2021年5月15日土曜日

【大阪王将 喜多見店 】東秀の後釜は大阪王将だったっ。餃子バトルはつづくっ



ということで、結果的に、また餃子ねたかいっ。

■ プチ田舎のくせしてレッドオーシャンすぎ

世田谷西部の辺境の地である喜多見商店街....。そこそこ活気のある商店街なのですが、今年2021年3月末にて、オリジン弁当と東秀(どちらも今やイオン傘下)が撤退したのでしたっ。

オリジン弁当は昔からあってリニューアルしたばかりだったし、斜向いの東秀は、新規で出来たばかりの印象でした。が、あっさり閉店。

ちなみに小田急 喜多見駅周辺には、古来からある王将、中国人系中華料理屋がワタクシが知る限り3軒もありつつ、インデペ系町中華もしっかりあるぞ、と。

駅前のサミットは惣菜ごっちゃりだし、コンビニもセブン、ファミマ2軒、ローソンとしっかり揃っている....。

住宅街だし、高齢化も目立つわけで....。モンテローザの「魚民」なんぞとっくに撤退。ちなみに魚民の後は、24時間系トレーニングジムになったのも世相か、と。

しかもわずか1kmしか離れていない隣の狛江駅のほうがターミナル化している....。

プチ田舎なのに「ありすぎ~」な気もする....。

んで、です。

東秀は3月末に閉店となったわけですが、4月に入ると、早くも内装工事が本格化。「このご時世に、もう何か入るの?」と素人は素直に思うわけです。

プチ田舎といってもショバ代、そう安くもないはずだし...。そこそこ広いしなぁ。

それとは別に、先日、完全無人の冷凍餃子専門店「餃子 雪松」ってのが、出来まして(駅前ぢゃなくて、駅から決して近くない住宅街)、割り切ったビジネスモデルなので、くどくどと本ブログにて書いてみたわけです。

完全無人、キャッシュのみ。凄っ。

店舗開発の人だって、周囲の人口密度とか年齢構成、隣接する幹線道路の交通量、コンビニやスーパー、ドラッグスーパーなどの競合の有無とか調べるはず....。

雪松さんをdis.るつもりはまったくないのですが、こと狛江店に関しては、周囲に各種競合多すぎるんぢゃね?的な素人の印象なのです。

物珍しい時は、バブる。これは絶対にあり。

けど、人は飽きやすい。これも真理。

ちなみに雪松狛江店から直線距離で400mしか離れていないところに、オーケーという関東でブリブリ言わせている安売りスーパーがある。

そこで日本で一番売れているとされる味の素の冷凍餃子、12個入りが幾らで売られているか? 税別173円。

もちろんスーパーなので多種多様の冷凍餃子がラインナップ。んで、おっと思ったのが、味の素の横に置かれていた、「浜松餃子」。30個入りで..... 税別582円。普段、冷凍モノを積極的に食べないワタクシですが、試しにこれは食べてみたっす。

※ ちなみに雪松は、32個で1,000円です。

全然悪くないのですが....。

浜松餃子って(ご当地)ブランドだしぃ、パッケージにはちゃんと創業昭和41年とか明記してある、今どきよくあるパターン(地域性と歴史)。しかも化学調味料、保存料は一切使用していないことを明記。調べたら豚肉も国産ものらしい...。

ここで添加物使っていないとか、国産原料に拘っている場合は、明記するのが当然というか、必然だよなー、とシミジミ。

■ 餃子って当たればデカイわけね....

次に思いついたのが「一体、原価って幾らなのか?」。今頃・w

30%が一般的だと思うのですが、ななんと餃子の場合、20%まで抑えるのは容易らしい...。

このあたりで外食産業素人的には、餃子を前面に打ち出すところが多いわけだ.... と。

典型的な粉ものだし、油脂とのマリッジでメイラード反応。唐揚げほど廃油が出るわけでもない....。

んで雪松狛江店のお話に戻れば、多店舗展開が大前提のビジネスモデルでもあるしで、自社の商品性にあわせた店舗開発用のパラメータを設定しつつ、出店前に当然、「どのくらいの割合でイケるか?」をはじき出すはず。

セントラルキッチンからのロジスティックもあるしぃ。

狛江店に関しては、そんなに甘くないのでは? と素人は思ったわけです。

※ 商材は超均一なわけで、地域性が突出する

が、です。

ショーバイは「蓋を開けてみないとわからない」という側面もデカイ。

それ考えると、芽が出そうもなかったら「とっとと撤退する」というビジネスモデルも歴然とあるわけですね。

お弁当系のチェーン店とか、スクラップ&ビルドの典型例かなー、と。

雪松に関しては、出店コストも限りなく抑えられているのは明白。看板とか什器とかの使いまわしは容易だろう。

雪松さんは、まだイケイケで攻める時期だろうし(多店舗展開が大前提のビジネスモデルっちゅーこと。まだまだスタート直後の印象)、出店の精度を高めるためには、失敗の分析も必要だろうし....。逆に、ダメ度が高いと分析していたのに、金の卵が生まれた場合なんぞ、まさにお宝。と。

などというふうに素人なりに餃子ショーバイをいろいろ考えてみていた、と。

一方、喜多見商店街の「東秀の次は?」は別問題だった、と。

がぁ。結果、ま~た 餃子だぁ・www

大阪王将 喜多見店』っ。

ご覧のように工事中。職人さんとか不足気味だから、オープン日時は、まだ不明瞭。けど、6月上旬までにはオープンしたいみたい....。

んで、オープン記念で生餃子30個入りを1,000円で売るらしい。

なんか数字、似てる・w

生餃子という表記が気になったので大阪王将のWEB を確認っ。

企業規模がデカイね、もはや...。

あと国産素材へのこだわりとか、セントラルキッチンからのロジスティック(鮮度)、店で皮を巻くことをアピール。

王将は、やめちゃったんだよな、確か。店舗での皮巻き....。

■ 関東ではまだまだ物珍しいはずの大阪王将

ここまで書くと、『餃子の王将』と『大阪王将』の確執を再確認したくなっちった。

関東の人はよく知らない人が多いと思います。

ワタクシは昔からよく大阪行っていたので、肌で京都vs大阪の闘いは感じていた。

京都がオリジナル、大阪は親族で、もともとフランチャイズだったのが、早めに経営を独立させちゃいつつ、大阪基盤にしたほうが、勢いづくのは当然。結果、屋号を巡っての裁判沙汰。んで、“ふたつの王将”誕生。

大阪王将が東京に進出したのは2003年。確か、新宿に一号店とか出来たと記憶しつつ、そこ寄った記憶あり。

2019年には大阪王将は、関東に第2工場。

昨年2020年に、千歳船橋駅前に大阪王将が出来て「へー」と思ったばっかし。パン屋さんが撤退した後釜に大阪王将だったのでした。

新しい工場作ったのでイケイケなんだな、大阪王将。

んで、ここまで書いて「日本の焼き餃子の歴史」なんつーのも気になった。

んでぇ、ビツクシ、冷凍餃子のシェアは味の素が50%超え。ヒー。んで、ななんと大阪王将が30%超えてるらしい。ビッグ2もいいとこやんけ。

しかも冷凍食品、昨今のご時世もあって、伸びに伸びてる、と。

大阪王将、ヤバい.....。

一方でワタクシ、「やっぱりグルテンって、ソートー腸内環境に影響しているのでは?」という考察もしているところ。そのあたりも追々.....。



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