2016年6月15日水曜日

au 2016夏モデル HTC 10 HTV32 の稼働機に触ってみたっ!【比較】


ということで、au 2016夏モデル、『HTC 10 HTV32』の稼働機に触れてみました~

ビミョー......。まったくもってHTCに対するネガは無いワタクシ、です。けど、最新のハイエンドモデルに触れてみた印象は、ビミョー....。


5.2インチモニタ。WQHD。スナドラ820。HTC J One とおなじく、おサイフケータイとかワンセグとかのガラスマ機能はナシ。グローバルモデルと一緒、と。

auは、ずっと、HTCの端末を贔屓してきたし、一定数のHTCファンも抱えているので、最新ハイエンド端末をラインナップするのは必然なんですが.....。

ここで、フト思いました。HTCの最新の営業業績ってどんなんだ?

M9 は大コケしたみたいですねぇ。

直近四半期の赤字とか、凄すぎ.....。具体的な金額書くのも憚れるほどに......。

ただし、この状況は何もHTCに限ったことではないぞ、と。

Ad.


ちょっと前にも話題になりましたけれど、スマホ業界で利益を上げているのは、AppleとSamsung程度のもので、しかも、90%以上の利益はApple、つまりiPhoneのものだそうです。

ファーウェイとか、シャオミなんかは、どちらも企業業績非公開なんですって。さすが、“彼の国”の企業といったところです。GDPからして、粉飾というか.....。

えっでも、iPhoneのシェアは年々低下しているのでは? との問いもあるか、と。

確かに。ただし、激安Androidスマホが絶対数を稼いでいるだけ.....。Androidの分母が激安Androidのお陰で嵩増しされているだけ......。

1.7万円くらいの、LTEに対応したAndroidスマホが、新興国等でのボリュームゾーンらしいのですが、結局、価格競争に陥ってしまって、メーカーの粗利はカッツカツなのだとか.....。

日本でも似た感じ。格安スマホの場合、込み込み2万円以下が、一括払いの上限みたい。万札二枚出して、お釣りが来るのが大前提みたいな世界らしい.....。

ので、定価が3万円弱の端末の場合、結局、通信料込み込みにて、月々3,000円以下でないとダメらしい。

結果の、FREETELのの『299(にくきゅー)』作戦、ワイモバの『198(いちきゅっぱ)』作戦なのでございましょうぞ。

※ FREETELの価格設定から、一年分だけ、1,000円値引くワイモバ.....。仁義なきとはこの事か、と。まさに過当競争....。

楽天モバイルが強いのも、楽天カードを使えば、端末代の分割が容易という点が大きいはず....。

※ Apple は、自社が提供する24回ローンまでの金利をゼロにして、しっかりと、分割払いにも対応していたりします。

そしてAndroid の“断片化”問題

Android 4.x時代から、さんざん、Androidの断片化は、dis.られてきました。

そこからさらに、5.x時代、6.x時代を迎えて、確かに、さらにさらに最新OSがアプデされないAndroidの世界は、ヤバイという雰囲気に......。

端末メーカーもキャリアもOSレベルでガッチガチの独自性を持たそうとする(結局は、囲い込みのため)。けれど、それがますますアップデートの遅さ、もしくは“しない”を招く。

アップデートそのものが、コストそのものですし....。

結果、iOS用アプリの開発を優先するアプリベンダーが増加し続けるのも、必然と申せましょう。

発表から、半年以上経って、Android 6.x で動いている端末は、たったの8%ちょっとらしいですぅ.....。

ワタクシのNexus 5(2013)には、毎月のよう、セキュリティアップデートが降ってきますが、マジで、“安全性”といった部分だけでも、Androidってマズイ状況に陥っているよなー、と実感しているところ。

※ Android 6.0 で動いているNexus 5には最新のセキュリティアプデが降りてきますが、Android 5.x以前で動いている端末はどうしているの? と。

整理します。

Androidの世界は、ハイエンドとローエンドの二極化しているものの、そのいづれも、まともな収益を得ているメーカーは無いに等しく、それどころか、ほとんどが赤字体質から抜け出せそうにないということ。

最早、ショーバイとして成立していない......。フツーに考えてヤバイでしょ。

もうひとつは、“断片化”の問題でして、Android のバージョンが上がるごと、極端な断片化が進行中。ギョーカイの体質からして、その解消そのものの難易度が高い。さて、どうする? と。

以上の状況にGoogleそのものが凄い危機感を抱いているとか.....。

そりゃそうだ。

あと、ワタクシ的に思うのが、iPhone のカメラとオーディオが鉄板に近いということ。

せっかく、新しい端末買うんだったら、カメラとオーディオでガックシしたくないぢゃないですか? でも、そのふたつに関しては、レヒュー読んでも判然としなさすぎ.....。

ということで、じつはiPhoneユーザーそのものは、ジワジワと増えているのでした。Android の分母の拡大率の大きさに隠れているだけで、iPhone そのものを利用する人は増えている、と。



HTCには頑張って欲しい.....と云うのは簡単ですけど、そもそもAndroidギョーカイ全体が凄いことになっちゃているみたい.....というオハナシでございました。

■ 有機ELモニタの大波が来るまでは、このふたつの組み合わせ。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!



ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ



▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP





0 件のコメント:

コメントを投稿