後発にもかかわらず、格安SIMギョーカイで、シェアNo.1 を獲得してしまった楽天モバイル。
通話回線付きSIMとSIMフリー端末とのセット販売が最大の特徴です。
そして、昨今、日本のSIMフリー端末の世界で、シェアNo.1 を継続中のファーウェイ。
新作P9 lite が爆売れしているのが絶好調の背景ですが、見逃せないのが、実質ハイエンドと称してもいいP9 も結構のボリュームで売れているという事実。
格安スマホ。結局、絶対的な低価格を求める向きが、多数派。具体的には税込み3万円以下がボリュームゾーン。
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にもかかわらず、P9 は、定価レベルでは、税込み6万円オーバーというシロモノ。まさに新たな潮流がそこに......。
んで、です。
9月末、楽天モバイル独占販売というカタチで、日本に投入されたのが、honor 8。おな~、ではなく、オーナーと記述するそうです。
ファーウェイのダイレクト・ショップでの定価は5万弱ですが、楽天モバイルは、いきなし、3万5,000円程度で発売開始しました~。
そこで気になったので、人気のP9 とスペックを比較してみました~。
結論。きっとほとんど同じものでしょう。
筐体の厚みは若干増していますが、これはhonor 8 の背面仕上げがガラスだからでしょう。プラットフォームはきっと共通か、と。
目立つ違いは、CPUのスペックですが、ジェネレーションは同じでありつつ、申し訳程度にスペックダウンした....みたいな印象。
RAM容量もhonor 8 がP9よりも1GB大きい、4GBだったりして逆転しちゃっているしぃ。
5.2インチのFHDのモニタ・スペックも表面的には同じ。
バッテリー容量も、3,000mAh で同じ。
そして、まさに目玉な、デュアルレンズによるカメラ!
レンズの明るさとか同じ......。honor にはさすがにLAICAのロゴは入っていない。けど、ファーウェイ・ジャパンの社長曰く、もちろんカメラモジュールのハードウェアは大切だけれど、肝となるのは、ライカと共同開発している、“アルゴリズム”とのこと。
iPhone なんかも、まったく同じだと思います。
デュアルレンズという凝った機構でのアルゴリズム、すなわちプログラム。わざわざhonor 8用に変えることこそコストアップと申せましょう。つまり.....同じ。
ファーウェイにとって、日本のSIMフリー・マーケットでの実質の敵は、ASUSのみ。
Zenfone 3 が税別で3万9,800円(日本仕様)。
※ 楽天モバイルでも定価販売。
楽天モバイルのhonor 8 の値付けは、完全にここにブツケてきているか、と。もちろんファーウェイもグルな価格設定でしょう。
爆裂に売れているだろう、P9 lite が税込みで2万円台半ばで流通しているわけで、まさに、楽天モバイル版 honor 9 は、P9 lite とZenfone 3の中間の価格帯にドンと鎮座しているぞ、と。
何より、デュアル・レンズって、誰が見てもオッって思わせる意匠でありまして、それこそ某話題のスマホのでっかい方も、デュアルレンズっちゅーか、デュアルカメラですしねぇ。話題性もあるぞ、と。
売れる要素は揃っているし、価格に関しても、楽天モバイルとファーウェイは、極めて戦略的であるのも間違いがない.....。
年末とか年度末とか、もっと凄い激安価格でシェアを取ろうとしてくるはず.....。
楽天モバイル、こと“売る”って部分では凄い。けど、格安SIMに関しては、通信事業者としての社会的な責任もあるのだから、ケチケチしてないで、もっとドコモから帯域、仕入れたら? とは思いますけど・w
などと本ブログで書いたところで、楽天モバイルは、まだまだ激売れを続けることでしょう。
ということで、機会あれば、honor 8 をチェックしてみてはいかがでしょうか? というオハナシでした~。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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