2016年12月6日火曜日

月々サポート無し!ドコモの自称 格安スマホ、 MONO MO-01J。既に意味の無い存在か!?


■ ドコモ初のオリジナル・ブランド!?

ということで、2016年12月9日、ドコモの新型スマホ、MONO(モノ) MO-01J がデビューいたします。

ドコモ初の、ドコモ・ブランドとな......。

もちろん目玉は価格。

一括支払い総額........わずか、648円(税込み)。

600円スマホ、というわけです。

安っ、いか?

ということで、いつものごとく、支払いシミュレーション。


新規、カケホライト、データMパック(5GB)、spモード、という設定でいきます。

ぢゃん。

月々 7,587円っ!

高っ.......。

何より、“端末購入サポート適用”が、“なし”、というのが効いています。

ちなみに、です。

最新のスマホ販売ランキングでは、ななんと、iPhone 7 の群れを押し分けて、ワイモバイル版iPhone 5s が総合4位にランクインっ!

端末代込み込みで、一年目は、1980円、二年目は、2980円、なんつー世界が大受けしている昨今のニッポンだったりしております......。

■ “抜け道”大前提の商材

ドコモとしては、“抜け道”大前提の商材として企画したんだと勝手に予想。

何の抜け道かと言えば、それは総務省の行政指導(ガイドライン)からの抜け道。

ただし、今年に入ってからも、抜け道潰しはギンギンに加速している。

既存ユーザーに向けて、特定端末の買い替えに対するクーポンの配布とかは、既にアウト。

ちょっと前なんかは、ドコモの株主ユーザーに関しての端末購入に関するインセンティヴもダメ出しされて話題になったばかり......。

MONO MO-01J みたいな商材を出すと、それこそ通信費の薄ら高さばっかりが際立ってしまう印象です。

ゆえに、auも、ソフバンも似たような商材は設定せず。

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3大キャリアは、iPhone の値付けに近い、ブランドもののハイエンド・スマホを売るしか道は残っていないのであります。

ちなみに、同一条件で、iPhone 7 32GBモデルの支払額も再確認してみました。

8,667円、でございます。

MONO MO-01J に、あと1000円出すと、iPhone 7 が手に入っちゃうのですがぁ......。

いやー、いやはや.......。

さらに気になったので、同じくコンパクト志向ということで、ソニーのXperia X Compact SO-02J の月額をば。

8,667円。

おー、iPhone 7 32GB とビタっと横並びなのか、驚いた。

■ ここ1年のスマホ界の変化が速すぎた.....

スマホ開発の場合、約一年前には具体的な仕様が決まるとされているので、企画そのものは、もっと前となるはず.....。

2015年の5月とか6月? 年度末の数字が上がってきて、ぢゃあどうする? 的な感じ?

ちなみに、ワタクシがメイン回線をソフバンからMNPして、格安SIMの老舗、IIJmioに移ったのは、2015年4月。3大キャリア間をMNPしても、以前の超オイシイ状態は、もう無理だから、とっとと格安SIMをメイン回線化しちゃったわけです。

楽天モバイルでさえ、まだ上り調子なったばかりのタイミング。ワイモバだって、Nexus 5っていう商材が実質無くなったところで、さあ次はどうする? てなタイミングですわ。

もちろん以降も、総務省は、ギンギンに“抜け道”塞ぎに奔走してきた、と。

すげー、変化率ですねぇ。

それこそ一年前と較べて、日本仕様のSIMフリー端末って、どれだけ増えたことでしょうか......。

では、MONO MO-01J の運命は?

白ロム状態にて、中古業界に流すしかないのでは?

なにせ併売店&MNP乞○使って、バラ撒くのさえ、もう無理なわけだしぃ。

ということで、MONO MO-01J。行く末に要注目な新製品でございます。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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