2013年9月12日木曜日
「SBMのiPhone 5sと5c」
今回の「iPhone 5s」で最も驚いたことは、ひとつのボディで国内3大キャリアすべての周波数帯に対応していること。
iPhone5までは、GSMモデルとCDMAモデルが存在して、もちろん前者がSBM用、後者がau用として別々のモデルが供給されていたように思う。
具体的には日本用「5s」のモデル名は「A1533」。同「5c」のモデル名は「A1532」となる。
ドコモに対応するLTEは3バンド。
ただし、超メインの2.1GHz帯は既に満員御礼状態にある。年末年始のあけおめメールとかツイッターとか今から超楽しみである。またiPhoneそのものがそーとークセのある端末であるらしく、ノウハウ不足のドコモがどれだけの通信環境を実現するのか? とにかく楽しみすぎる。MNP流失は減る可能性は高いが、土管屋としての大前提が崩落する.....というシュールな世界が現出するのであろうか。
次、auの場合。やはり1.5GHz帯は無視したよう。800MHzと2.1GHzのデュアルLTEとなる模様。とはいえ、超ヨユー。
なのでオススメは前回のエントリーでもご紹介したよう、在庫限りとなっているauの「iPhone5」をキャッシュバックMAXの状態(フツーで五万円)で購入。「5s」へのお得な買い替えプランを期待しつつ、年末をまた~り過ごすというもの。
そしてSBMの場合。2.5GHz帯のAXGP(TD-LTE)にAppleは対応せず。従来どおりの2.1GHzをメインとしつつ、イーモバ買収によって得た1.7GHz帯のデュアルバンドとなる。頼みの1.7GHz帯ではあるものの、都心中心に0.9万局しかなく、おまけに3G用の帯域をLTEへと振り分けることも遅々として進んでいないよう。これら環境はiPhone5とまったく変わらない。
SBMもドコモ同様、パッツンパッツンの回線で年末年始を乗り切るというのが一大ミッションとなる。
ただし、ドコモとは違いSBMには一筋の光明あり。
それは新しいiPhoneが「900MHz帯LTE」にも対応していること。
SBMがプラチナプラチナと大騒ぎし始めたのはこの900MHz帯を取得したことに端を発している。ただし、LTEの運用開始は法的に「2014年夏」と定められている。「iPhone 6」のリーク記事に夢中になっている頃に、粛々とSBMの900MHz帯は運用開始されるというわけだ。
まっこと、今回、孫氏は大人しいのう。
ともあれドコモがiPhoneを扱うようになって、端末によるキャリアの差異というのは実質ゼロになった。新しい日本である。えっ、Windows Phoneが気になっているって? どうぞご自由に・笑。
さらに今回のiPhoneは1台で3大キャリアの周波数に対応してしまう。
つまり何らかの手段でSIMフリーのiPhoneを手に入れたとしよう。もちろん日本仕様である。
となればSIMを抜き差しすれば、どこのキャリアの電波でも拾えちゃうってことでしょう? これぞ新しい日本ですな。
しかもこれ実現している端末はAppleだけではない。
今週末発売されるというセルラー仕様の「Nexus 7 2013」。コイツも同様なのであります。
で、Nexus7でそれやれるのだったら、当然「Nexus 5」でもやってくるだろう。ドコモがiPhone扱うようになったのでもう遠慮はいらない・笑。
で、価格は299ドルとか・笑。
とにかく何らかの手段でauのSIMは手に入れておこうね。
いぢょ。
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