2012年6月12日火曜日

「しゃべってコンシェル」について

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そういえば……と思い、docomoの「しゃべってコンシェル」を入れてみた。

ひつじのキャラは「執事」のだ洒落であることに今更気づく・笑。

ダウンロードっ。

しっかりAndroid 4.0.4にも対応しているようです。

ただ、ダウンロードしてアイコンがホーム画面に実際に配置されて思ったこと。「こりゃ…… 凄い」。まいったな、という印象。結局、いろんな偉い人が口出し過ぎちゃうんでしょうね。神はアイコン(のデザイン)に宿る、と。

ケータイ(スマホ)に向かって喋る。という入力なので、結構、実験するシチュエーションには困る。

軽く、イヂってみた印象は、Google音声入力よりも「音声認識率」が低いな、と。きっとこのひつじさんは、様々な方から罵詈雑言を浴びせられているのだろうな……とかわいそうになっちゃいました。なので機械相手だからこそ、悪い言葉はなんか使う気になりませんでした。(ダイレクトに自分に跳ね返ってきそう……)

「Siri」さんのように独自アプリと積極的に連動させて、特定の言葉をコマンドキーとつつ、とりあえずの実用性を高める配慮……みたいなものは、軽く使ってみただけでは、感じられませんでした。

あと気になったのはフツーに「Google Play ストア」で配布されているんですよね。これってもしかして、auでもSBでもインストールできるってこと? あくまでもSiriと同じように、「docomoだからこそ」なサービスにしないと、ほとんど意味がないと思うのですが……。本質的な意味とか価値がやっぱり理解されていないで開発されたものなのかもしれない……。

能力的には「音声による検索の入り口」みたいなレベルかな、と。たとえば芸能人の生年月日とか知りたいと、執事な羊さんは、Wikiを呼び出したりする。後はいつも通り(あんたが)調べてね、みたいな。だったら最初っから「人物名」だけをGoogle音声入力すればいいわけで……。

ちなみに「夏野剛はいつブチ切れてdocomoヤメたのか」と思い、インタビューとか読み返した時があったのですけれど、2008年くらいの時点で、「これからのケータイに求められるのはAIだ」って言い放っていましたっけ。びっくりしてインタビューの日付再確認したくらいです。

Siriのシの時もないですよ、2008年ですから。ただ、当時のカーナビでさえ、音声入力よるガイドとか、学習能力とかかなりのものだったはずです。ケータイ(スマホ)は、カーナビ以上に、人に身近な存在だから、まずはAIがとても大切になるはず、と。次に「入力方法」とか語っていたのですが、「音声」はひとつの手段ですよね。そのインタビューではAIと入力手法としての「音声」は区別して語られていましたっけ。

もしかしてこの「しゃべってコンシェル」って夏野さんの置き土産かもしれませんな。ただし、「いや、こういうのでは……」とおっしゃるかもしれませんが。いや言うな、きっと・笑。

ともあれ、そのうちまた、しつじなひつじさんと遊んでみようと、思っているところです。「新発見」はあるのかなぁ。




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