中身は堂々のハイエンドモデルなのに、あえて小さなモニタをチョイス。今までありそうで無かった存在こそ、ドコモ『Xperia Z1f SO-02F』。2013年12月19日木曜発売ということで、結構、盛り上がっているみたいですね......。
なので再び『iPhone 5s/5c』と並べて比較検討です・笑
『Z1f』の場合、タスクバーがモニタ内に常駐していますから、その分、モニタの実効面積が狭くなります。4.3インチモニタのかなりの面積が“バー”に取られるわけです。
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すると.....4インチモニタの『iPhone 5s/5c』と“縦”の長さではほとんど変わらなくなっちゃいます....。
ただし、モニタの“横幅”に関して言えば、明らかに4.3インチ・モニタの『Z1f』のほうがリッチ。
タスクボタンをタッチセンサー式としてベゼルへと配置、モニタ画面の“さらなる広々感”を追求する...... ということもAndroidでは可能なのですが、ソニーはそういう選択肢は取らなかった、と。
そんなことしなくても“十分に勝機アリ”と捉えているのかもしれません。
ただし、スマホの場合、“縦持ち”の比率が圧倒的に高いと思います。すると横よりも縦方向のモニタの絶対的な長さがユーザビリティにはとっても大切になってきます。
ここで注目したいのが、アプリのUIデザインなのですね。
試しに『iPhone 5s/5c』で、ウェブブラウザの「Safari(サファリ)」を使って、“日経電子版のスマホ用表示”を眺めて見ることに致しましょう。
まず、これ ↑。
モニタ上部に“検索窓”、モニタ下部に「Safari」用のコマンドバーが配置されてます。
ただし、記事項目を縦スクロールすると、上下バーは自動収納されます。
こんな感じ↑ 。スッキリ。
で、最新Androidたちは、いまや“5インチあたりまえ”みたいな時代です。
やはり4インチモニタ(及び4.3インチモニタ)となれば、絶対的な情報量は少なく、アプリケーションそのものに“広く見せる細かな工夫”が込められていないと、狭っ苦しくて仕方なくなる、わけです。
ここでAndroid 4.x の系譜を遡ってみましょう。
最初の最初は、2011年暮れに発売された『Galaxy Nexus』から始まるわけです。4.7インチモニタ。当時は、4.7インチで、“デカっ”だったのでした・笑
もちろんAndroid 4.xの特徴としてタスクバーをモニタ内に常駐させる、というのがAndroid2.x系と比較してエポックでした。
この『Galaxy Nexus』から、ハイエンドAndroidたちは“モニタの大型化”がトレンドになってゆきます。
4.7 → 4.8 → 5.0 → 5.2 といった感じ(わずか2年....)。
またファブレット・ブームの火付け役でもある『Galaxy Note』シリーズは、もちろんAndroid4.xで動いていますし、タブレットの『Nexus 7』、『Nexus 10』もしかり。
つまり、“大画面”こそがAndroid 4.x系のメジャートレンドであり、一方、4.5インチ以下というのは“普及モデル”という扱いのものが多数派となっている印象です。特にリッチなガラパゴス島ではマイノリティでしょう.....。
で。
ユーザー・エクスペリエンスというのは、モニタの面積だけで図れるものではないし、ホームボタンがメカニカルかタッチ式か、で図れるものでもない、と。
アプリケーションのUIがどうなのか? がとても大切です。
ただし、各種人気アプリケーションはドコモが作っているのでもないし、ソニーが作っているのでもない(作っているのはもちろんありますけどぉ・笑)。
各アプリベンダーが、果たしてどういった画面サイズを想定してアプリのUIをデザインしているのか? が、何より重要になってくるわけです。
企業としてのリソースは限られているのですから、まずは、“多数派のいるメジャートレンド”の要望に応えるよう配慮するというのは必然ではないでしょうか。
一方、『iPhone』に関しては、筐体にしろOSにしろ実質、ひとつしか存在しないわけでして(3.5インチもまだ買えますけどぉ...)、資本力ないサードパーティのアプリベンダーでさえ、やろうと思えば、たとえ狭いモニタ面積であろうとも“キメキメ”のUIを提供可能となっている、というわけです。
そんな『iPhone』のアドバンテージは、モニタ面積が4.7インチになるのではないか?などと予想されている次期『iPhone 6(もちろん仮称)』などにも有効です。Android勢と比較して若干小さいモニタであっても、UXはほとんど変わらないか、あるいは上回ることが可能となるわけですから。
次期『iPhone』は、4.7インチと5.5インチ......みたいな予想は、なんか若干“小さめ”の印象ですけれど、iPhoneの本質的アドバンテージを鑑みれば、じつにリアリティある予想にさえ感じられます。
さて、です。
ソニーは既に『Z1』のベゼルを極限にまで排したニューモデルを開発中と噂されています。
“『Z1』 + 『Z1f』 / 2 = it's New ! ”
ある意味、当然のような気もしますけれど......・笑
とりあえず、いぢょ。
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もちろんAndroid 4.xの特徴としてタスクバーをモニタ内に常駐させる、というのがAndroid2.x系と比較してエポックでした。
この『Galaxy Nexus』から、ハイエンドAndroidたちは“モニタの大型化”がトレンドになってゆきます。
4.7 → 4.8 → 5.0 → 5.2 といった感じ(わずか2年....)。
またファブレット・ブームの火付け役でもある『Galaxy Note』シリーズは、もちろんAndroid4.xで動いていますし、タブレットの『Nexus 7』、『Nexus 10』もしかり。
つまり、“大画面”こそがAndroid 4.x系のメジャートレンドであり、一方、4.5インチ以下というのは“普及モデル”という扱いのものが多数派となっている印象です。特にリッチなガラパゴス島ではマイノリティでしょう.....。
で。
ユーザー・エクスペリエンスというのは、モニタの面積だけで図れるものではないし、ホームボタンがメカニカルかタッチ式か、で図れるものでもない、と。
アプリケーションのUIがどうなのか? がとても大切です。
ただし、各種人気アプリケーションはドコモが作っているのでもないし、ソニーが作っているのでもない(作っているのはもちろんありますけどぉ・笑)。
各アプリベンダーが、果たしてどういった画面サイズを想定してアプリのUIをデザインしているのか? が、何より重要になってくるわけです。
企業としてのリソースは限られているのですから、まずは、“多数派のいるメジャートレンド”の要望に応えるよう配慮するというのは必然ではないでしょうか。
一方、『iPhone』に関しては、筐体にしろOSにしろ実質、ひとつしか存在しないわけでして(3.5インチもまだ買えますけどぉ...)、資本力ないサードパーティのアプリベンダーでさえ、やろうと思えば、たとえ狭いモニタ面積であろうとも“キメキメ”のUIを提供可能となっている、というわけです。
そんな『iPhone』のアドバンテージは、モニタ面積が4.7インチになるのではないか?などと予想されている次期『iPhone 6(もちろん仮称)』などにも有効です。Android勢と比較して若干小さいモニタであっても、UXはほとんど変わらないか、あるいは上回ることが可能となるわけですから。
次期『iPhone』は、4.7インチと5.5インチ......みたいな予想は、なんか若干“小さめ”の印象ですけれど、iPhoneの本質的アドバンテージを鑑みれば、じつにリアリティある予想にさえ感じられます。
さて、です。
ソニーは既に『Z1』のベゼルを極限にまで排したニューモデルを開発中と噂されています。
“『Z1』 + 『Z1f』 / 2 = it's New ! ”
ある意味、当然のような気もしますけれど......・笑
とりあえず、いぢょ。
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