2012年10月20日土曜日

「HTC J butterfly」の正体

auオリジナルとして発表された「HTC J butterfly」の正体、見えてきました。

以前のエントリーで指摘させていただいた「HTC Nexus」の“先出し派生モデル”では? かどうかは判然としません。


けど、ターゲットは間違いなく……「Samsung Galaxy S3」ですね。

ほとんどガチ。写真で見ただけではまったく分からなかった……。

実際に見比べても明らかに「HTC J butterfly」のほうが大きく見える。

しかし、じつは、“幅”はほとんど同じ。

高さも数ミリ(5~6mm)だけ「butterfly」のほうが大きいだけ。この差はモニタサイズの「5インチ」の部分に使っているわけです。ちなみに「S3」は4.8インチですね。

あと、仕上がりがかなりエロい。

国産ガラスマとか、おしなべて素組みのガンプラっぽい感じかな~と思っております。蒸着メッキの使い方なんかも含めて似ている。

SBMの冬春モデルいの一番たる「STREAM 201 HW」とかにも触ってみましたけど、ファーウェイ製の端末がてきめんなのですが、パーツの精度と組立て精度の違いって、もう手に触れるスマホですからねぇ、人って一瞬にして感じてしまうもの。いやいや見ただけでも分かる。

逆にiPhone5の狂ったような工作精度と組立て精度、ガラスとアルミの緻密なる構成によるエロスの醸成には、やはり1台あたりの総販売台数も含めたところで「かなうわけないか……」と思ったりもします。

真似できるのはSamsungとなるわけですが、エロいとはなりませんねぇ、合理性みたいなもののほうが勝るかと。そういう社風なのかな。

でも、「butterfly」の場合は、電池取り外しできないので、たとえば背面カバーを外すこともないので、精度とか塗装の質とかギンギンに上げることができたって感じですね。白も赤も素晴らしい。黒はマットなのですが、もちろんそれはそれでとても良い。

ボディサイドの直線的なメッシュ仕上げとか、ガラス端のアールを取っている部分とか、とにかく細部へのこだわりとか精度の高さがビンビンに伝わってくる。

ぶっちゃけ、かなりエロいっす。

ただの薄い板……では決してない。

でもこのオハナシのオチは……“ただのモック”で稼働機ではなかったということ。

な~んだって思ったでしょ? 笑

ただボディの雰囲気がこのままで、マジでRetina超えの超ハイレゾリューションモニタなら、かなり凄いゾって思うのですね。

やっぱりスマホの場合、モニタの質、カメラの基礎体力って絶対的に重要ですからね。カメラはある程度の画素数あったら、やっぱりレンズのF値ですよね。個人的には夏モデルの「HTC J」で、その威力はまざまざと感じさせられましたから……。

ただし、個人的にはデカイよなぁ。欲しいけど、デカイかなぁ。

このまんまの雰囲気とスペックで4.3インチ程度の出してもらえないかなぁ。

きっとそのうち「サイズの反転」の動きは出てくるとは思うのですが、クワッドコア化が落ち着いて、その次のフェーズとなるでしょうか。

今は理想よりスペックをある程度は追う時期かなぁ……とは思います。はい。

悩ましいぞ、「HTC J butterfly」。


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