2016年4月6日水曜日

DTI SIM の“どっちもお得キャンペーン”は本当にお得? mineoと比較っ!【格安SIM】


ということで、格安SIMの新興勢力のうちのひとつ、『DTI SIM』が新たな、無料キャンペーンを開始しました

題して、『どっちもお得キャンペーン』。

半年間、980円が割引きというのは、以前と同じ。今回は、3GBプランだけでなく、10GBプランも適用ということで、“どっちも”なのであります。

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データSIMだけでなく、通話回線付きSIMの設定もありますよーん、と。

んで、具体的に「本当にお得か?」に行く前に、DTI SIM のビジネスモデルの再確認をしたく存じます

3月までで終わりと宣言していたキャンペーンが、4月に入って数日で、実質、復活なのです。

ワタクシは、それを“予言”しておりました。正解です。エッヘン・w

まあ要するに、日中、高齢者相手にCFを流している、健康食品とか化粧品なんかと同じなんですよ。

まずは、無料サンプル、お送りします、なのです。

もちろん、それで終わりの人もいるでしょうけれど、一定の割合いで、居残る人たちがいる。その人達が真のお客様となるわけです。

DTI SIM は、露骨にその路線なのです。

一応、キャンペーンの期限は区切りつつも、手を変え品を変え、ずーと、何らかのお得キャンペーンを続けるのですよ、きっと

期限区切ると、お客は焦るでしょ。まっ、そういうこと・w

ワタクシとしては、dis.るつもりはなく、「きっと焦る必要はない」ことを皆様にお伝えしたいだけ。どうせなら、本当に必要なタイミングでこそ、DTI SIM のお得キャンペーンを利用してみては? ということです。

次。

タダより高いものはない。という日本の格言がございます。また、損して得取れという格言も有名。

で、タダなんだから、格安SIMが気になっている人は、気軽にトライしてみれば? という説があります。

けど、本当にタダなのでしょうか? また、格安SIMの経験値が低い人にとってのお試しに、DTI SIMが最適なのか? ちょっと疑問に思っているところ。

なので、ワタクシが愛用しているmineo(マイネオ)と具体的に比較しながら、解説したく存じます

まず、初期費用の存在。

DTI SIMの場合、3,000円(税抜き)がもれなく掛かります。

仮にキャンペーン終了の半年後に退会したとすると、それでも月々 500円払っていたことになります。

つまり、タダではない。

一方、マイネオの場合、Amazon でエントリーパックが格安で販売されています。



つまり、初期費用には価格差が存在するということです。

でも、それでも、月々500円ちょっとで、3GB/月が使えるからお得なのでは? と思われる方もいらっしゃることでしょう。

はい、そのとおり。

ただワタクシ、こと格安SIM初心者が、DTI SIM に“お得そうだから”という理由で飛びつくのは、あまり賛成しません

※ 既に格安SIMの経験があり、ある程度の、具体的な尺度をお持ちの方は、まさにご自由にご判断くださいませ。当たり前ですが.....。

というのも、DTI SIM は、“低速モードと高速モードの切り替え機能”という、格安SIM各社が(ほぼ)実装している“機能”を省いている格安SIMだから、です。

このスピード切り替え機能、、ドコモ、au、ソフバンといったキャリアSIMしか使ったことがない方にとっては、知識として理解できても、具体的には、その価値が判然としないのではないでしょうか?

また、キャリアで実装していないのだから、別に格安SIMだからといって実装にこだわる必要もないのでは? というのが、DTI SIMの考え方でしょう。

老舗のテクノロジスト集団、IIJmio が格安SIMの“機能”の世界を広げてきただけで、何もそれを真似する必要もないのでは? という考え方はアリ、です。

また、“機能”が高まり複雑になれば、それに応じて格安SIM会社は、相応のコスト投下が必要になります。DTI SIMとしては、その分、お値段をお安くします、ということもあるでしょう。

繰り返します。

初心者の方にこそ、フルスペックの機能を備えた、格安SIMを最初に試してみていただきたい

去年の今頃でしたら、ワタクシはIIJmioをオススメしているところですが、今は、mineo(マイネオ)をフルにオススメしたいと思います。

ハッキリ言いましょう。

マイネオは、IIJmio の良き機能をフルにパクっているんです・w

しかも、マイネオの低速モードは、使い放題。無制限。一方、IIJmioの場合は、直近三日間、366MB使うと通信規制が入ります。

特に、LINE MUSIC等の音楽配信サービスが大好きという方は、マイネオの低速モードが使い放題という太っ腹ぶりは、絶対に無視してはダメ。

マイネオは、さらにその上で、2015年12月、ユーザーフォーラムを媒介とした、『フリータンク』という機能を新稼働させています。

今のところ健全に機能しているので、イザという時、月 1GB、タダでもらえちゃいます。

こんなの他の格安SIMブランドには無いです。ワタクシも使っていてビツクシ。

高いか、安いか。お得か、否か。

もちろん、尺度によって変わってきます。

けれど、まずはマイネオを実体験してしまえば、今後もいろいろと登場してくるだろう、格安SIM、及び付帯する各種・お得キャンペーンが、ジブンにとって本当にお得か否かを、迷いなく判断できるようになるのでは? ということ。

その上で、「おっ、DTI SIMのお得キャンペーンは、マジでお得だ!」で良いのでは?ということ。

冒頭に述べたよう、DTI SIM は、これからもずーっと、手を変え品を変え、何らかのお得キャンペーンを、集客ツールにし続けることでしょうしネ・w

まあ、ドコモから仕入れる帯域の卸売り価格は、基本、どの格安SIM会社も同じなわけです。これ大前提

SIMの機能を盛っていけば、それはコストに直結する。

※ 下手にケチって、ありえないコケ方をしたのがイオンモバイル。まさに悪しき例

ただし、格安SIMの相場っていうのは、既にほぼ決っている。絶対的な、ARPUを下げるのは、もう限界に来ているはずです。

だからもう、ゲームの“ルール”はあらかた決まっちゃっているのです。

天下のIIJmio だって、未だに、地上波でCF打ったり、ましてや高額ギャラのタレントを起用していないでしょ? ズバリ、広告宣伝費の部分を可能な限り圧縮したいってこと。

後発のマイネオとしては、IIJmio と同じことをしていてはダメってことですけれど、相当な資金力がないと、到底、マイネオの真似はできないとワタクシはみています。

ちなみに、マイネオの親会社は関西電力です。腐っても親方日の丸系。

なので資金力があんまし無いところは、ゲームのルールの中で、変化球的な商品特性をアピールするしかないのであります。

DTI SIM の広告に関しても、有名タレントを起用してマスにアピールするのではなく、インターネット広告、それもユーザー・タイプを選別した上での個別マッチングに注力している。

DTI SIM のバナー・デザインなんかは、まるっきり健康食品系です。DTI SIMの関連会社には、ウェブ広告の会社もあって、そこのノウハウをフル投入しているそう。

つまり、ハナから経験値の高い層は相手にしていないということ。

とりあえず、いぢょ!

【追記 2016年4月9日】

     ひとくちに格安SIMと言っても、その中身は天と地っ!



ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ

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