アプリがまともに動かない…なんてことにもなりがち。

するとAndroid4.0のリファレンスモデルたるGalaxy Nexusに似たスペックとするのがシンプルな正解となるのですが、そうなれば、ハードウェアメーカーとしての「画面サイズ、軽さ、薄さ、バッテリー容量、プロセッサーのスピード」みたいな部分での勝負になってくると。

iPadの強さって性能云々の前に、「見た目」でしょ? すっげー薄っ、みたいな。量販店の店頭でもその違いは明らか。スマホはまだまだ普及しはじめたばかりだし、何より大きいのは見た目、持ってみての軽さ、そして理屈はどうあれ画面サイズとその描画性能なのではないでしょうか。

一時期元気なかったauも、iPhone手に入れて、HTC J 出すしで、かなりイケてるかも。S3も出すだろうし。

SBはやはりiPhoneが柱だけれど、104SHも既にある。

ポイントはやっぱりdocomoだなぁ。本当にこんなに早い段階で「LTE」前面に出して大丈夫なのかなぁ。どうもiPhone5ゲットしそうにもないし……。既にdocomoの夏モデルの布陣はリークされているわけで、基本的には大画面 & Android 4.0 & Xi 軍団。電池に関しては「予備電池を携行」すると割り切れば、まっいいけど、ガラスマに慣れちゃった多数派のユーザーがそれに納得するのかな?とギモン。大御所docomoでさえギリギリ攻めているというか、グレーゾーンに片足突っ込んでいるっしょ、現状では…。

とりあえず、各社夏モデル、どんなの出てくるか楽しみですねっ。



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