2013年3月2日土曜日

「Nexus4 日本導入」


Googleが「Nexus 4」を日本へと導入することを正式に発表したようですね。

個人的には、買いません・笑。「Galaxy Nexus」をひっぱるのが個人的ミッションです・笑。

けど、気になる動きですねー。

なぜ、今の時期なのか。その意図を探ってみたいと思います。

まず「Nexus 4」、LG製端末で、「Optimus G」がベースですね。Snapdragon S4 Proなどという昨年末では最先端の高速プロセッサーを搭載しているのが特徴です。

もちろんGoogleプロデュースのリファレンスモデル。最初っからAndroid4.2を搭載です。しかも、「Nexus 4」に搭載されているAndroid 4.2.2はLinux 3.3/3.4カーネルがベースとなっている特別製。他用の4.1とか4.2とかは、Linux 3.0カーネルがベースになってるそうです。

Android OSのベースになっているLinuxまでもが進化版という次第。

で、昨秋に投入した「Nexus 4」ですが、兎に角、品不足でした。プレミアム付きまくり。

特にヨーロッパでの人気が凄いらしいです。

LGの人は、LGのせいだと思われるのが嫌で「Googleのオーダー(見積もり)が低すぎた」と述べています。

低価格なのにどう考えても最先端。その人気は当たり前か、と。

ただし、LTEに対応していないのです。カナダのLTEを掴んだ....みたいな報道はありましたが、基本の基本は「3G」端末なんですね、「Nexus 4」。だから日本導入モデルも3Gだけと予想します。

あと日本なのですが、キャリアとの後払い契約が確か100%近い世界的にみて、超特殊な国です。他の国では、プリペイドの比率がもっと高い。「Nexus4」はSIMフリー端末ですから、それらの国では、まさに「ありがたや」でございましょう。

また日本の特殊事情その弐としましては、もはや「LTE大国」であるということ。特に昨秋からの動きですけど。

国内キャリアにとっては「Nexus 4」って鬼っ子みたいな性格を帯びているし、3G端末だし、冬モデルの国内商戦の邪魔になるというか、混乱するというか、しかも品物そのものが供給不足なわけで、Googleとしても日本仕様は遠慮していたというか、そもそも手が回らなかったとしていいでしょう。

でも、国内冬モデルの商戦が一段落した今になって「あえて日本でも」と。

ひとつは、「開発者向け」があるでしょう。

8GBモデルの設定っていうのがソレだと思うのです。

音楽とか、動画とか、ゲームとか一切入れていないワタクシのGalaxy Nexusでも軽く13GBは使っちゃっている。8GBって、やっぱり開発者向けで、廉価であることに価値があるのでは?と。

特にあまり資金に余裕のないアプリベンダーとかに対して、Android4.2以降の対応への敷居を低くする価値は絶大だと思うのですね。まずはiOS用アプリを作ったほうが儲かるって風潮も根強くありますし。

そして特に、docomoの2.3端末とか使っている方々への対応。2年縛り。しかも3G回線契約。Android2.x系のシェアがまだまだ多いのも、2年縛りの契約ってのがあると思うのですね。

特にdocomoの絶対数。ニーズあると思うな。もちろん3G回線を空かせたいdocomoにとっては迷惑もいいところですけど・笑。

ちなみに「Nexus 4」、16GBモデルが349ドル。本日のレート、93円/ドルで計算すると、3万2000円くらいでしょうか。Nexus7みたいなインパクトはないかな、やっぱり。

Googleにだって1年保証はある。が、キャリアが用意している「保険」みたいなものはない。

実際、2台目の「Galaxy Nexus」を無料で手に入れたワタクシとしてはdocomoの保険はありがたい。今年ももう3月突入ですが、あと半年、Galaxy Nexusにたとえ不慮の事故があったとしても、かなり心強いのが「保険」の存在ですな。Nexus4にはそれはないぞ、と。

でも、ちょい古の3Gな2.xで動いている端末に辟易している方には、まさに朗報でしょう。

いぢょ。

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