2013年9月21日土曜日

「Xiaomi M1」


「Xiaomi M1」っていつ出たのだろうと調べてみた。

2011年の夏のこと。日本ではドコモから「Galaxy S2」とか「Xperia acro HD」とかの時代。ざっとわずか二年前。

「Xiaomi M1」のモニタは4.3インチ。今の感覚からすれば小さめと感じるけれど、「S2」が4.27インチ、「acro HD」が4.3インチだったりするわけで、まっ、そういう時代だったんだなーと。

で、「Xiaomi M1」の価格は1999元。ブランドもんはもとより、中華ハイエンドモデルでも、この性能をこの価格で当時提供しているものはなく、スマホ端末メーカーであれば、絶対に無視できない存在だったはず。

もちろんApple含む。

さて、そんなXiaomiの最新モデルは「M3」。ガラパゴス島では“ドコモがもしかしたらiPhoneを?”みたいな時、9月5日に発表された。もちろんガラパゴス島ではほとんど話題になっていない・笑。

SnapDragon 800クラスを搭載し、モニタは5インチ。筐体も初のアルミマグネシウム合金を採用し、クォリティ感も格段にアップしているそう。で、あいかわらず1999元(16GB)から。中国内でもこの価格はスペックからすると脅威的とされているらしい。

そうそう今年8月末にはGoogleのAndroid担当幹部、バッラ氏がXiaomiへと副社長待遇で移籍することがニュースになったっけ。

ちなみに中国本土での「iPhone 5c」の価格は16GBモデルで4488元。

1000元スマホが大衆用。3000元でAndroidの中華ハイエンドがフツー。そうした世界の中での「5c」でありつつ、4488元ということ。はぁ~みたいな感じなんぢゃないかなぁ.......。

そうそう、「M3」は今回から中国3大キャリアの周波数にバッチリ最初っから対応しているのも特徴らしい。Appleとチャイナモバイルとの契約の件はどうなったのかしらん・笑。

Googleの場合、初代「Nexus 7」(2012)から“価格破壊”を前面に打ち出してきたと思う。それ以前はあくまでも“リファレンスモデル”という位置づけ。

価格破壊戦略に関しては当初は「対Amazon(対Kindle)」だったように感じられていた。けど、もしかしたら「Xiaomi」の存在もかなり大きかったのかも。2012年秋に発売された(つまりまだ1年も経っていない・笑)、「Nexus 4」の価格が348ドルってのも、Xiaomiの価格設定と近しいものに感じられる。1999元って今の為替レートでも三万円ちょっとだったりするので。

で、既に「Nexus 5」に関するリークはかなりのものとなっているけれど、今度は同時に発表されそうな「Nexus 10」のものも増えてきた。メーカーはSamsungから変わってASUS。Googleの価格破壊路線に、もうSamsungも付き合えないわけね・笑。


そもそもGoogleはSamsungの露骨なるバーティカル・インテグレーションを嫌っている。

しっかし、ガラパゴス島の場合、既に「5c」がハナから一万円キャッシュバック(auとSBM)って何なんでしょうね・笑。で、なんだか知らないけど、「5s」のゴールドとシルバーは露骨に供給不足、と。

これでガラパゴス島の3大キャリアが大赤字っていうなら仕方ないですけれど、SBMなんかは決算発表会などで世界一の利益率を誇り、ドコモなんて軽く一兆円の内部留保を積み上げているとかいないとか。KDDIだって同じ穴のムジナっしょ・笑。

とりあえず今回もとりとめなく、いぢょ。

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