2013年12月24日火曜日

SBM『AQUOS PHONE Xx 206SH』とドコモ『同 ZETA SH-01F』を並べてみた!


最新の販売ランキングでも常にチロチロし続けているソフトバンク『AQUOS PHONE Xx 206SH』

2013年夏モデル(6月28日発売)、です。あ、もちろん、あくまでも“ソフトバンク内のランキング”で常にチロチロですけど.....。

で、ちょっと興味あったので、現物を確認してみると........

最新の『AQUOS PHONE ZETA』とクリソツなので、ちとビックリ。

で、スペックを調べてみると.......

モニタは5インチ。ただし、IGZO液晶ではない。S-CGシリコン液晶。これは最新のソフトバンク『AQUOS PHONE Xx 301SH』(5.2インチ)と同じです。

でも、フルHDです。十分以上に高精細と申せましょう。

もちろんソフトバンクのAndroid勢は、今や最新モデルも含めて“端末価格実質ゼロ円”となっています。

シャープは好き。けれど、最新『Xx 302SH』のデザインがエッジー過ぎ....... という方は、ちょい古だけど、『Xx 206SH』を選ぶから、そこそこ台数が出るのかな~とか思っちゃいました。

でぇ、さらに対応周波数の欄を眺めれば........

データ通信は、2.5GHz帯のAXGPだけ、だわ。

2013年6月発売のモデルでも、ソフトバンクのAndroidは2.5GHz AXGPだけだったのか....... とシミジミしてしまいました。

ちなみに2013年冬モデルからは、イーモバの1.7GHz帯、ソフトバンクの2.1GHz帯で『ダブル倍速LTE』ですし、ここに先の2.5GHz帯AXGPもプラス、さらに2014年春からサービスイン予定の900MHz帯プラチナLTE用のアンテナまで内蔵してます。

キャリアの本題が“土管品質”だとしたら、まあ雲泥の差としていいでしょう.......。

ここではソフトバンクをdisりたいのではなくぅ.......

まあいかに2012年秋のソフトバンクによるイーモバイル買収が、急転直下の“決断”であったか.....ということなのです。


端末の仕様が無言のうちにそれを物語っている、と。

端末の基本仕様は“発売の約一年前に決まる”と勝手に思っている者でありまして、『Xx 206SH』のソレは、つまり2012年6月頃となるのでありまして、その時点では「イーモバを買う」などとは、きっと孫社長自身も思っていなかったのだと思います。

2013年も『iPhone』は、2.1GHz帯、『Android』は、2.5GHz帯..... という棲み分けでイクと考えていたに違いありません。

にもかかわらず、孫社長を決断させたものとは何か? なのです。2012年秋のこと。

きっと、2013年秋発売の『iPhone 5s/5c』に関して、Appleがauの800MHz帯LTE対応に「OK」を出したからだと予想しちょります。

孫社長としては、2.1GHz帯だけのイコールコンディションで、『iPhone 5s/5c』世代まで引っ張りたかったのだと思います。auの2.1GHz帯は未整備で、まあ、低いレベルでのイコールコンディション、と。

あともうひとつは、『iPhone 5s/5c』が日本専用仕様の「A1453」になることも似た時期に分かっていたはずです。絶対。

Appleとしては、特に2012年にドコモ「Xi(LTE)」を契約したAndroidユーザーを取り込みたくて、ハナから昨今話題のSIMフリー『iPhone 5s/5c』のデビューは想定内だったと思います。もちろんSIMフリーを出すか出さないかは、Appleの決断次第ですから、どうにでもなります。

そしてもうひとつは、ドコモの周波数に対応したモデルを作っておくことで、ドコモとの契約をギリギリまで伸ばせるという思惑ですね。Appleのドコモに対する色気が「A1453」からは滲み出ていると思います.......。

まあauが長い時間かけて整備してきた800MHz帯LTEは基地局の多さだけでなく、5MHz×2の帯域を確保してますから、理論値は日本全国下リ75Mbps。

対して、2.1GHzでわずか5MHzだけの帯域しかLTEに割り振ることができないソフトバンクの場合、『iPhone 5s/5c』でどうなっちゃうのか?は自明の理.........。

ここにドコモが林檎商売に参入してきたら、果たしてソフトバンクはどうなるか? ですよね~。

なので孫社長は、苦手な千本会長に頭を下げてまでしてイーモバ買った、と。

帯域に余裕が出たおかげで『ダブル倍速LTE化』も速攻で成し遂げることができた、と。



ちなみにワタクシが時間を過ごすことの多いB地点(屋内)ではこんな感じぃ・笑

とはいえ、“繋がるプラチナ”のキャッチコピーはauに掻っ払われてしまったし、『ダブル倍速LTE』の実力の認知は多数派には届いていない。ゆえに半沢直樹さんにCFに出てもらっているわけです・笑

ただし、ドコモやauに比べると、CFのターゲットの年齢層が比較的高めになっちゃっているよなぁ........。孫社長がご執心の上戸彩自体が、もう...... 28歳だものなぁ。auなんて、剛力彩芽ときゃりーぱみゅぱみゅ、でもって井川遥で上手に若者寄りでありつつ、広~い年齢層をカバーしているのになぁ。

上戸彩に関しては、きっと代理店がいくらいっても孫社長はダメなんだと勝手に予想します・笑

ということで、通信環境は激しく変化し続けているのは間違いなく......。

とりあえず、いぢょ。

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