「Square Cash が世界を変える？」

いつのまにやら各種電子マネーはガラパゴス島では普遍化。

停電したり、システム・ネットワークがダウンしたらどうなるのさ......という問題はともかく、です。

で、ジャック・ドーシー率いる「Square」から新サービス「Square Cash」。

メールタイトルに“振り込み金額”、「CC:」に“スクウェアのアドレス”入れて送信すると、送受信人のメルアドとリンク付けされたデビッドカード経由で入金されるというもの。

実際使ってみないとよー分からん・笑。

ユーザーはSquareへの登録も必要なく、送金に対する手数料もゼロらしい(振込額の上限は設定されているけど)。

とりあえずこの部分では銀行いらないわん。

そもそも通貨という概念が、人々の分業を促進し、現代文明を下支えしているのは間違いない。ただし、ちょっと前まではITネットワークなどが存在しなかったため、その流通には紙とか金属のリアルな資源が用いられていた(今でもですが・笑)。

またニクソン・ショック前には、国家が発行する通貨の価値は、その国が保有する金 Gold の量(リアルな資源)で保証されていたが、基軸通貨の金 Gold と通貨の兌換が廃止されたことにより、“通貨という概念”の抽象度は、完全にリアルから乖離することとなった。

しかし、通貨の流通という現実面では、ITテクノロジーの未成熟により、“概念”は既に理想に到達したものの(国家元首が兌換を停止するという概念を明示し、それを法的に実行すれば良いだけ。この部分でテクノロジー介在の必要はない。ゆえに概念)、現実の世界では、リアルな資源の流通に依存する割合が依然として高かった。

そして今。特に先進国においては通貨はテクノロジー面に於いても「次なるフェーズ」に既に達しており、ドーシーさんは、そこらあたりを“ツンツン”しまくっている.......という印象なのであります・笑。



とりあえず、いぢょ。

▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP

Tweet


-->