2017年8月22日火曜日

それでも年間320万台! 富士通がarrowsブランドを手放さない理由!【ドコモ / スマホ】


■ 年間320万台か。ドコモ様々......

ということで、富士通ねたっちゅーか、arrows ねた。

日経がリークして、どうも来月には富士通本体は、別会社化したばかりの、富士通コネクティッドテクノロジー社を売っぱらう予定らしい......。

けど、丸ごと売るのではなく、一部株式とかは富士通本体が所有し続けるらしい.....。

つまり、スマホの開発・製造からは撤退するものの、arrowsブランドは存続させるみたいなんです。

素人的には一見、不思議.....。

けど、別記事にて興味深いデータが......。

arrows は、2016年度に、ななんと年間320万台も売れたのだとか。マジか。

年末の冬春モデルで富士通大好きハイエンドAndroid。

夏モデルでは一転、SIMフリー転用を大前提にしたミドルエンドAndroid。

そんな作戦が、昨今の富士通arrows。

まあ、いくらSIMフリーに注目が集まっているといっても、arrows M03 とか、M04 は台数的に限界があるはず。

となれば、キャリア経由にて販売するarrows の台数が物凄いということになる.....。

ここでやっと気づく。

Xperia とか、AQUOS とかはauやソフバンも扱っているが、arrows は違う。ドコモべったりやんけ。昔のことは知らぬが、昨今のarrows はドコモ茸なんだなー、と。

arrows って特殊な存在なんだ......。

■ ソニモバは、黒字転換したらしいけど.....

国産スマホ生き残り組の京セラは、じつは北米用の格安系がとっても売れているらしい。基本、ガラパゴス端末では無いということ。

ガラケーの時代から、富士通端末は少なくないファンが存在しているわけで、ドコモとしても、arrows をドコモ茸として売りたかったのでは? と勝手に想像。富士通も侠気見せたっちゅーか、ドコモとひっついていたほうが楽に儲かったのでは? と。

あとソニーやシャープと違って、富士通とかNEC って、ドコモが顧客だったりもする。まさにB to B の大口顧客。NECはスマホ事業で大赤字が累積していたので、ドコモがApple と契約したのを、これ幸いとばかり、とっとと離脱。

NECと同時にスマホから離脱したパナも、やっぱり富士通とは異業種的かなー、と。

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んで、Android 4.0前後の二年間くらい、arrows の地雷原ぶりは超有名でした。

当時、なんでそんなヤバそうなの大勢の人が買うの? とドコモ・ショップの人に尋ねたことがある。

ガラケー時代から富士通は人気メーカーだったこと。多数派はネット上の評判とかあんまし気にしないこと。ドコモ謹製月刊カタログのスペックを比較しただけで、商品名決め打ちで来店するので、「いやいやお客さん、それは.....」なーんてドコモ・ショップの人が、言えないこと。そりゃそうだ・w。ちよっと迷っていればアドバイスできるのだけれど、「これください」って言われて、「それはやめといたほうがいい」なんて言えるわけがない、と。そりゃーそうだ・w。

スタッフによってはすっごく怒っていた。端末にトラブル発生して、販売最前線にて顧客に頭を下げるのって、ドコモ・ショップのスタッフだもんねー。

んで、です。

一時ほどの人気は無いとは言っても、腐っても年間340万台。しかもこの数字、ほぼ国内だけ.....。凄い。

防水とかおサイフケータイみたいなガラスマ機能の最新ノウハウみたいなものは、提供しつつ、ファーウェイとかに端末そのものの設計・生産は委託したほうが儲かるのではないか? まさにこれ、ドコモ利権.....。

売る相手は、ファーウェイとかレノボみたいなメーカー名だけでなく、イギリスのファンドも含まれているけど、年間300万台以上のニーズって、ソートーにオイシイでしょ.....。

そもそもスマホで利益上げているのはApple がほとんどで、残りちょっとがSamsung。PCと同じく、この先も奇跡のように儲かる商材とは考えにくい。IBMがPC部門をレノボに売っぱらったのはビツクシしたけど、今を考えると、IBMは先がまさに見えていたのだな、と。

arrows ブランドは存続させつつ、委託生産したほうが、何か面白い端末、出来るかも....であります。

ということで、時代は変化し続けるのであります。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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