2016年3月31日木曜日
DTI SIM がiPhone をレンタルっ! 残価設定ローンみたいなシステムかも!?【格安SIM】
格安SIMの新興勢力、『DTI SIM』。
業界最安値クラスを標榜しつつ、先行MVNOをキャッチアップせんと虎視眈々のご様子。
ここ数ヶ月、半年間の基本料・無料キャンペーンで話題を撒きましたが、お次の作戦は、ななんと、「iPhone のリース販売」だそうです。
スタートは2016年4月から。
ただし、iPhone のどのタイプになるのか? とか、詳細な料金に関してのアナウンスはまだ、です。
レンタル? という感じですが、自動車のリースとか、残価設定ローンみたいな仕組みだったら、結構、面白いかもしれません。
まず現状の大前提から。
キャリアの支払い額を何とか下げたいと願う人が多数派。
そこで、格安SIM。
ただし、手元にあるスマホがボロっちく、新品のスマホと組み合わせようとする場合、選択肢としては、ミドルレンジのAndroidとなってしまうのが現実......。
けれど、やっぱりiPhone が欲しいという人は多数派でしょう。
でも、Aoole が提供するSIMフリーiPhone は絶対的な価格がお高い......。
さて、どうしよう? という感じでしょうか。
ちなみに、格安SIMベンダー各社も、iPhone を扱いたくて、Appleと接触しているみたいなのですが、ドコモ、au、ソフバンの3大キャリアが、猛烈にブロックしているそう。
つまり、格安SIMベンダー各社に対する、iPhone の“業販”は不可みたいなのです。
そこで、自動車なんかの世界で、結構、一般的になっている、残価設定ローンみたいな仕組みを導入すれば面白いのではなか? とDTI SIMは考えたかも.......。
まず、一年後の買い取り価格を最初に設定しておくわけです。
そしてその価格を定価から引いて、12回の分割にする。それが向こう一年間の月々の端末代となるわけ。
iPhone のSIMフリーモデルならば、リセールもかなり期待できるはず。
また自動車と違って、iPhoneならば、“一年後の端末のコンディション”もかなり期待できる。
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なぜなら、購入と同時に、フルプロテクト系のケースを着け、モニタにフィルムを貼ってしまえば、小傷系の損傷は最小限に抑えられるからであります。
DTI SIM側としては、コンディション極上のiPhoneが回収できれば、リセールにも有利なのは間違いなし、と。
もちろん、一年後のレンタル延長とか買い取りの選択肢とかも用意されている。
まっ、とにかく、ユーザーは、とりあえずの一年間は、割安感をもってiPhoneを使える風にもってゆくのは間違いありません。
具体的には?
iPhone SEだったとしましょう。
一年後の価値を3万円と規定します。← あくまでも仮ですよ~。
残債は、5万2,800円 - 3万 = 2万2,800円。
つまり最初の一年間に関しては、月々 約2,000円としましょうか。
ここにDTI SIM の通話回線付き、3GBプランを組み合わせると、4,000円/月アンダーが可能になるのではないでしょうか?
まあ、これなら、Appleストアでゼロ金利で24回払いにして、月々2,300円ってのと大して違わないのではないか? という説はあります・w
けど、審査とか、結構、面倒だったりしますからねぇ。
DTI SIM側が多少のリスクを取った上で、より“気軽・お手軽”にiPhoneのリースを実現すると、かんり雰囲気は違ってくるかも、です。
ちなみに、“実質ゼロ円”なる表示ですが、これはソフバンへと転職した元トヨタ社員が考えだした販売手法と言われています。
ただし、自動車の場合は、メーカーが流通・販売も抑えているわけです。
この部分、Appleが3キャリアにしかiPhone 販売を委ねないことと似ています。
んで、自動車業界の残価設定ローンですが、これは、メーカーではなく、中古車業界がまずは導入した仕組みなわけです。
結構、自然な流れかも.....。
ちなみに、DTI SIM は現状では、あくまで“レンタル”という表現を使っていますので、念のため。
けど、仕組みは似たようなものじゃないのかなー、と思いつつ、結構、ウケる要素とか、上手くゆく要素はあるんぢゃないかなー、と思う次第でございます。
とりあえず、正式発表に要注目といったところでしょうか。
とりあえず、いぢょ!
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