2012年10月6日土曜日

続「2012年9月のMNP」


詳細な数字が出てきました。

2012年9月のMNP関連について。

タイトルはMNPとしましたが、今回は別の数字にも注目です。

そもそもSBMは「LTEが新しい通信方式だから、更新ユーザーも“新規扱い”」なんだってさ。はいはい、と・笑。

で、「通信方式ごとの契約数」に注目です。

まず、NTT DOCOMO。

LTEの純増が78万6,700件だって。

トータルでの純増では見えてこない“買い替え”需要ですね。

すげー、やっぱり“分母”が超デカイんですね。そりゃ端末メーカー言うこと聞くよね。

商いのスケールが他二社とは違うんだな、と。それは認めましょう。

そりゃ電波混むわ……。

ただし、シェアと比例して他社の約二倍とみれば納得の数字なのか……。

ドコモ → ドコモってパターンは凄く多いんですねぇ。

で、KDDIは22万4,900件。

これ、ほぼ二週間で売れたiPhone5の数としていいでしょう。

そしてSBMは32万0,200件。

SBMは2.5GHz帯のLTEなWiFiルーターっていう商材もあるので、イコールiPhone5の数字とはならぬとは思いますが、やはりKDDIの数字は上回っているレベルと考えていいかも。

だとしたら孫さんあんなに慌てなくても良かったのかも……。

やはり“SBMに愛着をもつiPhoneユーザー”は少なくなかったのかな、と。人様のブログとか拝見していても“やっぱりSBM”みたいな人、結構いたしなぁ。

ただし、この32万という数字、トータルでの数字と同じなんですよね。やっぱり疑惑は残るよなぁ。

「4GのWiFiルーター」を想像以上にバラ撒いたのが真実なのかなぁ。なんかそんな気もしてきた。

やっぱり「MNP」の数字こそが、真実の動き(真実の人気)に最も近いってことかなぁ。

ただ、これだけ超大騒ぎしても、ドコモが失った顧客は10万人弱。

これが1年間続いたとしても……年間120万件。

現在のユーザー数は6000万件超えている。

「ひとり負け」とか言われているけれど、象が猫に噛み付かれた程度なのかもしれない……。

逆にドコモの側からすれば、「こんだけ大騒ぎして、たったのこれだけ。ホッ」みたいなぁ。

じつはドコモのLTE整備計画は既に発表されて3.9G=LTEの整備が完了するのは2015年というロードマップはもう敷かれているんですよね。

多少、“巻く”かもしれないけれど、当初の予定どおり、騒音に惑わされずに粛々と計画を進行していけば、安泰ってことなのかもしれませんね。

それよりもやはりピンチは孫さんなんだろうな。Apple製品でビジネスモデルを構築しているにもかかわらず、自社が抱えているiPhoneユーザー(及びiPadユーザー)は、「auへ」っていう力学がかなり強く働いているものね。

“自社ユーザー囲い込み”のための作戦みたいなものが超甘かった気がする。

買取プランだって、ソフマップもっていったほうが“もれなく高い”でしょ? 大抵のバヤイ。

基本的にはケチったせいで、auにもってかれちやったんだと思いますねぇ。

SBMに限らず、既存顧客にはメリットあんましないっていうギョーカイ体質がモロに跳ね返ってきたというか……。

にもかかわらず、テザリングありません、一ヶ月でわずか1.2GBでの通信制限、都心はちょっと弱いかもしれません……ぢゃあね。しかも自分でプラチナぢゃないと繋がらないって連呼しているわけだしぃ。まあイーモバ買収して1.7GHz帯もゲットしたのは事実だけど、「本当に本当にiPhone5が早期に対応できるか?」ってのは、じつはAppleとかauとかとの政治的な側面があって、そうは問屋が下ろさない……ことは分かっててのブラフの可能性が高いのですね、これが……。

それはともかく、特に大したニューモデルがあるわけではないのに、80万件近くXiの純増を果たしているドコモのチカラにビックシ、というオハナシでした。

なのでドコモから広告欲しい人は、生半可なキモチでアンチなドコモ色とか出しちゃダメだよ。ポチのように素直に愛らしくドコモについていこうね!


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