■ 生産規模がデカ過ぎで、有機EL化はかねてよりバレバレ
ということで、かねてより、2017年秋・発売の次期iPhone(以下、iPhone 8)は、Galaxyでお馴染みの有機ELモニタ化されるというオハナシ。
これに関しては、噂というより、生産ラインの規模からして、ギョーカイ内ではバレバレの事実の模様。
しかも、明らかに、有機ELモニタの新採用は、あえて1年、前倒ししたのでした。
ゆえに、iPhone 7 / 7 Plus は、iPhone 6以来、基本変わらずのエクステリア・デザインに留めたとも言える。
有機ELパネルは、一般的な液晶パネルと比較して、ハナから薄い。また屈曲にも強い。ゆえに、有機EL化とは、デザイン大刷新のチャンスでもありまして、な・の・で、iPhone 7 / 7 Plus は代わり映えしないお姿に留めた、と。
■ 2年ごとのデザイン刷新はiPhoneビジネスの根幹だったのに....
ただし、Appleというか、iPhoneのビジネス・モデルを支えているのは、日本でお馴染みのキャリアによる、“2年縛り”。アメリカ本国でも同様。
従来のiPhone も2年ごとにフルモデル・チェンジが定番でございまして、そのタイミングは、まさに2年縛りの期間と、軌を一にしているのであります。
その禁を破ってまでも、iPhone 7 / 7 Plus は代わり映えしないお姿で登場した。
結果は?
中国のリセッションの影響が大きいとは言え、日本以外の国では、総じて iPhone 7 / 7 Plus は売れていない。明らかに売れていない......。
ガジェ・ヲタや、各種ギョーカイ関係者は、新型端末出ると、バンバン買い換えるのが常ですが、ごくフツーの人は、手元にあるiPhone 6を眺めつつ、「まっ、これでいっか」的な心情となるのではないでしょうか?
新型端末よりも、たとえばドコモやauのiPhone 6持っている人なんかは、バッテリー交換したら、格安SIMへとMNPしちゃおー、なんていうモチベのほうが強いかも・w
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日本車なんかも、2年ごとのマイチェン、4年のフルチェンというタイミングを崩していない。カタチを変えることで需要を喚起するなんてのは、成熟化した民生用工業製品では不変の原則。
スマホの性能だって、明らかに成熟化しているでしょ?
iPhone だって、そんな軛からは逃れられない......。
■ 有機ELモニタの生産計画が狂った?
もちろんそんな事は、クックCEOもジョニーさんも、よくご存知のはず......。
となれば、iPhone 7 / 7 Plus を大して代わり映えしないお姿で登場させるという決断は、まさにAppleの社運を賭けた大いなる決断とも言えるわけです。
が、です。
ここにきて、良からぬ噂が.....。
有機ELの生産能力が圧倒的に不足しているのでは? というもの。
まず、Samsung がリーダー役なのは間違い無し。パテントもたくさん抑えていることでしょう。他のサプライヤーは、同じく韓流のLG、フォンファイに買収されちゃったシャープ、そして再び負け組になっちやったジャパンディスプレイ。
それこそ、約一年後に、iPhone 8はデビューするわけですが、時期が迫ってきたからこそ、見えてくるものもあるわけです。
それが、1億台は売れるかもしれない、iPhone 8 シリーズへと、全面的に有機ELを投入するのは、無理くさいという噂......。
仮にそれが本当だとすると、有機ELを大前提としたデザインの大刷新ってのが無理になってしまうわけです。
■ ショボい新フィーチャーではお茶は濁せない
なので、最近さらに噂に上がってきたのが、ワイヤレス充電。
ワタクシ、Nexus 5(2013)にて、ワイヤレス充電を当初は、「わーい」という感じで使っていましたが、そのうち使わなくなりました。
理由?
まず熱。これはGoogleも言っていて、最近のNexus にワイヤレス充電は非搭載でしたね。
あと使い勝手の部分では、結局、充電器そのものは、部屋のどこかに固定されているのが常でして、そこに持っていかないと充電できないってのは、フツーのUSBと同じってこと。
さらに、手に持って、充電を一時停止させて、短時間でまた充電開始するっのはバッテリーにもの凄く悪い。だったらケーブル挿しっぱなしのほうがいいぢゃん、ということで、ワタクシはQi充電を使わなくなったのでしたっ。
だから、きっとiPhone 8 がワイヤレス充電になったとしても、ワタクシは使わないことでしょう。
ワイヤレス充電が目玉? ありえへん......。
■ Appleの落日が来る!?
ともあれ、です。
iPhone 8 シリーズが、従来的なTFT液晶と、有機ELが混在しているような内容では、“デザインの大刷新”という面からして、破綻しているとしていいでしょう。
見た目的にお茶を濁す術は、多々あるかもしれませんが、それは本来的なAppleの真意ではなく、結果としての失敗.....。
きっとそれは、販売にも直結することでありましょう。
そんな小手先するんだったら、iPhone 7 / 7 Plus で、ある程度のフルチェン感を出しておけば良かった......ということにもなるわけです。
まあ、iPhone 10周年記念でブチかましたかった.....という気持ちは分からなくもないですが、あと数年後には、「あれが大失策だったんだなー」などとならなければいいのですが......。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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