2016年3月14日月曜日
新型『iPhone SE』と、『iPhone 5s』の外観がうりふたつの理由を考察してみる!【Apple】
ほぼ登場するのは確定的な新型の4インチ・モニタ『iPhone SE』。
基本サイズは同一ながら、iPhone 6的なラウンド・フォルムで登場するのでは? と予想されてきました。
が、しかし。
ここにきて、iPhone 5s と外観はうりふたつという説が濃厚に.......。
個人的には“多少は代わり映えのある、お姿”をキボンヌなのですが、もしかすると、クリソツの外観という路線もあるのでは? と思ったりします。
第一の理由は、単純、コストダウン。
iPhoneの場合、最も原価コストが高いのは、“ケース(筺体)”と言われています。
アルミのインゴットから、NCで30分近く時間を掛けて、一個一個を削りだしてゆくそうです。
各種スイッチ類の配置が異なるとか、多少、ケースに丸みを帯びさせるなどの意匠変更でも、治具から何から全部作りなおす必要が発生します。
なので、ちよっとカタチを変えるだけでも、物凄い投資になると想像できます。
もちろん投資を回収できれば、“新しいカタチ”はアリなわけですけれど、たとえば端末の価格を若干、お安めに設定する......などという大前提があれば、コストをケチる意義は発生するわけです。
コストはケチるけど、iPhone らしい高級感は残す、と。iPhone 5c の轍は踏まないぞ、と。
ここで、いちユーザーのキモチを具体的に.....。
ワタクシはiPhone 5sを2台所有しています。ドコモ版のほうはメイン端末です。
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果たして、iPhone 5s とクリソツなiPhone SEが出て買うか? 買いたくなるか?
きっと買わない。『3D Touch』は非搭載みたいですしね。
ではどんな人が買うのか?
iPhone 6を買ってみたのものの、やっぱり4インチモニタのほうが良いと思う人。ただし、iPhone 6 の二年縛りが解けるのは、今年の9月からのはず.....。
ただ、個人的に周囲で、iPhone 6 とか6s を購入した女性に尋ねてみたのですが、特に、常に鞄を持ち歩いている女性の場合、iPhone 6 / 6s のサイズでも、まったく平気という人が多数派。
ここで仮説。
iPhone SEのメインターゲットは、現在でもiPhone 4 / 4s / 5を使い続けている人。
世界レベルでは、結構なボリュームなのでは?
しかも、iPhone 6 が登場して、既に一年半。けれど、頑なに“小さいiPhone”を使い続けている人って確信犯が多いのではないでしょうか。
そんな人達が、iPhone SE に買い換えるメリットは?
さすがにボロっちくなっているとか、バッテリーがヘタっているのを我慢しているとか.....。
iPhone 4s なんかと比べれば、画面大きくなって、圧倒的に軽くなる。
あと、LTE への対応ってやはり大きいのでは? さすがに全世界的にLTE化が広がっているみたいだし。
そして最新ネタとしては、『Apple Pay』への対応でしょうか。
Apple としては、Apple Pay を普及させて、新たな収益の柱にしたいのは当然。
日本でも年内に始まるとか、始まらないとか.....。
あとiPhone 5s と同じカタチとする事で、“新しさをあえて演出しない”ってのはありますね。
Apple としては、やはり4.7インチモニタ以上の最新iPhone に多数派の目を向かせたいのでは?
今年の秋、発売されるだろうiPhone 7 は、“カタチのフルチェン”のタイミングですし。
なので、iPhone SE が、微妙に新しいカタチでチロチロして欲しくないのでは?
けど、4インチが好きって人のキモチも分かるから、そのニーズには嫌々だけど対応してあげる、みたいなぁ.....。
Apple があえて、iPhone SE を iPhone 5s とクリソツのカタチで出す理由は.......ありますね、きっと。
とりあえず、いぢょ!
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