ということで、ZTEも、日本のSIMフリー・マーケットに新作を投入です。
2台投入されたのですが、ワタクシが「ホ~」と思ったのは、『BRADE E01』です。
1万2,800円ですと!
同じく中国のファーウェイが、ミドルレンジ(3万円弱)の『P9 lite』と、ハイエンド(6万円弱)の『P9』を投入したのとは、別の作戦ですね。
端末メーカーとしては、利幅の大きな高価格帯のスマホを売りたいのは当然。また、あんまし“安っぱ”モデルと投入すると、ブランドイメージにも影響しちゃう。
世界第三位の販売台数を誇るファーウェイとすれば、いたずらに低価格帯を出したくないということでしょう。
一方、ZTEは、ブランドに対する認知もまだまだで、しかも、日本のSIMフリー市場では、FREETEL、HUAWEI、ASUS の御三家に大きく水を開けられている......。
んで、5インチモニタで、厚さ 7.8ミリでありつつ、1万2,800円な『BLADE E01』投入ですと!
しかも、ハナから、楽天モバイルが、ガチで『BLADE E01』を売ろうとしている.....。
まあ、『BLADE E01』みたいなモデルは、ほとんど話題にはならない。ガジェオタ系個人ブログとかでも扱われない。またガジェオタ系WEBメディアなんかも、プレスリリースをコピペして、お義理で流す程度。
ともあれワタクシ、先日読んだ、HTC NIPPONの日本人社長のインタビューに、ある種の衝撃を受けたわけです。
3万円弱の値付けで登場した『Desire 629』がてんで売れなかったという事実。
格安スマホのボリュームゾーンは、どうも、税込みで2万円以下らしい.....ということ。
まあ、一括払いの場合、ということなんだと思いますけれど、iPhoneがどうした、最新のGalaxy Sシリーズがどうした、などという世界とは別の亜空間が、そこにはドカンと広がっている様子......。
そもそも格安SIMベンダーのマネージメントクラスの中の人だって、そこそこの収入ありつつの、ガジェオタ入っている人がほとんどだろうから、扱い端末のラインナップとかに、ハナからバイアスが掛かっているのに気づきにくいのかも......。
でも、販売の現場は別、ですよね。
楽天モバイルはそもそもECの会社。多数派の本音を汲み上げることに敏感でしょう。
ヨドバシとかビックカメラなんかも、そのあたりに敏感でしょうね。
で、今回の『BLADE E01』に関しては、半分は、楽天モバイルがプロデュースした印象です。
楽天としては、端末の価格を下げることによって、まだまだ掘り起こせるマーケットは、日本には存在している.....と考えているのではないでしょうか?
※ ガラケーな方々とか
※ 楽天にしたって高い端末が売れるに越したことはないわけですが......
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ただし、ファーウェイとかに相談しても、「ウチでは、そこまでの低価格帯を日本では展開する予定はない.....とアッサリ断られちゃう可能性は高い。
となれば、ZTEか、と。
5インチモニタであれば、老眼のオッサン&オバハンもOKでしょうし、Nexus 5(2013)以降、Android は5インチモニタをひとつの大きな尺度・基準にしてきたので、OSだけでなく、アプリのUIや表示なんかも、相当に快適だと予想されます。
デフォルトのOSが、Android 5.xというところが気になる人もいるかもしれませんが、Android 6.xを2台イヂっている身とすれば、ハードウェアのスペックを鑑みるに、5.x のままのほうが、きっと快適だと予想します。っーか、当分、アプデしないほうが良いかも。
ともあれ、です。
選択肢が広がることは素晴らしいこと、と思っているところ。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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