ということで、微妙にショボい印象の新端末、Pixel / Pixel XL。
でも、真の主役は、Google Assistant。
ここで、ベタに歴史を振り返ります。
スパコンの時代から、パーソナルコンピュータの時代へ。コンピュータの民主化。
1996年発売のWidows 95を旗頭として、PCは、ネットワーク化されていく。そう、インターネット黎明期。
ネットの時代、果たして必要な情報を、個人がどう発見するか?
ハイパーリンクをずっと辿ってゆくの? それともいちいちアドレス打ち込むの?
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そうしたニーズに答えるカタチで登場したのが、Yahoo!。けど、初期Yahoo! は、人力でウェプページをカテゴライズしていって、インデックス化していた......。
これに対抗するよう、各種パラメータを設定しつつ、自動的に検索結果をランキングするサーチエンジンが複数登場する。
しかし、そのいずれもが、設定パラメータを解析されつつ、検索結果が、実質スパム化してゆく......。
どうなるインターネット?!
そんな折に登場したのが、Google検索。
それから10年以上が経過した今、検索と言えば、どんな感じになっているでしょうか?
Ping使ってまっか?
えっ、Yahoo! Japan で検索している、ですか......。あれ中身は今やGoogleです。
んで、Google登場時、ベストセラーになった新書が梅田望夫の『ウェブ進化論』。2006年。
Googleの革新性がいまいち良く分からなかった多数派が漠然と「今までとは違うみたい」を認知するための書。Web 2.0 なる言葉も流行りましたっけ。
今年2016年秋、Google Assistant 初搭載端末として、Pixel / Pixel XLがデビュー。
2016年に入ってすぐに、これまでGoogle 検索の要だったPageRank のリーダーがGoogleそのものを退社している。後任は、Google AI部門のリーダー。
Alpha Go が、囲碁のトッププロを打ち負かした理由も、それ.....。従来的なアプローチでは勝つまでに後、10年掛かると言われていたものがドラスティックな進化を遂げた.....。
ただし、ディープラーニングの開発者でさえ、なぜAlpha Go が、そんな“一手”を打つのか最早、理解できないんですとー。
結果として、プロに勝った、と.....。
このあたりで、映画「ターミネーター」のストーリーが脳裏をよぎるのは、ワタクシがオッサンだからでしょうか......。
けど既にGoogle はAIに本格的に舵を切った、と。
そのひとつの出発点が、Pixel。Google Assistant のAPIは公開され、SDKも配っちゃいますよ、と。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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