FREETEL製、最新格安スマホ、『SAMURA REI - 麗』。
ついにデモ機に触れることができましたが、想像以上に、従来的な格安スマホの世界から突き抜けていました。
写真では判然としなくても、プラスチッキーな肌触りだったり、ボテっと厚みのある筺体だったりして、実際に触れれば「格安スマホ、ですよねー」的な感じになっちゃうことがほとんど......。
しかし、REI - 麗 は違う。
フルメタルバディ。厚さは、たったの7.2ミリ......。
しかも、iPhone SE ではコストダウンのためだろう割愛された、エッジ部分のダイヤモンド研磨まで行われている......。
ディティールに関しては、iPhone 5s と iPhone 6 を足して二で割った感じ。
Ad.
楕円のホームボタンは、Galaxy を彷彿とさせるところですが、格安スマホのくせして、指紋認証にもしっかり対応していたりもします。
カラバリも5色もありまして、オッサン&オバハンニーズにもしっかり対応。
ただし、自分のことを密かに佐々木希と似ている......と思っている(思い込んでいる)10代、20代の女性は、何だかんだ言って、iPhone一択のはず.....。
やっぱりFREETELのメインターゲットは、30代以上なんだろーなー、と思ったりします。
どうも、キャリアでスマホ買うのが当たり前という層と、積極的に格安スマホに手を出そうとする層は、皆が思っている以上に、違うタイプみたいなんですよねー、今のところ。
HTC NIPPON の日本人社長のインタビューによれば、昨年秋、HTC は勇躍SIMフリー端末を日本投入したものの、想像以上に反応が悪かったのだそう。
定価2万9800円の『HTC Desire 626』で、それだったんですって! ビツクシ。
HTC NIPPON社長曰く、「税込みで3万円超えると、バタっと売れなくなる」んですって!
※ Desire 626 の場合、カラーリングという要素も無視できないと思いますけど。センスがどうしたというのではなく、本来的なターゲット層にマッチしていなかったのでは?
なので格安スマホのボリュームゾーンは、一括払いで、一万円台~二万円台なのだそう。
FREETEL の場合、ASUSやファーウェイといった海外勢と、販売台数で渡り合っている印象ですけれど、やっぱり売れ線は、『Priori 3 LTE』とか『MIYABI』とかいった価格帯なのでしょう。
となれば、です。
REI - 麗 の価格設定は、ボリュームゾーンから明らかにズレている。
今のところ、まずは価格ありきのマーケットなのですから。
じつは、家電量販店のワイモバイル・コーナーでは、FREETEL謹製スマホなんかもズラリ取り扱いはじめています。
スタッフに訊いたら、じつは、そっちのほうが売れているって。なぜか? やっぱり絶対的な価格の安さを求めている人が多数派だから、みたい.....。
となればです。
いくらデザイン良くして質感上げても、佐々木希使ってCF打っても、実際に買う人達には響かない。
それを良く知っている増田社長としては、どうするか?
それが『299(にくきゅー)』作戦、なのでしょう。
端末代、定額通話、さらには保険までトータルパッケージにして、月々2,990円。どや! なわけです。
※ 対抗してワイモバイルは『199』作戦発動させましたし.....。楽天モバイルが人気なのも、楽天カード使えば端末の分割が効くところも大きいはず.....。
いやはや、厳しいマーケットみたいですね、格安スマホの世界......。
SIMフリーのGalaxy S7 edge 出たら欲しーかも......なんていう世界とはまるで違うみたい......。
心しようっと。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP
Tweet
0 件のコメント:
コメントを投稿