2013年9月14日土曜日
「中国のiPhone 5c/5s」
七億人もの契約者を抱える中国最大のキャリア「チャイナモバイル(中国移動)」との正式契約なるか? も今回の注目ポイントだった、はず。
北京のワールドトレードセンターで大々的な発表会をする......というのもAppleにとって前代未聞だったらしい。
が当日、会場にはAppleの重鎮はひとりも来ておらず、前日のクパチーノでの発表会のビデオを垂れ流すだけだったらしい。
どうもチャイナ・モバイルとの協議は継続中らしいが、難航しているのは間違いないところ。
何よりAppleの中国用ホームページに行って驚いた。
「iPhone 5c」の価格が、4488元。
そのまま為替計算してみると、日本円で7万3000円とかである。
きっと計算間違えている.......オレ。と思って半ば放置していたのだけれど、ロイターとかWSJの記事を読むと、どうも間違ってはいないみたい。
ちなみに中国では端末に関しては一括払いが大前提となっており、月々の通話・パケット通信量をしっかり払って良い子にしていると、そこから端末価格が値引きされてゆく.......というものらしい。
低価格で端末ゲットすると、そのままバックレて転売みたいな輩が多いんだろーなー、と・笑。
まあそうした商習慣はともかく、紛れも無く乗り出し七万円超えである。「5cの16GB」でこれ。
やっぱりどこが廉価版なんぢゃい.....的なお大尽な価格設定である。日本と変わらない。いやKDDIやSBMの一括ほうがもっと安いっちゅーの・笑。
当然、この価格ではSamsungとかの屋台骨である一万五千円程度のAndroid端末とはハナから勝負になるわけがない、のである。
いや中国だけでなく、新興国市場には食い込めないのは明白となった。
ということでAppleの頼みの綱はかなりの伸びしろが見込めるガラパゴス島。
au vs SBMの時代は、料金設定とかサービス・プランとかかなりガチだった印象をもった。SBMがギリギリまで後出しジャンケンするのもマジだった、と。でも今回については3社でソートー、話はついていた.......という印象。特に田中さんと孫さんはかなり仲がいい雰囲気・笑。
そもそもARPUを削り合う価格競争を3社ともにする気はない。実際のユーザーの動きを眺めてから、キャッシュバックの料金とかで微調整すれば良いはず。
何よりドコモのiPhoneもSIMフリーに対応しない。だって今度のモデルはガラパゴス島用の専用設計なのですもの。国内3大キャリアすべての周波数帯に対応しちゃう。なので海外に行った時は現地のプリペイドSIMなど使えないわけで、相変わらずガラパゴス島の住人は囲われている、のでありますね。
で、ガラパゴス島では「5s」の予約販売しないとか。Appleの方針らしい。
結局店頭に人がズラリ居並ぶ「絵」がほしいのではないかな。ニュースにもになるしね。ただし北米では20日からオンライン予約開始らしい・笑。
ともあれ「5c」って何だかんだ言って金満なガラパゴス島で期待どおり売れるんですかねぇ。
いぢょ。
▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP
Tweet
-->
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