2016年1月28日木曜日
日本通信(b-mobile)赤字転落原因、『VAIO Phone』の価格を調べてみた【格安スマホ】
格安SIMの老舗とは言える、日本通信。ブランド名は、『b-mobile』。
この度、2016年3月期の連結業績を発表しましたが、11億円の黒字を見込んでいたものの、ななんと一気反転、15億円の赤字だそうです。
まず土台のSIM事業が、超低迷ですね。売上は、36.9%減の43億円。
法人需要も、予想ほどには取り込めなかった模様.....。
競争激化の格安SIMギョーカイですから、まっ、Dis.られキングでもあらせられる日本通信のバヤイ、新規はもちろん、解約とか凄かったと勝手に予想いたします。
さらに、業績の足を引っ張ったのが、そう、一世を風靡した『VAIO Phone』の存在ですな。
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そもそも全体からすれば、現在時点で格安SIMに手を出しているのは、まだまだアーリーアダプター層であります。
さらに2015年後半の、世界各社からのSIMフリーモデルの激安投入も凄かった.....。
“クレージュ柄の こたつ布団”みたいな商法が通用するほど甘くはなかった、と。
“イオンのスマホ”で、Nexus 4 の在庫が一瞬にして掃けたってのが大きかったのかもしれませんけど、イオン・グループのステマ能力も、ずっと続くわけではない。
ちなみに、楽天モバイルの認知度の高さだって、ブロ野球球団、持っているわけですし。
あと、自社SIMとの抱合せを大前提として、ベースモデルの二倍弱の“勝手な定価”を付けちゃうセンスもどうかしていたかな、と。
結果として、VAIO Phone、てんで売れなかった、と。
そこで、です。日本通信は、密かに中古マーケットでバラ撒いているのかな~? と思い、Amazonで、VAIO Phone をチェックしてみました。
3万2,000円から(2016年1月28日記)。Amazon の場合は、税込み表示です。まっ、安いと言えば安いのかなー、と。
ただ、やっぱり思い出すわけです。
年末、楽天モバイルが、HTC Desire 626 を約半額の1万5,000円程度で売っていたことを.....。
日本通信、ヌルいっしょ、やっぱり.....。
ただし、VAIO Phone の製造原価って2万円を切っているはずだから、在庫処分しているにしては、高い相場が維持されている印象。
ここで、日本通信赤字の記事を読み直すと、“在庫評価減”とあります。
ようするに、倉庫に在庫の山がまだあって、それが時間の経過とともに、原価償却されていって赤字計上にプラスされているみたい.....。
ベースモデルが存在していたとしても、自社ブランドでまとまった量を買い取りとかしちゃうと、スマホ商売って、とってもキケンみたいですねぇ.....。
ともあれ、です。格安SIMギョーカイの生き残りバトルは続くぞ、と。
とりあえず、いぢょ!
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