価格破壊のイメージが強い、イーモバイル版『Nexus 5』(EM01L)。
ここで冷静になって、そのサービス内容、及び、価格設定を再確認です。
まず端末は、GooglePlayでも売っている『Nexus 5』(LGD821)と基本的には同じ。内蔵メモリは、16GBのみの設定。GooglePlayで購入可能な32GBモデルの設定はイーモバにはなし、と。
GooglePlay版16GBの価格は、39,800円。
イーモバで“一括購入”した時の価格も、39,800円。
2013年年末の段階では、SIMフリーモデルの端末単体(SIM無し)で値引きしているところはほぼ見当たらない.....。
で、イーモバ版を購入するとして、GooglePlay版と同じく、端末代は一括で購入するとします。キャッシュで39,800円をまずは払う、ということですね。
すると、イーモバの月々の通信費は、こちら(↓)。
月々、2,515円、となります。
イーモバ版『Nexus 5』用に設定されたプラン名は細々とあるのですが、ようするに.......
データ通信環境は、ソフトバンク&イーモバイルの『ダブル倍速LTE』。月々のデータ制限は“5GB”まで。もちろん電話番号付き。テザリングおk。で、2,515円也。
ここで端末代(39,800円)を24回で割ってみることにします(2年縛りですしぃ)。すると、月あたり、1,658円。
イーモバの場合、端末代を一括とせず、一括代(39,800円)にプラス約10,000円で分割とする支払い方法もあるのですが、今回は、あえて、GooglePlay価格で比較検証します。
で。
2,515円 + 1,658円 = 4,173円/月。
これでも十分お安いような気がしますぅ。どでしょ。
ただし、通信制限は月5GB。ドコモ、au、ソフトバンクともに、スマホのデータ制限は“7GB”ですから、単純な比較はできない、とはなりますね。
イーモバ版『Nexus 5』には、5GBを超えた場合の“速度制限解除料”がちゃんと設けてあります。これがプラス2GBで、2,625円、となります。単月での追加が可能というもの。
つまり、5GB + 2GB = 7GB 。
4,173円 + 2,626円 = 6,799円/月。
ここで我が国で超絶人気となっているApple『iPhone 5s』16GBモデルの、キャリア各社の月々の支払額を思い出してみれば....... 新規の場合、6,577円(au、ソフトバンク)みたいな世界、と相成ります。
単純に数字だけで比較しちゃうと、ちゃんと辻褄合うよう設定(設計)されていることが分かります。イメージほどには価格破壊者ではないかも、ということ。
ただし、です。
多数派の場合、月々7GBも使わないのではないか? だったり、下手すると5GBも使わないのではないか? という“現実”が存在しています。
ワタクシの場合、明らかに5GBさえ使いません。
ここをどう捉えるか、考えるか、でしょうか。もちろん個人によって違うわけです。
またGooglePlay版『Nexus 5』との違いで大きいのは、保険の有無だと思います。
人様のブログで拝見しましたが「ガラス全損」でLGエレクトロニクスのサービスセンターへと問い合わせて......“2万円”から、みたいなオハナシが.......。Google Japanのサポート体制はツベタ~イみたいだしぃ・笑
ここで『Nexus 5』の現物を眺めれば、ガラスのエッジを覆う、筐体の樹脂は0.5mmもない印象。アスファルトとかに落としたら一発だな...... とマジ思います。
もちろん『Nexus 5』、防水仕様でもございません。落下はもちろん、水にも要注意、と。
あとパワーボタンのトラブルとか、インナーパーツのハードウェアのトラブルとか........。やっぱりあるよねぇ....... という印象です。
もちろん1年の製品補償は付いているのでアレなのですが、“root化”すると、GooglePlay版の『Nexus 5』でも当然のごとく保証外です。当たり前ですが。
「そういう時は、元に戻して補償受ければいいぢゃん」と実はワタクシ、最近まで思っていました。
がぁ。ダウンロード履歴を見る(確認する)んですって! 仮にroot化していなくても、“その筋”のアプリのダウンロード履歴があっただけでアウト! らしいです。
そもそもroot化する気ないですが、出来心でroot化するの、絶対ヤメよ~と思った次第。
そうそう、イーモバ版『Nexus 5』に組み合わされる“SIM”は、他キャリアはもちろん、イーモバの他端末と組み合わせて使用するのは不可(たとえば『Stream X』とか)。この不自由さも、もちろん個人の大きな判断材料となることでしょう。
“表”のイーモバ版『Nexus 5』の価格再検証でした~・笑。
以上、誰もがイーモバイル取扱店に行けば、妙な“抱き合わせ販売”を勧められることなく、手に入れることができるサービスでございます。
クレジットカードと運転免許証はお忘れなくね。
“数字”を単純に並べれば、フツーのスマホと実はトントンなのかもしれませんね。けれど、多数派の“現実”からすれば、絶対的に支払う金額をシンプルに抑えることができるかも........というメリットは決して無視できないはず、と。
ただし、販売の現場は、日々激戦です。
様々な“条件”は、日々変化し続けます。当然ですね。ハイテク製品であればあるほど、生鮮食料品と同じで、“鮮度”があって、それは時間の経過と共に、落ちてゆくわけですから。
“事件は現場で起こっている!”。ぜひこれをお忘れなきよう・笑。
とりあえず、いぢょ。
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