Google自身が、スマホファーストなるスローガンを明言している。
ただし、そんなスマホファーストの時代、Googleが一番嫌なのが、Amazon 謹製アプリとかで、商品名をいきなし検索するような流れ。
ユーザーは、いきなりAmzon が作り上げた生態系に入り込んでしまうゆえ。
もうちと具体的に。
ユーザーがスマホで暇つぶし。ニュースフィードで気になる商品が見つかった場合。
ユーザーは商品名を暗記しつつ、Amazon アプリを立ち上げて、「Amazon ではいくらで売っているのか?」みたいな情報に接する、と。下手すると、そこでポチってハイおしまい。
Google の検索システムがスルーされてしまう。これ、Googleとして、おまんまの食い上げに直結。
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PCの場合、ネットとの接続は、ブラウザ経由が主体。
スマホの場合、ネットとの接続は、アプリ経由が主体。
さて、どうするか?
スマホの場合、OSレベルで、PCのブラウザ環境と似た利便性を提供することが大事になってくる。
ということで、Android 6.0 Marshmallow から新実装された、『Now on Tap』。
ホームボタンの長押しで、そのモニタに写っている情報から、利用者が欲しているだろう情報を自動的にピックアップするという仕組み。
冒頭の写真は、新型のカメラのニュースの画面をNow on Tap したもの。
製品名やメーカー名が自動ピックアップされて、“さらなる検索”だけでなく、ニュース、共有、YouTube、メーカーの公式サイトへの移行が簡単にできてしまう、と。
Nexus 5では、とうの昔に体感していたNow on Tap であるものの、今回、Xperia Z3 Compact でイヂくってみて感じたのは、Now on Tap そのものが進化しているのでは? ということ。
ユーザーごとのニーズの違いを学習によって洗練させてゆくAi なわけですが、ユーザー情報の蓄積以外でも、Aiそのものが進化しているのでは? な感じ。
ちなみに、iPhone でホームボタンを長押しすれば、Siri が起動するわけですが、ひとくちにAi とは言っても、実用性では、Now on Tap が圧倒的なのは間違いありません。
ってか、iPhone な皆様、Siriって使ってます?
ワタクシの場合、音声入力で何か検索したい時は、迷わずGoogleアプリを立ち上げていたりします。
ということで、Android 6.0 Marshmallow からは、Now on Tap が使えますよー、ということで。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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