■ とくに「ギガホ」かなりヤバイ、かも
ということで、スマホねたっちゅーか、ドコモねた、かな・w
先日もドコモ 2019夏の新料金プランについて書きました。ただし、ワタクシ自身、なんとなく“本質”が掴みきれていない感じなので、じつは、楽天モバイルとか、BIGLOBE とかの格安SIMも含めて、いろいろ最新情報を探ってみたのでしたっ。
足とWEB、両面にて。“時間” 使ってますよん。
愛用中の「マイネオ」でかなり満足しているので、昨今あんまし、スマホ情報系 で消耗したくなかった、というのが正直なところ。
で・す・が....。
マイネオが6月に、低速モードの増速実験を行うっちゅーのも個人的ニュース。
※ UQモバイルの500kbps プランとか、楽天モバイルの「スーパーホーダイ」= 1Mbps とかが、きっと念頭にはあることでしょう。マイネオには、ぜひ低速モードの増速化を実現していただきたく。
あと、菅官房長官の鶴の一声、とか、ファーウェイ問題とか、PayPay に代表されるQRコード決済の流行とか、ここにきて、スマホまわりに“動き”が出てきたので、われ浦島太郎、出撃なりっ、というわけ・w
ただし、菅官房長官が何か言ったというよりも、時代が変化し続けているので、“時代にあわせて”顧客満足度を上げるという要素も無視できません。
大枠ではキャリアは、ARPU は減らしたくない、っちゅーのがあります。ドコモも一応、民間企業のふりしていますから、キャッシュ・フローは維持したい、と。菅さんが何と言おうが・w。株主さんたちに怒られちゃいますからね・ww
※ じつは大株主はいまだ日本国。管理しているのは財務省だったりするのですけどね・w
なので、各キャリアは知恵を絞る、と。
■ ギガライト派なら、積極的に格安SIMも検討すべし
ドコモは“直球”でした。
マーケットとしては、二極化。データを使う人 と 使わない人。その二極化。結果としての、「ギガホ」と「ギガライト」の二択 なわけです。auのパクリとも言えますが・w
ギガライトは、それほど(パケ代が)安くないので、ギガライトご所望の向きには、端末をSIMロック解除しつつ、解約前にバッテリー交換しつつの、格安SIMへのMNPをご検討していただきたいところ。
ただ~し、音声通話をかなり重視する方々にとっては、ドコモで言えば、「カケホーダイ」とか「カケホライト」という選択肢は無視できないところではありましょう。
どれぐらいの通話クォリティを求めるか? でもチョイスは変わる、と。
■ 格安SIMのメイン回線化は、やっぱり敷居が高いとは思う
あと今回、格安SIMの最新プランを探ってみたわけですが、今まで ずっとキャリア契約だった人が、様々な選択肢、様々な情報から、データ通信オンリーなサブ用ならともかく、伝家の宝刀「メイン回線」を格安SIM化 するちゅーのはハードル高いでしょ、とは思いました。
端末使い回しで、3GBプラン選んで、通話回線付きSIM の相場は、約1,700円 /月。安っ。通話だって、LINE とか、Google Hungouts なIP電話を利用すれば格安で済みます。
理屈、というか、現実はそうです。
けど、人って、わずかなネガを想起しつつ、動かないケースが多い。ネガな言い訳は、それこそゴマンと出てくる。そんな精神構造がフツー でしょう。
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またワタクシが格安SIMをメイン回線化したのは、2015年。以来、時代背景が高速で変化していますね。
まずワタクシ、IIJmio でのメイン回線化だったわけですが、当時は、即日MNPできるのは、全国のビックカメラ数店でしかなく、それもリアル店舗へと赴かねばならない....みたいな時代だったわけです。わずか4年前。
当時は、ワイモバイルにしろ、UQモバイルにしろ、経営方針そのものが「次、どしよ?」みたいな時代。
ただし その後、腹くくったワイモバイルは、ソフバン本体から広告宣伝費供与を受けつつ、バンバンに宣伝。家電量販店のスマホ併売コーナーには既に常設スペースありましたし、イーモバイル時代から受け継いた直営リアル店舗も多数あった、と。
※ ワイモバはMNO なので、ランク外。けど、楽天の遥か、上ですよん。
負けじと、UQモバイルも追従、と。ただしワイモバに比べると、リアル店舗の数が少ないというハンデは、未だ変わらず。それがシェアにも如実に現れています。
んで、楽天はハナから異端。
ワタクシ自身、話題になっていたので、“ブログ ねた”として契約を検討したことがあるのですが、ちょっと調べたら通信品質、サイテー。にもかかわらず、化物のように契約者数を伸ばしていったのでした。
日本通信とかIIJmio が作ってきた、それまでの格安SIMの文脈とは違うところで、大人気を博したみたいなのです。
