2016年11月22日火曜日

LINEモバイルのエントリーパック、Amazon で発売開始!いま一度マイネオと比較!【格安SIM】


ということで話題の新MVNOブランド、「LINE モバイル」

やっとこさ、Amazon にて『エントリーパッケージ』を発売開始です。



いわゆる初期費用にあたる3,000円が定価なシロモノですが、Amazonで購入すると、今のところ1,000円以下。お得......、か?

けど、別にこの価格設定、珍しくもなんともないのですが・w

※ 格安SIMをご所望の場合、ぜひマイネオのご検討をば。同じく、Amazonにてエントリーパックを購入しつつ、『マイネオ紹介キャンペーン』を利用すれば、マイネオなら初期費用は簡単にダーター化が可能だったりして・w

で、ワタクシ個人的には、LINEモバイルってハズしているのでは? と思っているところ。

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もちろん、LINEというプラットフォームの力が絶大なのは分かっています。ゆえに、LINEモバイルも話題になったし、注目もされた、けどね、でもね、という感じなのでは? と。

実際、一般のユーザーが、どう動くか? がポイントです。

そもそも、です。

LINEとか、インスタとか、ツイッターとかに、データ消費量を気にするほどハマっている人って、どういう人?

ワタクシの場合、勝手に、10代とか20代の若い世代をイメージしてしまいます。

ここでマイネオが発表した自社データをば



マイネオ・ユーザーの年齢構成比。右の“マイネ王”というのは、マイネオのユーザーフォーラムです。

もう極端に、20代以下が少ないです。驚かされます。

金がねー、と言いつつ、キャリアでiPhoneが当たり前ってな雰囲気でしょうか......。

30代以上の場合、サブ機の扱いのスマホとか、タブレットとデータSIMを組み合わせている場合も多いことでしょう。

かつ40代以上の場合、親名義で子供のスマホ用としてみたいなニーズも大きいと勝手に予想いたします。

つまり、です。LINEにハマっているような世代と格安SIMの整合性は低いのが現状。

次に、端末はどうするか?

これもマイネオ発表資料によれば、“今使っている端末”を使い続ける比率がメチャ高い。


LINEモバイルの回線はドコモですから、今使っている端末を流用する場合、ドコモ端末であるか、iPhone 6s 以降のSIMロック解除したSIMフリー化なったキャリア端末、ということ。

ペリアっちゅーより、iPhone が多数派のことでしょう。特に若い世代。それも女性のバヤイ.....。

ちなみに、iPhone 6s の更新月は、2017年の9月以降ですから、実質、2年縛りが解けつつ、流用可能なのは、ドコモ版iPhone 5s 、iPhone 6 世代といったところでしょうか。

けど、リアル・コンタクトポイントが無い、LINEモバイルの場合、若い世代が、わざわざPC経由で“LINEモバイルのメイン端末化”とかするでしょうか?

そもそもPC持っていない率は、若い世代のほうが上なのでは?

あと、LINEモバイルのサービス内容での要チェックポイント

格安SIMブランドでは珍しくない、高速モードと低速モードの切り替えシステムが無いっちゅーか、そもそも低速モードの設定がナイっ!

そもそもLINEそのものが、LINEミュージック、やってて、特に若年層ユーザーをしっかりゲットしているわけです。けど、LINEモバイルの場合、LINE MUSIC は聴き放題ではない。

一方、マイネオには低速モードがありまして、LINE MUSIC にしろ、Spotifyにしろ、AWAにしろ、低速モードで十分楽しめます。断言っ! しかも、マイネオは低速モードが使い放題なんつー、変態なんです・w

ポケモンGOも低速モードで十分に楽しめますよ。ただし、初期の道路地図の読み込みとか、ポケストップの写真の表示に若干のラグが発生したりはします。またワタクシの場合、ジムバトルの際には、高速モードに変えてから遊んでいますけど。

つまり、ですねぇ、LINEモバイルの最大のウリは、LINE とか、インスタとか、ツイッターとかの特定のアプリが使い放題って点にあるわけですけれど、よほどそれらにハマっていない限り、メリットは見出しにくいというわけです。

なにしろマイネオ、あるわけだし・w

ただし、です。

小学校高学年から中学生なんかに、月500円の『LINE フリー』プランは最適では?

月1GBまで高速通信も使えますし。この少なさがガキんちょには良い・w

あと、LINEを使わせたいガラケー世代な親にもLINEフリー・プランは最適では?

この場合でも、実際に動くのは30代後半から40代が中心でしょう。

ちなみに、LINEフリー・プランは、SMS付きSIMでなくとも、LINE側が対応しているので、年齢認証も出来ちゃうところが魅力。

なのですがぁ。SMS付きSIMぢゃないと、スマホ側が、“セルスタンバイ問題”を発生させて、バッテリー、ダダ減りの可能性が高いです。これ、マジな要注意点っす。

そんなこんなで、ある程度の知識ないと厳しいかな、と。リアル・コンタクトポイントがゼロに近しいLINEモバイルの場合、絵に描いた餅っぽい商材に陥っているのでは? 的な.....。

昨今、LINEモバイルのスピードテストをすると、やったらめったら速いのは、完全にユーザー加入者数を見誤って、帯域を余分に仕入れてしまった、としか思えないのですが......。

宣伝の要素はあるかもしれないですけれど、格安SIMショーバイとして、キチンと利益を出そうと考えれば、IIJmioくらいギリギリにスピードをコントロールするのが、逆にハイテクだとワタクシは考えるものであります。

数字だけを並べれば見栄えは悪いけど、仕方ないよね、的な・w

ちなみに、面倒くさいのが嫌いで、リアル・コンタクトポイントでの商談とか、MNPをご所望のユーザーに関しては、現状、ワイモバイルへとガーっと流れているのも間違いありません。

ワイモバ扱いのiPhone 5s なんてまた値下げして、実質ゼロ円状態ですわ。唖然。んで、一年目は、1980円から、しかも、無料通話付き的な......。

ということで、格安SIMギョーカイは、そんなに甘い世界ではないのでは? というオハナシでございました。

LINEモバイルの健闘を祈る。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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