ということで、何が起こるか分からない格安SIMギョーカイ。
U-mobile が実質、IIJmio傘下に入ることが決定~。
ここでおさらい。
U-mobile。親会社は、かのU-sen、ですわ。
そして格安SIMに関しては、自らL2接続することなく、Freebit社 をMVNE としてきました。
しかし、です。
2016年7月1日から、Uimobile は『U-mobile PREMIUM』をスタート。こちらのMVNE は、ななんとギョーカイ最大勢力を誇る、IIJmioとなります。
従来プランも残すとのことですが、価格設定とか変わらないので、結果的には、U-mobileは、Freebit を見限って、IIJmioへとシフトということでしょう。
同じ価格なら、PREMIUM のほうがいいもんね。w
んで、です。
U-mobile の場合、目玉プランは、「使い放題・無制限プラン」。
ただし、“遅い”のそしりを免れることはありませんでした。
そもそも従来的な無制限プランは、そのほとんどすべてが、ハイパー・データ・イーターがゾンビのようにむらがって、回線速度が速攻で低下しまくり......となります。
にもかかわらず、です。
今度のMVNE は天下のIIJmio様。そして、従来どおり『無制限プラン』が提供されるというのですから、驚きです。
IIJmio が親回線になって、それこそ、従来的なトホホ状態に陥るとは、到底、考えられないからであります。
IIJmioだって、「無制限、上等!」ということでしょう。
時代は、変わる。マジで。
ちなみに、無制限プランのデータ専用SIMの場合、月々の支払いは、税別 2,480円。
格安SIMギョーカイのシェアは、データの取り方にもよりますが、OCNモバイルONE がまだまだ1位という説とか、いやいやこの1年で楽天モバイルが1位に一気上り詰めた、という説があったりします。
ただし、IIJmio の場合、自身のブランド以外にも、MVNEとして派手に立ち回っています。BIG SIM、DMMモバイル、イオンモバイル等。
それらをトータルすると、IIJmioグループがシェア圧倒的ナンバーワンとなるはずです。
そこに、U-mobileも加わるということ。
しかも、回線スピードに大きな影響を及ぼすだろう「無制限プラン」を引っさげて、となるわけです。
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ここでの懸念は、IIJmio陣営全体の回線スピードが影響を受ける可能性が極めて高いということ。
IIJmioの名に掛けて、そんな自体には陥らないとは思います......。それこそU-mobileのせいで、遅くなっちゃったら、他ブランドのユーザーはたまったもんぢゃないわけですし。
ということで、U-mobileとIIJmioの新タッグ。要注目です。
また今回の件、U-mobileが、ついにFreebit に対して三行半を突きつけた、という捉え方もあると思います。
なぜか?
Freebit 自体が、傘下のDTIから『DTI SIM』を出したことが大きいのかもしれません。
しかも、ほとんど制限が設定されていない『ネット使い放題』プランを新設定したばかり。
これ、月 2,200円(税別)であります。
すでにDTI SIM のネット使い放題プランは稼働中ですが、最新のスピードテストを眺める限り、昼の混雑時にも、そこそこ実用に堪える回線スピードをキープしていたりします。
じつはDTI SIM ネット使い放題と同時に、780円プラスするだけでカケホライト状態の『通話し放題』プランの提供も始めています。
VoIP でもなく、プレフィックスでもなく、ドコモの通話回線そのものっていうヤバさ。
DTI SIM 、なんか良い意味でヤバイ・w
そして、以上の雰囲気からすると、近いうちに『データ使い放題』ってのが、当たり前になるのかも......。
ちなみに、業界最安値を標榜するDMMモバイルの場合、自社の乳コンテンツの販売ってのが、主目的のはず.....。同じIIJmioをNVNE とする、U-mobile の存在は座視できないはず.....。、そっちが無制限やるなら、こっちも......という発想がフツーでしょう。
ということで、格安SIMギョーカイ、戦国絵巻はまだまだ続くぞ、と。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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