2016年6月7日火曜日

脅威の質感。FREETEL SAMURAI REI - 麗 の稼働機に触った!【格安スマホ/比較】


FREETEL製、最新格安スマホ、『SAMURA REI - 麗』

ついにデモ機に触れることができましたが、想像以上に、従来的な格安スマホの世界から突き抜けていました。

写真では判然としなくても、プラスチッキーな肌触りだったり、ボテっと厚みのある筺体だったりして、実際に触れれば「格安スマホ、ですよねー」的な感じになっちゃうことがほとんど......。

しかし、REI - 麗 は違う。

フルメタルバディ。厚さは、たったの7.2ミリ......。

しかも、iPhone SE ではコストダウンのためだろう割愛された、エッジ部分のダイヤモンド研磨まで行われている......。

ディティールに関しては、iPhone 5s と iPhone 6 を足して二で割った感じ。

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楕円のホームボタンは、Galaxy を彷彿とさせるところですが、格安スマホのくせして、指紋認証にもしっかり対応していたりもします。

カラバリも5色もありまして、オッサン&オバハンニーズにもしっかり対応。

ただし、自分のことを密かに佐々木希と似ている......と思っている(思い込んでいる)10代、20代の女性は、何だかんだ言って、iPhone一択のはず.....。

やっぱりFREETELのメインターゲットは、30代以上なんだろーなー、と思ったりします

どうも、キャリアでスマホ買うのが当たり前という層と、積極的に格安スマホに手を出そうとする層は、皆が思っている以上に、違うタイプみたいなんですよねー、今のところ。

HTC NIPPON の日本人社長のインタビューによれば、昨年秋、HTC は勇躍SIMフリー端末を日本投入したものの、想像以上に反応が悪かったのだそう。



定価2万9800円の『HTC Desire 626』で、それだったんですって! ビツクシ。

HTC NIPPON社長曰く、「税込みで3万円超えると、バタっと売れなくなる」んですって!

※ Desire 626 の場合、カラーリングという要素も無視できないと思いますけど。センスがどうしたというのではなく、本来的なターゲット層にマッチしていなかったのでは?

なので格安スマホのボリュームゾーンは、一括払いで、一万円台~二万円台なのだそう。


FREETEL の場合、ASUSやファーウェイといった海外勢と、販売台数で渡り合っている印象ですけれど、やっぱり売れ線は、『Priori 3 LTE』とか『MIYABI』とかいった価格帯なのでしょう。

となれば、です。

REI - 麗 の価格設定は、ボリュームゾーンから明らかにズレている

今のところ、まずは価格ありきのマーケットなのですから。


じつは、家電量販店のワイモバイル・コーナーでは、FREETEL謹製スマホなんかもズラリ取り扱いはじめています。

スタッフに訊いたら、じつは、そっちのほうが売れているって。なぜか? やっぱり絶対的な価格の安さを求めている人が多数派だから、みたい.....。

となればです。

いくらデザイン良くして質感上げても、佐々木希使ってCF打っても、実際に買う人達には響かない。

それを良く知っている増田社長としては、どうするか?

それが『299(にくきゅー)』作戦、なのでしょう。

端末代、定額通話、さらには保険までトータルパッケージにして、月々2,990円。どや! なわけです。

※ 対抗してワイモバイルは『199』作戦発動させましたし.....。楽天モバイルが人気なのも、楽天カード使えば端末の分割が効くところも大きいはず.....。

いやはや、厳しいマーケットみたいですね、格安スマホの世界......。

SIMフリーのGalaxy S7 edge 出たら欲しーかも......なんていう世界とはまるで違うみたい......。

心しようっと。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!



ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ



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