※ やっぱりそれまでは、マニア、アーリーアダプター系が主流ではあった、と。
楽天の中の人曰く、「Anadroid 端末のラインナップを増やした時から火がついた」と。これも2015年あたり。楽天ブランドの知名度、楽天スーパーポイントのばら撒き、既に楽天ユーザーだった人(アカウントもっている)の多さ、みたいなものが相乗していたのだと思います。
んで、最近では「FREETEL」の買収にてメイン回線ユーザーを爆裂に増やしつつ、「スーパーホーダイ」にて、実質1Mbps 使い放題を実現してしまった、というのが大きいとは思います。
リアル店舗の拡大にも積極的ですしね。
そんな中にあって、マイネオが上位をキープしているのには訳がある、とお考えいただきたい。基本的にワタクシの“推し”は変わっていません。
んで、ドコモの最新料金プランに話は戻ります。
先にも述べたよう、データをあんまし使わない人用の「ギガライト」には、まだまだ他にも選択肢はあると存じます。
一方、データをできるだけ使いたい人用の「ギガホ」が、結構、ヤバイっ。
30GB 使い切った後でも、1Mbps の速度でデータ通信できちゃうのでした。
強く打ち出している4,980円っちゅーのは、たった半年の見せかけでして・w。定価、6,980円とおぼえておきましょ~っ。
とはいえ、1Mbps のスピード出てたら、動画でも結構、ハイクォリティな画質で楽しめちゃう。何しろドコモ品質、同じ1Mbps でも楽天のとは違う。マジで。
実質、「使い放題」状態。
特定のSNS とか動画配信サービスだけが、使い放題みたいな小手先のワザとは違うのです。先にも述べたよう“直球 勝負”に出たわけですね。
auもソフバンも間違いなくギガホには「ゲっ」となっていると予想。
確かに絶対的な価格は決してお安いとは言えませんけど、そうでなくても大容量プランに関しては、大してメリットを打ち出せていなかった格安SIM勢も「ゲゲ~っ」なはず。
■ 家族の“個”を打ち出すことでARPU 死守も狙う
さらに今回、ドコモが強く打ち出したのが、家族であっても “個”、みたいなこと。
今回のCFキャラは、江口洋介と、橋本環奈のふたり。たったのふたり。
ビジュアルでは、そんなたった二人が、そっぽを向いているのですよ。
家族感、ほぼゼロ。
ほら。
ほら。
ほら。
でしょ?
題「わたしはわたし。俺は俺」・w
カタログにもしっかり言語化されているのでした。
ほーらね。
今までドコモも“シェアプラン”で、家族まるごと囲い込もうとしてました。
けど、それだと、家族が使っているデータ量が筒抜け。小学生はともかく、中学生とかになると、それって嫌でねーの? 親子関係だけでなく、夫婦にだって秘め事あるしね・www
ここでCFキャラについて。
ふたりとも年齢不詳でしょう。親子にも見えない。
けど、2019年6月現在、江口は51歳、橋本は21歳なんす。見た目、江口は若いし、橋本は大人びているけどね(小悪魔 ?)、と感じるのはワタクシだけ?
けど年齢差だけ鑑みれば、十分に“親子”なんす。
見てるユーザーは、潜在意識下で“反応”するんです。
ワタクシの身近な例で言えば、親父が NTT職員、大学生の娘は、その親父のことが大嫌い。まずは家族の LINE Talk から娘は、離脱。あげくの果ては、ドコモからポートアウトして、auに変えちゃった。親父、現役NTT職員 なのに....。
これ“作り”ではなく、マジで本当のオハナシ。
けど、別に、ありがち、だと思いませんこと?
そんなもんっしょ、家族の現実。
大学生の娘のスマホ代、親父が払っていたとしても、娘は「私は私」でしょう、フツー。
アラフォー母ちゃんだって、データ使用量、のぞき見されたくない人、多数でしょう。なんで「セカンドバージン」みたいなドラマとか映画がヒットしたのでしょうか? いやはや、これマジっすよ。
ドコモとしては、時代背景(当然、年々、データ使用量は拡大している)もありつつ、ユーザーのほとんどを「ギガホ」に誘導したいはずです。さすれば、ARPU キープもヨユーでしょうね。
ともあれ、肝要は.....
「天下のドコモ様が、実質、無制限プラン を出した」
..... ってことでしょうか。ドコモ・クォリティの通信品質にて。
そしてその、月々6,980円をどう捉えるか? ですね。もちろんテザリングも自由自在ですしね。
“光”ヤメちゃっても問題ないかも、とか、ましてやWiMAX のモバイルルーターとか、てんで いらないよねー、とか、波紋はいろいろ広がってゆくのでありんす。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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