ということで、着実に利用者数を伸ばしている格安SIMブランド、マイネオ。
中の人曰く、2016年10月下旬の契約者数は、マイネオ側の想定を遥かに超えるものだったそう。
やっぱり、“本質的な魅力”は、ジワジワと多数派に浸透しているのでしょう。目出度いっ!
んで、マイネオが発表している資料で面白いものがあったのでご紹介です。
ぢゃん。
「マイネオと組み合わせる端末は、どんな風に調達したのか?」。
契約時のアンケートによるものだそうです。
1位は、今まで使っていた端末。45%。約半数としてもいいでしょうか。
凄く多いという印象です。
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SIMフリー端末とのセット販売が当たっている、楽天モバイルとかでは違う結果となるでしょうが、マイネオに限らず、OCNとか、IIJmioとか、BIGLOBEとかも似たような感じでは? と勝手に推測いたします。
じつは他のアンケートでも似たような結果なものを見たことがあります。
格安SIMと組み合わせている端末のブランド名ランクだったのですが、多数派はiPhoneとペリアでした。これもキャリア端末の使い回しの結果だと思われます。
つまり、今までキャリアと契約していたiPhoneやペリアはそのままに、更新月が訪れたら格安SIMへと即日MNP。それまで9000円前後払っていた通信費が一気に2,000円以下へ、というパターンかと存じます。
ま・さ・に、格安化、でございます。
ちなみに、5位には、「以前、使っていた端末」が入っています。
1位と5位を合わせると、55%。
軽く半数以上の人が、新規には、端末へ投資をしていないという次第。
ただし、です。
さすがに、いつかは「もうこれ、ボロ過ぎ~」となる日は来る。
格安SIMブランドの契約者数ばかりに目がいきがちですが、日本仕様のSIMフリー端末に対する潜在的ニーズは、これからこそ白日のもとにさらされると言えるのではないでしょうか?
5万円前後のファーウェイ P9 が意外と売れているというのは、もしかしたらその現れかも。
やや高めの価格路線な、ASUS Zenfone 3 シリーズなんかも、実はいい線突いているのかも。
んでワタクシ、Xperia X Compact の国内仕様SIMフリー版が、出るのでは? と予想しているのですが、税込み5万以下の値付けだったら、当たる素地はあるかも? と思ったりします。
えっ、やっぱりiPhoneがいい、ですか?
現状でもSIMフリーのiPhone SE は、かなり戦略的な低価格路線。ぜひチェックしてみてください。
Appleとしては、キャリアとツルんで、利幅の大きい最新iPhone 7 を第一に売りたいのは当然。SIMフリーiPhone 7 の価格も、そんなキャリアに配慮したものに設定されています。
んで、です。
「今まで使っていた端末を、格安SIMへMNPしても使い続ける」という人が、すっげー多い状況を鑑みるに、SIMロック解除可能となったiPhone 6s / 6s Plus 世代が更新月を迎える、来年2017年の秋以降は、結構ヤバイことになりそうです。
auもソフバンも相当くらうのは必至でして、特にソフバンなんか、逝っちゃうかも。マジで。
中古マーケットもiPhoneとペリアのSIMロック解除化が進めば、当然、膨らむ。
一年後なんか、もっともっと格安SIMの認知レベルは上がる。職場とかで、「オレもう使っているけど、メチャ安最高~」などとエバンジェリストぶりを発揮している人も増えているはずだしぃ。
もちろんSIMフリー端末のバリエーションのほうも、さらにパワーアップしていることでしょう。
あと、総務省はまだまだキャリアにプレッシャー掛け続けていて、帯域の卸の値下げも、きっと現実化することでしょう。
まだまだ変化するな、間違いなく.......。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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