2012年10月7日日曜日

「オッカムの剃刀」の意味


Android 4.2を搭載する開発中のモデルがベンチマークテストに登場したとのこと。

ただし、ネーミングは、開発コード名「Occam」。

オッカムとな?

ここで哲学を齧った人が想起するのはもしかして……「オッカムの剃刀」?。

Occam's razor。

razor? 

つまり「Motorola RZER」のこと?

で、この「オッカムの剃刀」の意味が凄いわけ。

「ある事象を説明するためには、必要以上に多くの実体を仮定するべきでない」
“Entities should not be multiplied beyond necessity”

ここで、“ある事象”を、“Android端末を通じての最高のUX”と仮定してみよう。

「Android端末を通じての最高のUXを証明するためには、必要以上に多くの端末をリリースするべきでない」。笑。

最初はNexus Programを拡大することに対する批判みたいなことかなぁ……とか思った。

でも、きっと違うね。

あくまでも……“必要以上の”なのだから。

アインシュタインもこうオッカムの剃刀について言っている。

「理論はできるだけ単純にせよ、だが限度というものはある」と。

このアインシュタインの論、Nexusプログラムを単一の企業に提供することとか、あるいはOSと端末をワンセットにして、“超単純(Ultra-Simple)”にこだわっている企業とかの批判にも感じられたりして・笑。

じゃあ、このなぞなぞの解は?

Androidをあまりにもオープンなカタチでそれもダーターで配ることで、結果、“Android端末を通じての最高のUX”が阻害されているってことぢゃないかな。

「仮定」は、星の数ほどもいらない。

ただし、少なすぎてもいけない。

まさに「オッカムの剃刀」。

しかも、モトローラの親会社はいまやGoogle本体だかんね・笑。

カッキー、この一言に秘めたメタファー。

そういえばKDDIとMotrolaって仲いいよねぇ。

楽しみにしてよっと!

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